AとWの非日常2
ライン形式活かせてないけどヨシ!続きはまた今度
- あらすじ
担任の策略(というか自滅)で江井の監視役に任命されてしまった和藤。
彼の明日はどっちだ。
- なんでこの僕が、クラスで一番の優等生であるだろう僕が、こんな不良の監視をしなくちゃいけないんだ...。
和藤
- 内容を聞かずに“なんでもやる”なんて言うからだろ。てか、俺を不良扱いすんなよ!言っとくが俺は不良じゃないぞ!
江井
- 2回も停学になってるんだろ?
素行不良には間違いないじゃないか。
和藤
- ...それもそうか。
江井
- いや、ていうか、アレには訳があって...
江井
- あら、江井君!
保健室の先生
- !
あれっ、保健室の先生。
お久しぶりでーす。
江井
- こんにちは。
和藤
- 久しぶりね!
この前はありがとう!
そして、本当にごめんなさい。私のせいで停学になってしまって...
保健室の先生
- ああ、気にしないでください。好きでやったことですから。ところで、経過はどうですか?
江井
- あれ以来、夜に妙な視線を感じることがなくなったわ!あなたのおかげよ!
保健室の先生
- よかった!
それを聞いて安心しましたよ。
江井
- あの、話に割り込むようで悪いんですけど...
和藤
- 停学とか視線がどうの、って聞き捨てならない単語が聞こえたんですけど、何の話ですか?
和藤
- あー、えーっと、あなたは?
保健室の先生
- 申し遅れました。僕は和藤といいm...
和藤
- コイツは俺のお目付役の和藤です。
まだ“活動”について何も知りません。
江井
- (コイツ、僕の自己紹介に割り込んでっ...!)
和藤
- ん?“活動”?
和藤
- 今から和藤に“活動”について説明しなきゃいけないので失礼します。
江井
- あら、そうなの?
お邪魔しちゃ悪いわね。じゃあ、またね!
保健室の先生
- はい、また!
江井
- なあ、江井君...。
和藤
- 江井でいいよ。
不良呼ばわりされた後に敬称つけられてもアレだし。
江井
- なあ、江井...。
活動って一体何のことなんだ?
和藤
- それを今から説明する。いいからついて来いよ。どうせ放課後暇なんだろ?
江井
- 人を暇人みたいに言うな!
和藤
- 暇じゃないのか?
江井
- ...今日はたまたま暇だ!
ふ、普段は塾とかで忙しいけどな!
和藤
- ハイハイ、暇なら暇でいいだろ。
さっさと行くぞ。
江井
- (江井はこちらに一瞥もくれることなく歩き出した。向かった先は...)
和藤
- 旧会議室
- ふっふっふっ...!
江井
- (彼は旧会議室に入るなりこちらに向き直る。いけすかない面に不敵な笑みを浮かべながら...)
和藤
- ようこそ!
非日常と戦う裏部活「クラブA(仮)」へ!
江井
- は?
和藤
- To be continued...
江井