答えはない。
雑談
- 答えはない
チゲ鍋
- ミランダは、少し俯いて
チゲ鍋
- 「そうね。」
チゲ鍋
- とだけ答えた。
チゲ鍋
- なに?急に
秋月
- この時の、ミランダの気持ちを答えなさい。
チゲ鍋
- みたいな国語の問題あるじゃん?
チゲ鍋
- あるね。
秋月
- あれ、無意味じゃない?
チゲ鍋
- え?
秋月
- だって、目の前にいる人の気持ちも分からないのに、つゆ知らない物語の登場人物の気持ちなんて分かる訳ないじゃん?
チゲ鍋
- まあ、そうだけど。
秋月
- 今の例だと場当たり的に、
秋月
- 「納得してないけどしょうがない。」
秋月
- になるんじゃないの?
秋月
- 「どうでもいいし疲れたから、とりあえず納得しとこ!」
チゲ鍋
- かもしれないよ?
チゲ鍋
- かもしれないけどさぁ。
秋月
- 作者的にはきっとさ
チゲ鍋
- 納得してない感だした方が、後々裏切る展開とかも作れるし活用の幅が広い。
チゲ鍋
- みたいな狙いもあるはずじゃん?
チゲ鍋
- メタな話ではそうかもだけど!
秋月
- ってか、今の例考えたのチゲ鍋でしょ?
秋月
- うん、
チゲ鍋
- 何を考えて作文したのかが、割と答えなんじゃない?
秋月
- えー?
チゲ鍋
- 何も考えてないけど、強いて言うなら。
チゲ鍋
- ミランダって誰やねん?って
チゲ鍋
- …そうね。
秋月
- …それは、どうでもいいからとりあえず納得する奴だって分かるわー。
チゲ鍋