貴方との出会い~第二話~
思出話編です。
- 風詩!
海未
- 風詩どうしたんだろ……
凜星
- わかんない……
海未
- でさ、好きな人が同じクラスに居るって…
凜星
- 同じクラスには居ない。
海未
- 違う学校に居る
海未
- 何で嘘ついて……
凜星
- ……あぁしないと、風詩の事が忘れられないから…
海未
- 忘れられない?
凜星
- うん。…というか好きな人が居るって言うのは本当だけど同級生じゃない
海未
- フワッ!?
凜星
- あたしの好きな人は……風詩なの。
海未
- じゃあ、両思いなんじゃん
凜星
- うん
海未
- 何で……?
凜星
- え?
海未
- 風詩の事が何ですきなの?
凜星
- 風詩とあたしは1番長く居て1番仲良かったの。
海未
- え?
凜星
- あたしが五年生。風詩が四年生の時に初めて会ったの。
海未
- と言うことは2年前?
凜星
- そう。最初からあたし達は仲良いわけでもなかった
海未
- そうなの?
凜星
- うん。最初はお互い一学年違いの異性って感じだったと思う。
海未
- うん
凜星
- で、当時ゆうきとか壮一のか居なかったからあたしにベタベタで
海未
- うん
凜星
- 可愛くて、カッコよくて、あたしにだけ甘えてくれる風詩が 好きになった。
海未
- うん
凜星
- でも、好きになったら話し掛けられないから気まずかった。
海未
- でも今はふつうに?
凜星
- うん。1回風詩以外の男子が好きと言うことで風詩に接してたから普通に接せる。
海未
- 海未、人見知り?
凜星
- うん
海未
- 海未の話聞いたら俺が海未の目線で居たことに気付いたよ…
凜星
- え?
海未
- 俺もおんなじ。海未みたいな感じ
凜星
- え……
海未
- 俺、海未が好きだ。
凜星