不自由な人形♯5
いよいよ動きだす...
- ♯5「逃がすな」
- そのトムって男...未だに行方不明なのかよ...
ケビン・シューベル
- 絶対何か裏があると思う。その男が洗脳だって教えてくれたんだろ?それって言ってはならない事だよな?
ケビン・シューベル
- きっとそうだと思う...
ミーナ・ステンチ
- 多分真実を私に言ったからなんだよ...
ミーナ・ステンチ
- 彼は騎士によって排除された
ミーナ・ステンチ
- 私が脱獄を決意したのも...もしかしたら外でトムと会えるんじゃないのかって思ったからなの
ミーナ・ステンチ
- 残念だけど...トムはきっと会えないよ。本当は俺もこんな事言いたくないけど...ここから逃げるなんて不可能に近い
ケビン・シューベル
- それでも私は探す
ミーナ・ステンチ
- そしてみんなで生きて逃げよう
ミーナ・ステンチ
- そうだな...
ケビン・シューベル
- コンコン
- 誰か来た
ミーナ・ステンチ
- おまたせ〜(笑)
イーサン・ハンク
- イーサン!無事でよかった!
ミーナ・ステンチ
- ああ...何も起こらなくてよかった...
イーサン・ハンク
- イーサン戻ってきてよかった!それより...その後ろの女は誰?
ケビン・シューベル
- この人は探索中に見つけたマーニーさんだ!
イーサン・ハンク
- よろしく...
マーニー・レイデル
- 名前はマーニー?よろしく!
ケビン・シューベル
- よろしく!今日から仲間になるの?
ミーナ・ステンチ
- はい...今日から皆さんの仲間になります
マーニー・レイデル
- もしかして、あなたはミーナさんですか?
マーニー・レイデル
- なんで知ってるの?
ミーナ・ステンチ
- 俺が教えたんだ
イーサン・ハンク
- はい。イーサンに話を聞かせてもらいました。とても辛い思いをしてたみたいですね...けどもう大丈夫です。私達と一緒に逃げましょう
マーニー・レイデル
- マーニーがミーナに抱きしめる
- うわ!?
ミーナ・ステンチ
- !?
マーニー・レイデル
- ご...ごめんなさい...辛かったと思ってつい...
マーニー・レイデル
- 私は大丈夫ですよ(笑)辛さはありましたけど...今はもう大丈夫だから心配しないで!
ミーナ・ステンチ
- それは良かったです。お互い仲良くしましょうね
マーニー・レイデル
- さて、イーサン。何か情報は得られたのか?
ケビン・シューベル
- イーサンが調べた情報を全て話す
- なるほど...この建物は13階建てで...ここは6階なのか...そして紙と細い糸を拾ったのか。メモとかに使えそうだな。糸は登る時とかに使えそう
ケビン・シューベル
- そしてマーニーさんが作った地図もある!7階から10階までの情報が書かれてるそうです
イーサン・ハンク
- それはすごい!一気に探索する手間が省けた!
ケビン・シューベル
- 流石マーニー!
ミーナ・ステンチ
- ありがとうございます(照れ)
マーニー・レイデル
- そして、監視もいるみたいだから行動する時は注意するべきなんだ。マイケル様がいる時はあまり行動しないみたいだけど、ほとんど行動する時は夜になった時らしい
イーサン・ハンク
- なるほど。ちょうど朝だったからたまたま遭遇しなかったのか
ケビン・シューベル
- そして...1人での探索は困難だ。2人か3人で探索した方がいい
イーサン・ハンク
- やはりそうか...上の情報は何とかわかったが...下の階の情報はまだわかっていないか...
ケビン・シューベル
- 今は下の階の探索はやめておいた方がいい。マイケルがいるかもしれない
ミーナ・ステンチ
- ここは慎重に行こう。下の階は夜にするか?だが監視もいるのか...
ケビン・シューベル
- 監視者は何人もいます。下手に歩いてたらすぐに捕まります
マーニー・レイデル
- マーニーは7階から10階までの情報は収集できているが、下の階はなぜ行かなかったのか?
