トリプルフェイス 安室透の日常
梓さんと安室さんのやり取りです!明美ちゃんと梓さんって何か似てるなーって思って作りました!
- いらっしゃいま…って、また怪我してきたんですか?安室さん!
榎本梓
- 安室さんは女子校生に人気なんですから、怪我しちゃ駄目ですよ!
榎本梓
- す、すみません
安室
- もう…!救急箱持ってきますから、座っていて下さい
榎本梓
- はい、すみません梓さん
安室
- いえ、大丈夫ですよ。でも心配するので、あまり怪我はしないように!
榎本梓
- はい(ニコッ)
安室
- 持ってきました!
榎本梓
- はいっ!(絆創膏を安室の頬へと貼り)
いたいのいたいのとんでいけ〜!
榎本梓
- ?
安室
- あ、すみませんっ!探偵団の子達にやっていたのが癖で…
榎本梓
- あぁ…そうなんですか…
安室
- …?安室さん、悲しい顔してますけど何かありました?
榎本梓
- いえ…少し昔の事を思い出して…。そういえば、こういう事をしてくれた幼馴染の女の子がいたなと
安室
- 本当に…梓さんによく似ていて…
安室
- そうなんですか…
榎本梓
- 今、その子とは会っていないんですか?
榎本梓
- …それが亡くなってしまって、会うにも会えないというか…(苦笑)
安室
- あ…そうなんですね…
榎本梓
- えぇ…まぁ、そんな事よりカウンターへ戻りましょうか
安室
- あ、あの安室さん!
榎本梓
- はい?
安室
- 私が、幼馴染の女の子の代わりになります!安室さんが怪我したらいつでも絆創膏を貼ったりしてあげます!
榎本梓
- それで、いたいのいたいのとんでいけとも言います!
榎本梓
- 安室さんが悲しくならないように代わりに…って、私 何言って…
榎本梓
- すみません安室さん…忘れてください(涙目になりながら)
榎本梓
- …なんで梓さんが泣きそうな顔になるんですか(涙を拭き取り)
安室
- すみませっ…ん…
榎本梓
- 代わりになんかならなくて良いですよ、梓さんは梓さん
安室
- 僕は梓さんがいれば悲しくなんてありませんから
安室
- それに梓さんは笑顔が一番です、泣き顔なんて似合いませんよ(ニコッと微笑み)
安室
- はい
榎本梓
- というか急に代わりになるなんて…どうしたんですか?
安室
- いや…先程の安室さんの表情…まるで安室さんじゃないみたいで…
榎本梓
- もしかしたら、安室さんが消えてしまうのではと怖くなって…
榎本梓
- それで私が代わりになってあげれば消えないと思って…
榎本梓
- そうですか、僕は消えませんから安心してください梓さん
安室
- はいっ!ですよね、安室さんは消えませんよね!
榎本梓
- 私、なんか変になってました!すみません
榎本梓
- いえ!
安室
- ~♪(カウンターへと行き)
榎本梓
- (嘘だ。安室透は消える…梓さんの前で他の顔を出してしまうなんて…しっかりしろ、トリプルフェイス…)
安室