グダグダ学校生活5
- 第5話
- おはっす(ガラガラ)
グダお
- ごきげんよう!
マリー
- グダお君!
マリー
- おぉ、委員長
グダお
- おはよう
グダお
- まぁ、まだマリーと呼んでくださらないのね!
マリー
- その話はもう終わったじゃない
グダお
- デオンもおはよう!
グダお
- うん...おはよう
デオン
- このクラスで名前を読んでくれないのは、あなたとモードレッドちゃんだけよ!
マリー
- (スッテーン)
モードレッド
- コケる音↑
モードレッド
- あぁ、委員長
グダお
- モーさんにあんま、ちゃん付けしてあげないでよ
グダお
- 何故? ステキなお名前をさらにステキなにしてなにが行けないというの?
マリー
- 名前をどう呼ぼうが自由だもんね
グダお
- そうよ!その通り!
マリー
- だから私は、
キミの事を委員長と呼ぶ
グダお
- (そんなに呼んで欲しいならヨシオでも呼んできなさい)
グダお
- あぁ!お待ちになって!
マリー
- はいはーい、みんな席ついて!
エレナ先生
- エレナ先生!グダお君がわたくしの事を名前で呼んでくださらないの!
マリー
- (そんな子供みたいな理由でセンセ呼ぶなよ)
グダお
- いつか呼んでくれる日がくるわ!
エレナ先生
- マリー!だから諦めちゃダメよ!
エレナ先生
- 前向きでとってもステキ!
マリー
- ありがとうエレナ先生!わかったわっ
マリー
- (それでええんかい)
グダお
- ギリギリせぇぇぇぇぇぇっふ!!
ジャガ村先生
- (となりのクラスのジャガー先生が廊下を走りさる音)
- はぁ...委員長もしつこいのぉ
グダお
- (ガララ)椅子の音
グダお
- おっすジギル〜
グダお
- ...
ジギル
- おはようグダ君
ジギル
- うん、おはよう
グダお
- 今日もマリーと仲良しさんだったね
ジギル
- いやいや...なんであんなに絡んでくるのか
グダお
- 名前で呼ばないからじゃないかな?
ジギル
- 名前かぁ...そんな大切なのかのぉ
グダお
- 委員長というあだ名もステキだとは思うんだけどなぁ
グダお
- 人それぞれなのかもね
ジギル
- さぁー、では
エレナ先生
- 今日も元気にホームルーム始めるわよ!
エレナ先生
- ジギルなんかおもろいこと言って
グダお
- キミは相変わらずの無茶振りだね
ジギル
- ふっふっふ
グダお
- お、でもその顔はなんかあったな
グダお
- となりのクラスに編入生が来たらしいんだ
ジギル
- まじで...!?
グダお
- それで、その子さっそく欠席するみたいなんだ
ジギル
- なにそれ超おもろいやん
グダお
- 今日編入して今日休むの?
グダお
- 噂ではね
ジギル
- なんじゃそりゃ
グダお
- みんなちゃんと先生の話し聞いてねー
エレナ先生
- エレナ先生の声聞いてあげよか...
グダお
- うん、そうだね
ジギル
- 第1の光!
エレナ先生
- へぶぁ!?
アストルフォ
- アストルフォ!そろそろ黙りなさい
エレナ先生
- なんで僕だけ!
アストルフォ
- みんなだって喋ってたじゃないか!
アストルフォ
- それはね...先生アストルフォのことが大好きだからよ!
エレナ先生
- んんん?じゃぁしょうがないか
アストルフォ
- 軽く人柱にされた?
ジギル
- とーーってもステキ!
マリー
- エレナ先生わたくしのことは?
マリー
- もちろん好きよ!
エレナ先生
- なんだこのユルイ空間は...
グダお
- てかエレナの投げるチョークめっちゃ痛そう
グダお
- 1限目の前
- うっし移動教室だ
グダお
- 行こうぜジギル〜
グダお
- ねぇグダ君
ジギル
- なんだいヘンリージギル君
グダお
- 素朴な疑問なんだけど
ジギル
- んあ
グダお
- なんでこのクラスの中でも...
ジギル
- 僕と会話してくれるんだい?
ジギル
- 唐突っすね...
グダお
- 自分で言うのもなんだけど...
ジギル
- 僕はあまり褒められた人間じゃないからさ
ジギル
- いったいどこに僕と話す価値があったのかなぁって
ジギル
- 自己評価そうとうヤバない?
グダお
- ...
ジギル
- んまぁ...そうだね
グダお
- 俺は最後尾
グダお
- 左は窓
グダお
- 右は不登校の子
グダお
- ...アンデルセンだね
ジギル
- 後ろは誰もいない
グダお
- 斜め右前には美形の人
グダお
- 緊張して喋れない
グダお
- 美形...嬉しい
哪吒
- それに、このクラスをみてくれ...
グダお
- ---
モードレッド
- !!!
エレナ先生
- (*´ω`*)
マリー
- ///
デオン
- うわーーい!
アストルフォ
- 私に...彼らとまともに話せと言うのかね
グダお
- いやぁ...それは
ジギル
- そういうことだよジギル君
グダお
- 一番話しやすいんだ
グダお
- 癒しなんだよぉ...
グダお
- あぁ
ジギル
- なんかすごく納得したよ
ジギル
- ありがとうグダ君!
ジギル
- 逆に気づいてくれよ
グダお
- まともなのはキミしかいないんだよ!
グダお
- (嘘だ...)
グダお
- (ジギル...お前とつるむのは...俺がクソ野郎だからだよ)
グダお
- そうだったな!まともなのは俺しかいなかったな!
ハイド
- えぇぇぇぇ......?
グダお
- 急な展開キタ
グダお