彼がいなくなってから~エピソード2~
ここは平和な国、プププランド……………のどかな一日が突然ざわめきへと変わると同時に…その遥か先では…
- ここは……プププランドの小さな川の辺り…
デデデ大王
- あぁ~今日ものどかだなぁ~昼寝がしたいよ
リック
- 日なたに辺りながら泳ぐのも楽しいです…そういや…クーさんが見当たりませんね……
カイン
- あぁ、クーなら近くの高い土地に行ったぜ
リック
- おぉ~ぃ!大変だぁ~!
クー
- おぉ、何かあったのかい?
リック
- おや、クーさん、どうなされました?
カイン
- いいからこっちについてきて!
クー
- お、おう
リック
- リックとカインはクーについて行きました。
デデデ大王
- おお、お前さんかい?……目撃をしたのは…
クー
- ええ…関わりがある2人も来たようですね…
スージー
- 私はスージーと申します。詳しくは後で、これを見てください。
スージー
- そこには、ちょうどここの空が移っており、中心には桃色の丸い物体が空を飛んでいた、姿はハッキリと見えないが、そのまま物体は上に飛んでいった
クー
- ………これがどうしたんだい?
リック
- ………覚えがあるような……でも最近のことではないような…
カイン
- お前達もう忘れたのかい……彼だよ
クー
- ………ッ!?
リック
- まさか…しばらくいないと思っていたのに……この物体の正体は…彼だったというのですか……
カイン
- ええ、まだ確信があったわけではないですが、この星にいる桃色の人は彼ぐらいしかいません。彼の飛び方と物体の動きは酷似しています。
スージー
- そうか………スージーも彼に助けられたのかい?
リック
- 厳密には違いますが……実質助けられましたね……そのおかげで自分のことや、多くのことを学べました。
スージー
- あの頃が懐かしいねぇ……彼と私達リック、カイン、クーの3人と一緒に世界の危機を2回も救う手助けをしたんだ。
クー
- 常に過酷だったけど…危機の為に冒険に出かけて楽しかったです……
カイン
- なぜ忘れそうになってたのだろう……あれっきりしばらくあってないからだろうか……今は……何をしてるんだろうな…
リック
- 皆さんは…とても素晴らしい方なのですね…彼に助けられて以来お会いしてはいません…
スージー
- 念のため、彼を一番知っているお偉いさんの所にこれを見せに行こうぜ!場所は知ってるから案内するぜ!
リック
- 賛成だね、また、彼にもお偉いさんにも会いたいしね。
クー
- 私もついて行きます……歩くの苦手だけど……
カイン
- ですね…ひとまず、そこにいってみましょう
スージー
- 城、到着
スージー
- ………よく来たぞい、そして久しぶりじゃな、
リック、カイン、クー
デデデ大王
- 久しぶりです大王様!この方がお偉いさんのデデデ大王ですよ
リック
- 間近で見れたのは初ですね……
カイン
- 同じく…
クー
- あっ…………よっよろしくお願いいたします…
スージー
- 怯えなくても大丈夫ぞい、さて、用件を聞こうか
デデデ大王
- はい…こちらです……
スージー
- さっきの映像を見せる
クー
- …………これがどうかしたのか?
デデデ大王
- 申し訳ないですが…おっしゃる通りです…
スージー
- で、でも……
クー
- ………
スージー
- いえ、正直彼を一番知っていると噂で聞いたので………そうですよね……結果はわかっていました。
スージー
- …………たのも!
フラン・ルージュ
- ………?
デデデ大王
- …
デデデ大王
- ハァ………大王様…これを見てください…
フラン・ルージュ
- さきほどと同じ光景の写真が移る、だが映像の時間より少したった後の写真である。映像のよりも細かく移っているが、肝心の物体がうまく見えない
フラン・ルージュ
- これはっ!?
カイン
- …………
デデデ大王
- どうでしょう……
フラン・ルージュ
- もしや……これが彼といいたいのか?
デデデ大王
- 大王様……!町の住民から彼らしき物体の目撃の報告が相次いでいます……!
バンダナワドルディ
- ワシがそれを認めると思うか?
デデデ大王
- ……
フラン・ルージュ
- ……
スージー
- 大王様……いかがなさいましょう?
バンダナワドルディ
- エーーーモシモシ?マホロアダヨォ。
マホロア
- モニターがジャックされ、マホロアとローアの中が移り、空高くにローアは飛んでいるさらに、ローアの前方にピンクの物体が光輝いている
マホロア
- …………?
デデデ大王
- あれを見るんダヨォ……!ボクが今、あの物体を見て来るヨォ。
マホロア
- ってワァッ………!?
マホロア
- 物体の正体を見ようとした瞬間、ローアが壊れる音が一瞬鳴り、それと同時にマホロアとの電波は途絶え、モニターはしばらく砂嵐になった後、元に戻った。マホロアの声はどう聴いても嘘ではない。
マホロア
- !?
デデデ大王
- !?
バンダナワドルディ
- !?
カイン
- ちょっ!?
リック
- ………
スージー
- !?
フラン・ルージュ
- やっぱりそうか…彼が…
リック
- 大王…これはかなりの一大事です…
クー
- 言われなくても………わかっておる!
デデデ大王
- 彼がいなくなってから エピソード2 終了
デデデ大王