双葉さん家の法律講座①著作権について
うちの双葉さん姉妹が、著作権について、簡単に説明してくれています。著作権というのは創作に欠かせない知識ですので、ぜひ読んでみて下さい。
- 〜双葉さん家の法律講座〜
- 第1話、著作権について
- ねぇねぇ、お姉ちゃん
双葉要
- 著作権って…何だろう?
双葉要
- ん?あぁ……著作権ってのはな
双葉輝
- 知的財産権っていう、まぁ…要するに自分で作ったものに対する権利みたいなものだ
双葉輝
- 自分で作ったもの…例えば?
双葉要
- 例えば、本とかな。自分で書いた本なら、それに著作権ってのが付くんだ
双葉輝
- 本以外にも、絵とか音楽とか…まぁいろいろあるな
双葉輝
- うーん…でも作ったものに著作権っていう権利が付くのは何となく分かるんだけど。著作権って何のためにあるの?
双葉要
- そうだな…要は昔、自由研究にコーラのボトルで空気砲作っただろ?
双葉輝
- うん!お姉ちゃんと一緒に作ったの覚えてるよ〜🍆
双葉要
- 例えばアレを誰かが真似して、自分で作ったって言われたらどんな気持ちになる?
双葉輝
- えっ……それはもちろん、パクるな!って思うけど
双葉要
- そう、アイデアっていうのは簡単にパクられるもの。だから、そうならないようにする為の著作権なんだ
双葉輝
- な、なるほど…
双葉要
- つまり、創作物に著作権を付けることでパクられるのを防止するってわけだ
双葉輝
- 因みに違反したら、懲役15年か1000万円ぐらいの罰金だからな。気をつけるんだぞ
双葉輝
- なっ…1000万!?うぅ…何だか怖くなってきた
双葉要
- どうしよう…偶々できた創作物が、誰かと被ってしまっていたら
双葉要
- あぁ……それなら大丈夫だ
双葉輝
- たとえば自分の為に使う事とか、何か相応の理由がある場合、あるいは営利を目的としない場合なんかはその例外になる
双葉輝
- 著作権の違反かどうかってボーダーラインは曖昧だが…少なくとも最低限の良識があって、悪気が無ければ大丈夫ってものだよ
双葉輝
- なるほど…わざとアイデアを盗むような悪いことをしたら、罰が降りるってわけなんだね
双葉要
- ところでお姉ちゃん、私作曲がしたくて……また新しいランチパッド欲しいんだけど
双葉要
- んぁ!?お前これで4台目だろ…何に使うってんだ💧
双葉輝
- うぅ…だって最新機種のがワブルベースがよく響くから…
双葉要
- …そう言ってアンプもこの前買ったじゃないか
双葉輝
- で、でも欲しいんだもの!お姉ちゃん買ってよ〜
双葉要
- はぁ……私の財布を守る法律でもあれば良いんだがな
双葉輝
- 続く。