二号車
- 二号車
- 貴方達が車内を見渡すと、床にホームの絵が描かれていることが分かります。また、窓は一か所を除いてブラインドが降りています。
- ホーム?
如月 茉麻
- 窓見てみますか?
綺蝶 りん
- ですね
猪本 徹
- 貴方達が窓を覗き込むと、そこには駅のホームが映し出されていました。駅のホームの一番前で電車を待つ1組のカップル、携帯をいじりながらホームを歩く男性、iPodで音楽を聞きながらホームを歩く女性。そして、電車の発着を知らせる駅のアナウンスが流れます。携帯を使用しながら歩く男性は、前方不注意でしょうか、目の前を歩くiPodを聴いている女性の肩にぶつかります。ぶつかられた女性はそのままバランスを崩し軽くよろめき、最前列で電車を待っていたカップルの青年の方にぶつかります。その様子はまるで、ドミノ倒しのようでした。そしてドミノの最後のピースとなった青年は、そのままホームへと落下していきます。青年の落下の原因となった2人は、そのことに気付かなかったようです。そのまま、歩き続けています。ここで、映像は終わりますが、貴方達は気づいてしまうでしょう。映像に映った人物が、貴方達であることに。そうです、貴方達は確かにここにいたのです。
- 貴方は、今までの記憶を全て取り戻します。今までの号車で見てきた映像は貴方の今までの人生です。貴方は2015年2月25日にプロ野球選手になるという夢を叶え、彼女のPC2共にプロ初登板に向かう途中、ホームから落下し死亡しました。[SAN 1d2/1d6] 28→24
猪本 徹
- 貴方は、今までの記憶を全て取り戻します。今までの号車で見てきた映像は貴方の愛する恋人、PC1の今までの人生です。貴方は2015年2月25日にプロ野球選手になるという夢を叶え、プロ初登板へと向かうPC1と共に電車を待っていました。そして、その時PC1はホームから落下し死亡しました。[SAN 1d2/1d6]34→33
綺蝶 りん
- 貴方は、意識を失いこの列車に迷い込む前に、一人の人間の命を奪っていたという事実に気付いてしまいます。[SAN 1d2/1d6]60→54
如月 茉麻
- 貴方は、意識を失いこの列車に迷い込む前に、一人の人間の命を奪っていたという事実に気付いてしまいます。[SAN 1d2/1d6]70→69
東條 蓮太郎
- やっちまった
東條 蓮太郎
- やっちまった
如月 茉麻
- 泣きそう
如月 茉麻
- 私が1番泣きそう
綺蝶 りん
- 元はと言えば歩きスマホしてるから!
如月 茉麻
- いやいやいやいやiPodだって!
東條 蓮太郎
- 二人が全部思い出す
- そうだ俺は…
猪本 徹
- 徹くんと一緒に…
綺蝶 りん
- いや気まずい だから泣いてたのか
東條 蓮太郎
- 気まずすぎる
如月 茉麻
- え、でも生きてるじゃん
綺蝶 りん
- だよなあ
猪本 徹
- いたらだよだよね
猪本 徹
- 久しぶり!
綺蝶 りん
- おお
猪本 徹
- 久しぶりなん?w
東條 蓮太郎
- さっきぶりやろ
如月 茉麻
- ん、ちょっとまって1つだけ言い訳していい?俺腕を誰かに引っ張られたんだけど
東條 蓮太郎
- だから完全に前方不注意ではない
東條 蓮太郎
- …ごめんなさい
東條 蓮太郎
- 正直スマンカッタ
如月 茉麻
- 罪悪感から目星
如月 茉麻
- 働くぞー
東條 蓮太郎
- 目星失敗
如月 茉麻
- 目星成功 まあまた網棚と広告ですね
東條 蓮太郎
- 携帯とiPod
東條 蓮太郎
- 私のだ
如月 茉麻
- 『???列車の見どころ3 さあ、早く次へ。』
- 煽ってくるなあ
東條 蓮太郎
- 申し訳ありませんがご協力を…
東條 蓮太郎
- 再現しないといけないからな
猪本 徹
- 二人にハンドアウト
- …
綺蝶 りん
- 誰が落ちます?
東條 蓮太郎
- 役は誰でもいいんですかね
綺蝶 りん
- じゃあiPod持って歩きます
猪本 徹
- じゃあ私が携帯持ちます
綺蝶 りん
- ぶつかる
猪本 徹
- ぶつかる
綺蝶 りん
- わー
東條 蓮太郎
- ドアが 開く