人狼は俺が殺す♯1
人狼ゲーム
- ある日のこと
- 俺はいつも通り
- スマホを見ていた
- そしたら知らないアプリが入っていた
- 俺は恐る恐るそのアプリを開いた
- 第1話
- なんだこれ
響
- おーい
響
- 誰かいますかー?
響
- おーい
響
- もしもしー
響
- なんだよ誰もいないのかよ
響
- アプリ消そうとしても消えないし
響
- なんなんだよ
響
- お待たせしました
ゲームマスター
- ?!
響
- 誰?
響
- イタズラ?
響
- 見知らぬアプリが入っていたと思いますが
ゲームマスター
- このアプリを管理しているものです
ゲームマスター
- ゲームマスター?
響
- その通り
ゲームマスター
- なんのゲームだよ
響
- 今から説明いたします
ゲームマスター
- ほぉ
響
- まずこのアプリは
ゲームマスター
- 人狼ゲームというアプリです
ゲームマスター
- へぇ
響
- 知ってますか?
ゲームマスター
- まぁ遊んだりしたことはあるけど
響
- ならルールは説明しなくてもよろしいですね?
ゲームマスター
- そうだねしなくてもかまわない
響
- もしかして頭脳系には自信があると?
ゲームマスター
- まぁ成績はいつも学校のトップだし
響
- 自信はあるよ
響
- なるほど
ゲームマスター
- それは面白くなりそうですね
ゲームマスター
- 今から役職について説明しますね
ゲームマスター
- わかった
響
- まず役職は以下の通り
ゲームマスター
- ・人狼×2
・占い師×1
・霊能者×1
・狂人×1
・狩人×1
・市民×3
ゲームマスター
- なるほど
響
- いつもやってるのと同じだ
響
- しかし誰と人狼ゲームをするの?
響
- それは後で教えます
ゲームマスター
- わかった
響
- 役職が動くのは夜
ゲームマスター
- 占い師と霊能者と狩人と人狼
ゲームマスター
- この4つの役職
ゲームマスター
- 人狼以外は動かなくても別にいいですけど
ゲームマスター
- 人狼だけは必ず人を殺すようにしてください
ゲームマスター
- それはどうして?
響
- それは人狼が有利だからです
ゲームマスター
- どういうこと?
響
- まずあなたの対戦相手は教えません
ゲームマスター
- は?
響
- 教えてくれないならどうやって探すんだよ
響
- 日本全国から探し出すのです
ゲームマスター
- 人狼を
ゲームマスター
- 全国から2人も?!
響
- なので人狼達には毎日夜人を殺してもらい探している側にヒントを出すのです
ゲームマスター
- ニュースから情報を得るってこと?
響
- そういうことです
ゲームマスター
- 人狼は市民側を見つけ出し全て殺さなくては人狼は勝てません
ゲームマスター
- 市民側は人狼を探し出して殺さなくては市民達は勝てません
ゲームマスター
- 占い師や霊能者の結果を知るためにはどうすればいいの?
響
- 実際に直接接触しなければ情報を得ることはできません
ゲームマスター
- なのでどうにかして市民側は集合しなくてはならない
ゲームマスター
- その方法はお任せします
ゲームマスター
- わかった
響
- 俺がもし占い師になったとする。そしたらどうやって占ったりするの?
響
- 市民と狂人以外は
ゲームマスター
- ちゃんとアイテムを私の方から送るので安心してください
ゲームマスター
- どちらかの陣営が勝てばあなた達には賞金を渡します
ゲームマスター
- それは勝ちたいもんだね
響
- ちなみに私はあなたが天才だと知っていてあえてあなたを選びました
ゲームマスター
- どうやって知ったの?
響
- それは教えられません
ゲームマスター
- それでは役職を教えますね
ゲームマスター
- あなたの役職は...
ゲームマスター
- (役職は?!)
響
- 市民です
ゲームマスター
- ふぅ...
響
- 人狼じゃなくて良かった...
響
- それではもうそろそろでゲーム開始しますけどよろしいですか?
ゲームマスター
- わかった
響
- 準備は出来てるよ
響
- せめて占い師か霊能者になってみたかったけど
響
- あとこれが最後なんですけど
ゲームマスター
- 毎日ヒントを言っていくので
ゲームマスター
- 楽しみにしていてください
ゲームマスター
- わかった
響
- それでは
ゲームマスター
- ゲームスタート
ゲームマスター
- 人狼ゲームが開始されました
- 次回続く