桜散るタイムパトロール
作りかけです。
- 真奈!次は天川さんちだよ!
野寺 音葉
- ちょ、ちょっと待って音葉…
桜 真奈
- 私は桜 真奈。小学6年生の普通の女の子。
そこで私を急かしているのは私の親友の野寺 音葉。
- 私は、音葉に誘われて断ることができずに「何故か」挨拶回りをしている。
- ここか…
桜 真奈
- ここだよ!
野寺 音葉
- そこまで派手ではない2階建の一軒家の玄関に「天川」というプレートが貼り付けてある。あまり家自体は汚れているように見えない。音葉によれば、つい1年ほど前にこの家ができたそうだ。
- 失礼しまーす!
野寺 音葉
- 音葉君か、今日はどうしたんだ?
天川 有野
- ドアを開けると、30代ぐらいであろう男性が出てきた。この人が天川さんなのだろう。
- 友達を紹介したくて挨拶周りに来たんだ!
この子は私の友達の桜 真奈ちゃんだよ!
野寺 音葉
- どうも…
桜 真奈
- よろしく、桜君
天川 有野
- 私は天川 有野。自分から言うのもなんだが、天才博士だ
天川 有野
- この時私は感じた…こいつ関わっちゃいけないタイプのナルシストだ!と。
心配しすぎかもしれないが…こういう奴はマットサイエンティストになってとんでもないものを作り上げるんだ。
- ところで、音葉君、桜君、私の計画に参加する気はないかね?
天川 有野
- 計画?どんなのですか?
野寺 音葉
- その名も…「タイムパトロール計画」だ!
天川 有野
- 「タイムパトロール計画」…タイムマシンでも作ったっていうんですか?
桜 真奈
- ふっ…そのとうりだ!
天川 有野
- えっ…エエエエエエエ!
桜 真奈
- エー!
野寺 音葉
- タイムマシンを作った…まるで漫画や小説のようなことが起きているようだ。
嘘なのかほんとなのか知らないが…
- 私達の叫びがおさまると天川さんは横にあるドアを開き…
タイムマシン?を見せた。驚くことに嘘ではないようだ。
- タイムマシンはどこかの青ダヌキが出てくる漫画のようなタイムマシンではなく、車型の、バック・トゥーザ・フューチャーのような感じだ。見ただけは車なのだが、なんとも近寄りがたい雰囲気を放っている。