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ひとり劇場

砂原×彩 110番ver.2

砂彩 110番第2話です。

立花彩
私は今を生きていて良いの?
立花彩
あなたは今を生きることすら出来ないのに
立花彩
あの日から、私は毎日考える。
立花彩
木の生い茂る、見通しの悪い道を歩きながら、私は考える。
立花彩
朝起きて、学校行って、帰ってきて勉強して、夜はまた寝て…。
立花彩
私って、何のために生きてるんだろう。
立花彩
進路のため? 確かに進路は大切。だけど…。
立花彩
「っあ、すみません」
立花彩
考え事をしていたら周りが見えなくなっていたようだ。男性にぶつかってしまった。
立花彩
その男性ははうんざりとした顔で、眉間にシワを寄せ、去っていった。
立花彩
じゃあ、人を笑顔にする為?
立花彩
そんなことは、、そんなことは、私にはできない。
立花彩
なら、自分が笑顔になるため?
立花彩
そんな風になる資格、私には……あるわけ無い。

3  

投稿日時:2021-01-27 22:10
投稿者:れいは
閲覧数:14

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