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ひとり劇場

記録資料(初日)

これはとある実験施設に収容された少女の物語

アユ
……(辺りを見渡す)ん?ここはどこ?(そこは暗く狭い部屋の中)
アユ
(ガンガンガン!鉄の扉を叩く音が聞こえる)
アユ
(扉の前に行く)
フロイド
番号-814 収容を確認した、問題はない
オースティン博士
では我々はこれで失礼しよう
フロイド
後は"コイツ"に任せる
オースティン博士
宜しく頼むよ
オースティン博士
(2人の会話後、その場を去って行った。足音が遠ざかるのが分かる)
(部屋の前、廊下部分で張り込む。手には常に小銃が構えられている)
アユ
(私は一体どうなってしまうのだろう…彼女は薄暗く狭いその部屋で唯一あるベッドに座って思う)
アユ
部屋の窓には鉄格子、鉄の扉、壁はコンクリートそのまま、あるのはトイレと彼女が座るベッド、小さな机と椅子ただそれだけである
エリック
番号-526、就寝の時間だ(部屋の前でアユにそう伝える)
アユ
番号-526?私はアユです!此処から出して下さい!(扉越しにエリックへ伝える)
エリック
残念だがそれは出来ない、明日からきっちり働いてもらうから今日はもう寝ろ(アユが寝るまでそこに残るようだ)
アユ
何で私が、何で私が…(これ以上何を言っても無駄と悟り、仕方なくベッドで横になる)
エリック
それで良い(それから兵に向き)監視を怠らないように(そう伝え、その場を去る)
(エリックに頷き、アユの監視を続ける)
アユ
私、生きて出られるのかな…(そしてアユは就寝。これから壮絶な日々を過ごす事になるだろう)
アユ

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投稿日時:2021-05-07 08:16
投稿者:館長
閲覧数:1

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