ケビン・シューベル
- 危険だからよ。下の階は上の階より危険。マイケルもいて監視者も多いい。きっと下の玄関に近づくにつれて警備は厳重なんだと思う
マーニー・レイデル
- 人手の数もあるからな
ケビン・シューベル
- そうよ
マーニー・レイデル
- だが俺達の目的はマイケルハウスからの脱獄だ。下の階にはいずれ行かなきゃいけない
イーサン・ハンク
- 2人ずつに別れて行動するのはどうだ?ちょうどマーニーも仲間に加わって4人になったんだし
ケビン・シューベル
- 確かにそうだね。2人で別れて上と下の両方を探索するのもいいかも
ミーナ・ステンチ
- なら下の階は私が行くわ
マーニー・レイデル
- 私は長くからマイケルハウスでサバイバルしてる。今までの知恵を使えば少しなら役に立てるかも
マーニー・レイデル
- なら俺も下の階を探索する。2人は上の階を頼む
イーサン・ハンク
- わかった。行動はいつにする?
ケビン・シューベル
- 上の階は今から行くべき。夜になると監視者も増える。あと、マイケルは遊びに来る時以外あまり上の階には来ないから下より安全よ
マーニー・レイデル
- 下の階は夜に行動しましょ
マーニー・レイデル
- 大丈夫なのそれ?
ミーナ・ステンチ
- 多分...。マイケルが寝てる時間帯は確かに監視者が増える。だけど家の鍵を保持してるのはマイケルと家の主。閉まってる部屋が多いい事から、下の階もきっと閉まってる部屋が多いいと考えられる。だから寝ている間に鍵を獲得できるかもしれない
マーニー・レイデル
- 確かに閉まってるドアが多かった
ミーナ・ステンチ
- なるほど。なら今すぐ準備していく。上の階は俺達に任せろ。下の階は2人に頼む
ケビン・シューベル
- 幸運を祈ってる
イーサン・ハンク
- 私達はここで待機ね
マーニー・レイデル
- そうだね
イーサン・ハンク
- イーサンとマーニー。必ず戻って来るから待ってて
ミーナ・ステンチ
- ミーナ。俺はお前を信じる。だからお前も信じてくれ。またここで会おう
イーサン・ハンク
- うん!
ミーナ・ステンチ
- 早速だが半分糸を使わせてもらうぞ
ケビン・シューベル
- もちろん使ってくれ
イーサン・ハンク
- なら行ってくる
ケビン・シューベル
- 行ってきます
ミーナ・ステンチ
- 2人とも頑張って!
マーニー・レイデル
- 気おつけろよ
イーサン・ハンク
- 一方その頃
- 止まれ
ギア
- マイケル様はまだリビングに...。シチューとパンの配布は少し待っててくれ
ギア
- マイケル様の人形が脱走した!すぐに監視者の警備を強めるように命令するんだ!
騎士
- 脱走?
ギア
- それって数年前にもあったような...
ギア
- 今すぐに命令してください!
騎士
- わかったわかった
ギア
- あまり大声は出さないでくれ
ギア
- すみません...
騎士
- とにかく落ち着け。後で監視者全てを集めて伝えておくからよ
ギア
- そうしてください
騎士
- しかしお前達は無能すぎなんだよ。数年前も脱走があったのにまた脱走かよ。少しは学習しろ。それができないのならやめさすぞ
ギア
- それだけはやめてくれ!
騎士
- 必ず見つけだします!
騎士
- もうすぐでキッチンにいるママが移動してくれそうだ。ついでにここにいろ。配布までそんなに長くかからないだろう
ギア
- んでぺぺの人形の方はどうなんだ?
ギア
- そっちは脱走してないみたいだな
ギア
- マイケル様の人形はなぜここまで洗脳が解けているんだ
ギア
- 理由は何となくわかっています。ある男がいたんですが...きっと原因は彼です
騎士
- 最悪の場合彼らは殺さなくてはならないだろう。秘密を喋られても困る
ギア
- 1人残らずマイケルハウスの脱走を許すな。お前ら2人も参加してもらう。見つけれなければ...わかるな?
ギア
- もちろんです!
騎士
- 必ず見つけます!
騎士
- 今度はあの悲劇を繰り返さぬように...
ギア
- さぁ...
ギア
- 戦いの始まりだ...
ギア
- いよいよ動きだす...イーサン達を迎え撃つ者とは...!?
- 次回続く