四ツ目神 (途中)
暇すぎて作りまった。キャラクターが分からない人は 四ツ目神 、又は 四ツ目神 ー再開ー すること。ネタバレは含まれません。あくまでも創作なので本編とは殆ど関係ありません。気楽にご覧下さい。
- もっと速く走れないのかよ。このままだと追い付かれるぞ。
イミゴ
- ……チビだから遅いのは当たり前か…。(ボソ ッ)
イミゴ
- なっ …今、チビ って 言った…!?
佐原真依
- イミゴと対して変わらないよ?
佐原真依
- いや、チビだろ。俺と〝少し〟違って
イミゴ
- むぅ…。そんなの一緒だよ!イミゴもチビだもん!!
佐原真依
- はぁ?マイはいい飯食って寝てるんだろ?なんでそんなに俺と同じ身長なんだよ。
イミゴ
- …。
佐原真依
- まぁ、〝チビで馬鹿〟な マイにはなーんにも分からないか…。
イミゴ
- 酷 っ!!
佐原真依
- ふ っ…。
イミゴ
- 今笑った…!?
佐原真依
- そんな事はいい、つべこべ言わず走れ。喰われるぞ。
イミゴ
- (話…逸らした!てか……)
佐原真依
- ほんとにやばい、食べられちゃう…。
佐原真依
- イミゴ !これ、走り続けるのは無理だよ。だって私、本当に足遅いもん!
佐原真依
- …そうだな。なにか対策を練らないと…。
イミゴ
- タガタさんは何処にいるの?
佐原真依
- 今の時間だと本堂前の掃除をしてるんじゃないか?
イミゴ
- そうなんだ!じゃあ……
佐原真依
- タ ガ タ さ ー ん !!!
佐原真依
- おま ッ…馬鹿か?一体ここからどれぐらい離れてると思ってるんだよ。
イミゴ
- もしかしたら聴こえるかな って思って!
佐原真依
- 無理だ、保証する。
イミゴ
- 安心しろ、マイはここを出るまで俺が絶対護ってやる。
イミゴ
- わ、分かってるけど…
佐原真依
- あ っ、あそこの石を動かせるか?確か、変な怪物と会ったら石をぶつけておけってタガタに言われた気が…。
イミゴ
- 分かった!やってみる。
佐原真依
- ……どうだ?
イミゴ
- んー…駄目っぽい。
佐原真依
- 何とかしてアイツを撒く方法が有れば良いんだが…
イミゴ
- …砂、かける?
佐原真依
- は?
イミゴ
- だから
佐原真依
- その、目に砂をかけたら前が見えないかなぁ ーって。
佐原真依
- ……。
イミゴ
- やっぱり…無理そうかな?
佐原真依
- いや、あの馬鹿なマイが珍しくいいこと考えたな、って思ってただけだ。
イミゴ
- またそんなこと言う!
佐原真依
- ふん…事実だろ。
イミゴ
- うぐ……。
佐原真依