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ひとり劇場

解決!お悩みコーナー

何気に真面目に応えてみる

イナリ
今日も早速、解決!お悩みコーナー!
オトヒメ
わーぃ、888888888
イナリ
ありがとう。では最初のお便りを。
オトヒメ
えー、匿名さんからのお便りです。
イナリ
ふむふむ
オトヒメ
幸せってどうやって手に入りますか?
イナリ
幸せねぇ。中々深い質問だね!
オトヒメ
幸せといっても、一言に多種多様ですからね。
イナリ
ま、そうだね、、、ただ手にするは誤りがあるかな。
オトヒメ
誤り?
イナリ
結論からなんだけど、「幸せは手にするものではなく、知ること」そのもの。
オトヒメ
知る、、、ですか?
イナリ
そう。これって人体の構造に関係するんだけど...
オトヒメ
え?そうなんですか?
イナリ
うん。例えば、分かりやすい例でいうと「健康」。
オトヒメ
うんうん
イナリ
健康は、体質改善や食事制限によって手に入る「一過性の状態」のこと。
オトヒメ
確かに、一時的な状態ですね。
イナリ
みんなこの時点を「幸せ」っていうけど、体が良くなっただけで、全体の変化としては単なる準備段階なんだよね。
オトヒメ
たしかに
イナリ
ここでいう幸せって結局は、脳の錯覚なんだよ。
オトヒメ
え。錯覚ですか?
イナリ
そう。健康は体にとっては財産だけど、脳、思考にとっては間接的副産物に過ぎないからね。
オトヒメ
なるほど。健康の例えの場合、脳が幸せと感じるかは、その人次第ってことなんですね。
イナリ
そうそう。これは別の例えでも言えるのね。
オトヒメ
と、言いますと?
イナリ
お金や人間関係でも同じこと。直接影響する部分が全て「脳とは別の場所」であるってこと。
オトヒメ
た、たしかに
イナリ
じゃ、錯覚する理由は2つの考え方からくるのね。
オトヒメ
、、、
イナリ
①に「人生の価値を知りたい欲求」。
オトヒメ
人生の価値、、、ですか。
イナリ
そう。多くの人は生きるために一定の自信が必要になるんだけど...
オトヒメ
、、、
イナリ
その要素には、更に2つあって他者からの承認・評価による存在価値。それと今回の経歴価値があるのね。
オトヒメ
なるほど。
イナリ
歩んだ道のり、知り得た経験に価値を遡求して、モノクロ人生の原動力に変える暮らしの智慧だね。
オトヒメ
結局、生きるためのスパイスになるんですね。
イナリ
そういうこと。
オトヒメ
確かに、味の多い人生にこそ価値を感じてしまうのは共感できます。
イナリ
②は「行動の理由を得るため」。
オトヒメ
え?さっきとは一変しましたね、、、
イナリ
そうだね。これは現在実行中の行動に対して足りない付加価値を求めること。
オトヒメ
書いて字の如くですね。
イナリ
①とは違って、自分ではなく行動に対して理詰めが必要なときに湧き立つ欲求だね。
オトヒメ
何かやましいことや不安なことでもあるのでしょうか、、、
イナリ
そうだね。単に行動に対して自信がないだけだね。
オトヒメ
自信ですか...
イナリ
まぁ、話をまとめると「幸せは脳の錯覚」。「物質的な功利を自信に変化させたい欲求」のこと。
オトヒメ
なんか、単なるワガママのようにも思える内容ですね。
イナリ
まぁね。ここで課題なんだけど、どうしたら「幸せ」を知ることができるのか?
オトヒメ
たしかに、知りたいですね。
イナリ
それは3つ。
オトヒメ
ゴクリ
イナリ
①「経験する」。
オトヒメ
確かに。
イナリ
②「記述や話から、疑似体験する」。
オトヒメ
なるほど。たしかに知ることはできますね。
イナリ
③「過去を振り返る」。
オトヒメ
?振り返って変わるものなんでしょうか?
イナリ
ただ振り返るだけではなくて、記憶を再分析や再定義をしていくことね。
オトヒメ
なるほど。ということは、カウンセリングなどが必要になりますね。
イナリ
うーん。正確には必要ないのね。
オトヒメ
え?そうなんですか?
イナリ
うん。記憶の追憶には、個人の労力が伴うのね。
オトヒメ
確かに
イナリ
本人が、追憶できるタイミングさえ作ればあとは、自然に認知がアップデート(現感性への同調)されるように脳が出来てるんだよ。
オトヒメ
それでも、用法用量には専門家の知見も必要ではないでしょうか?
イナリ
多少はね。それでも、普通の人なら歳月が経過したあとの記憶は、勝手に自己補正するから心配いらないんだけどね。
オトヒメ
一般でない場合は?
イナリ
一般でない場合の例で、鬱や精神疾患などの状態があるけど、この場合はカウンセリングは必須だと思うよ。
オトヒメ
なんで勝手に補正できるんですか?
イナリ
それは、多くの人にとって際月が過ぎた過去と現在では、考え方が変化してるはずなんだけど。
オトヒメ
そうですね。
イナリ
その差異って現在が優先される特性がある。結果的に追憶された記憶は、現在の考え方に最適化されるのね。
オトヒメ
なぜ、優先されるのでしょう...
イナリ
簡単なこと。貴方も過去の考え方より、今現在の考え方を基準に行動するでしょう?
オトヒメ
そうですね。
イナリ
その性質が、追憶にも働くって話。
オトヒメ
あー、確かに自然にできてますね。
イナリ
ということで、お便りの回答としては、、、
オトヒメ
うんうん
イナリ
多くの人や書籍に触れるか、過去を振り返ってみれば、見過ごしてきた幸せをしることができます。かな。
オトヒメ
新しく何かをするわけでは、ないんですね。
イナリ
うーん。人や書籍に触れる点をフォーカスすると、情報収集としての新しいことはやってるんですけどね。
オトヒメ
あ、ですね。
イナリ
そんじゃ、また今度!
オトヒメ
バイバーイ

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投稿日時:2021-02-23 05:02
投稿者:Tayori

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