恋愛~片想いから両想いへ~
実話です。
- ある日、部活の顧問の先生から今日のことについて報告を頂いた。
翔空
- 他のみんなにも伝えといて と言われたので隣のクラス等に伝えに行った。
翔空
- 自分のクラスの人達には言い終わり、2組の人達にも言い終わり、次は3組に良いにいかなければならない。
翔空
- 私は、3組へ早足で向かった。時間がなくなるからだ。
翔空
- 3組の近くに行ったとき、教室から男子が1名出てきた。あまり仲良くないがたまに話す人だ
翔空
- 呼んでもらおう…と私は思い
翔空
- あっ、陸翔くん。海琉呼んでくれん?(偽名です)
翔空
- ?…分かった。
陸翔
- うん、お願い
翔空
- 私は来るのを待っていた。すると、陸翔くんが呼んだよ…と言って出てきた。その後に続いて海琉も出てきた
翔空
- …何?
海琉
- 部活のことで…先生から連絡受けてから言いに来た
翔空
- 何々?今日部活ないの?
海琉
- バーカ、あるよ
翔空
- はぁ?バカじゃねぇし…バカはお前だし
海琉
- あー、そうですかー。それはごめんなさーい
翔空
- もー…こんなところで◯しないの!(ニヤニヤ)
飛葵
- してない!
翔空
- してねー!
海琉
- (クスクス)同時に言っちゃって~…海琉も翔空ちゃんのこと好きなんでしょ?
飛葵
- はっ!?……ち、違うし…
海琉
- なぁに動揺してんの~?(ニヤニヤ)
飛葵
- ……動揺してねーもん。俺は……こいつのこと好き…じゃねーし
海琉
- 言葉が途切れ途切れだけど~?
飛葵
- ………わーたよ!もう……好きだよ!好き!俺は翔空のことが好きだよ!(大声で)
海琉
- はっ……?
翔空
- (ニヤニヤ)
飛葵
- (顔真っ赤)
海琉
- 「やるじゃん!!」
「海琉ナイス~!」
天の声兼進行役
- ……へっ?どゆこと
翔空
- …だから……俺は、ずっと翔空のことが好きなんだよ……そんくらい分かれ
海琉
- …分かるわけないじゃん!?唐突にコクられて…分かんないよ!?
翔空
- じゃあ…お前は俺のこと…嫌いか?
海琉
- ………嫌いじゃない。
翔空
- じゃあ?
海琉
- …………もう…海琉はいつもズルい……そうやって…
翔空
- ……は?
海琉
- そこまでイケメンじゃ無いくせに笑ったら可愛くて……時々見せる男らしさはかっこ良くて…ツンデレでいつもツンツンしてるのに弄ったりしたら少し照れてるところもなんか可愛いし……頭も意外と良いし、足も案外早いし……勝てる要素1個もないし…もう…海琉はズルい…
翔空
- ………褒めすぎだわお前
海琉
- しょうがないじゃん!
翔空
- ………翔空
海琉
- …なに
翔空
- お前が俺に褒めてくれたこと…訂正する
海琉
- ……へ?
翔空
- まぁ……翔空もそこまで可愛い…美人って訳でもないのに笑ったら凄く可愛くてさ、いつも男勝りなのに全力で弄ったらめっちゃ拗ねてるところが愛らしくて、勉強嫌いでおバカで足は…お前も早いし…俺の方が勝てる要素ない
海琉
- ……褒めないで…勘違いする
翔空
- 勘違いしろよ。…俺がお前の全部の悩み…消せるくらい相談に乗るし、甘えたいときに甘えて良いし
海琉
- ……それにあの2年以上に話したいし……
海琉
- あの時お前が拗ねてたの…俺知ってたから
海琉
- ……へ?
翔空
- めっちゃ不機嫌そうだったから
海琉
- ……拗ねるよ……好きな人が小学校からの幼なじみと仲良く話してたら…
翔空
- ……やっぱりお前…俺のこと好きだろ
海琉
- 好きだよ!海琉のことが…
翔空
- ………じゃー、今から俺の彼女な?
海琉
- …………(満面の笑みで)うん!
翔空