感謝と謝罪
日本語がおかしい部分やミスがあると思います。
- おじちゃんが亡くなって1週間
わたし
- おばあちゃんは毎日のように
わたし
- おじいちゃんに向かって話している
わたし
- その時の顔は少し悲しそう
わたし
- おばあちゃんはいつも同じ言葉を発する
わたし
- 何も出来なくてごめんなさい
おばあちゃん
- おじいちゃんに謝罪
わたし
- 私と一緒に居てくれてありがとう
おばあちゃん
- そして感謝
わたし
- 何のことを言ってるのか
私には分からない
わたし
- けど、とても辛いのは凄くわかる
わたし
- おばあちゃん?
わたし
- あぁ…来てたのかい
おばあちゃん
- お茶入れるから待っててね
おばあちゃん
- あ、あのさ
わたし
- ん?
おばあちゃん
- さっきなんで謝ったりありがとうって言ってたの?
わたし
- 聞いていたのね
おばあちゃん
- ごめんなさい
わたし
- いいよ、あなたが謝ることでは無いわ
おばあちゃん
- うん
わたし
- おじいちゃんが亡くなったのはすい臓がんだったのよ
おばあちゃん
- そうなんだ
わたし
- わたしがもう少し早く気づいていればこんなに早く亡くなることはなかったの…泣
おばあちゃん
- 泣かないで…
わたし
- ごめんなさい…ごめんなさい…
おばあちゃん
- お茶入れてあげるからおばあちゃんはゆっくりしてて
わたし
- (頷く)
おばあちゃん
- すい臓がんって初めて知った
わたし
- おばあちゃんは悪くないのに
わたし
- 自分ばっか責めて
わたし
- そりゃ辛いよね。
わたし
- 何も出来ない自分が嫌になってきた
わたし
- お茶どうぞ
わたし
- ありがとう
おばあちゃん
- ねぇ!
わたし
- ?
おばあちゃん
- 今度、家族皆で遊びに行こ!
わたし
- え、良いのかい?わたしも一緒で
おばあちゃん
- もちろんだよ!
わたし
- あなたはホントに立派になったね
おばあちゃん
- ( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ
わたし
- ふふっ
おばあちゃん
- 時間はあっという間にやって来る
わたし
- 5時のチャイムが鳴った
私は家に帰らないといけない
わたし
- じゃあまた連絡するね!
わたし
- はい(ニコ
おばあちゃん
- お邪魔しました!
わたし
- また来てね
おばあちゃん
- そう言っておばあちゃんは
わたし
- 私が見えなくなるまで
笑顔で見送ってくれた
わたし
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 今日は約束した日
- おばあちゃんはいつも通りの服装でやって来た
- 久しぶりだね
おばあちゃん
- 服似合ってるよ!
わたし
- あなただって似合ってるわよ
おばあちゃん
- ありがと!
わたし
- 今日は遊びまくるぞー!
- ✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
わたし
- 今日は最高の思い出になる
わたし
- きっとおじいちゃんも喜んでるよ
わたし
- だっておばあちゃんが
1番楽しそうだから!
わたし
- ふふっ
おばあちゃん
- (*´罒`*)ニヒヒ
わたし
- これまた楽しい時間は
あっという間に終わる
わたし
- 今日楽しかった人!!
- はーい!
わたし
- はい
おばあちゃん
- これが毎日続けば良いのにな
わたし
- あなた
おばあちゃん
- どうしたの?
わたし
- これこの前のお礼よ
おばあちゃん
- と、おばあちゃんは紙袋をくれた
わたし
- わ、わたし何かしたっけ?
わたし
- わたしを誘ってくれた事よ
おばあちゃん
- そっか!
わたし
- いつもありがとうね!
おばあちゃん
- いえいえ!
わたし
- ねぇ!中身見ていい?
わたし
- もちろん
おばあちゃん
- 紙袋の中身は手作り刺繍だった
わたし
- えっ!これおじいちゃんにあげるやつじゃないの?
わたし
- もう居ないし、わたしが持ってても意味が無いからね
おばあちゃん
- あなたが大切に持っててくれればわたしはそれでいいんだよ
おばあちゃん
- 分かった!わたし大切にするね!
わたし
- そういうとニコッと笑った
わたし
- いつでも見守ってあげるから
おばあちゃん
- d(≧▽≦*)
わたし
- じゃあ帰るか!
- はーい!
わたし
- はい
おばあちゃん
- まさかこれが最後の会話だと私は思ってもいなかった。
わたし
- その2日後
わたし
- おばあちゃんはこの世を去った
わたし
- 信じきれなかった。
わたし
- 2日前までは普通に笑って楽しんでいたのに
わたし
- どうして…
わたし
- 私まだ何もしてないよ
わたし
- 刺繍のお返しまだしてないよ
わたし
- もう何も考えれなくなった
わたし
- ただただ辛くて悔しくて
わたし
- おじいちゃんを亡くした直後の
わたし
- おばあちゃんみたい
わたし
- こんなに辛かったんだね…
わたし
わたし
- おばあちゃん、
わたし
わたし
わたし
- 笑顔で居てくれてありがとう
わたし
わたし
わたし
- そして
わたし
わたし
わたし
- 何も出来なくてごめんなさい
わたし
わたし
- 私はぎゅっとあの刺繍を握りしめた
わたし