3ろが行く『刻限祭り』【CoC】Part3
RKRNの3年生がCoCをしています。オリジナルシナリオ、ハウスルール、ルール間違いあるかと思います。ふわっとご覧ください。ダイスはウェズダイスを使用。
- お待たせ、君たち二人は紫門を見送ってからどうする?
伊賀崎孫兵
- 二階の間取りを把握したい。何部屋ある?
次屋三之助
- 部屋は全部で8つ。そのうちの1つが喫煙室だね。奥、喫煙室の隣には非常階段も設置されているよ。
伊賀崎孫兵
- 扉が開いてる部屋はある?
次屋三之助
- 無い
伊賀崎孫兵
- 残念、どこが有人かわかんないね
次屋三之助
- 聞き耳でも振れば分かるんだろうけどな
富松作兵衛
- 旅館についてすぐ別の部屋に聞き耳立てるやつみたら俺なら関わりたくない
次屋三之助
- 俺もだよ。廊下には誰もいないんだよな?
富松作兵衛
- いないね
伊賀崎孫兵
- じゃあ下に降りる。一階も二階と同じように間取りを確認する為にぐるりとまわるぞ
富松作兵衛
- 一階をぐるりとまわると客室がないことがわかる。あるのは食堂、ふろ場、トイレ、洗面所、ロビーと付随して受付や玄関、厨房、後は従業員のための事務所のようなスペースだね
伊賀崎孫兵
- 言い忘れてたけどトイレと洗面所は各部屋にも設置されてるよ。
伊賀崎孫兵
- 探索者が一周してロビーにくると若い仲居が受付で事務作業のようなことをしているよ
伊賀崎孫兵
- これは話しかけるよな
富松作兵衛
- 『こんにちは、今から出かけるので、鍵を預けても?』
富松作兵衛
- 声を掛けられた中居はぱっと顔をあげるとにっこりと笑って鍵を受け取るね。
伊賀崎孫兵
- 中居『はい!お預かりしますね。』
伊賀崎孫兵
- 中居の子は鍵を受け取ると代わりに何かの花のキーホルダーのようなものを渡してくる。
伊賀崎孫兵
- 中居『こちらお戻りになりましたら受付にお持ちください。鍵と引き換えになります。』
伊賀崎孫兵
- 受け取る。なんの植物かわかるか?
富松作兵衛
- そうだね、知識の半分か、もしくは生物学かな。
伊賀崎孫兵
- 藤作:知識½(33)→95×
佐助:知識½(30)→43×
富松作兵衛
- うわっあぶねえ…
富松作兵衛
- これは初ファンブルは作兵衛かな
次屋三之助
- 今から楽しみにしてるよ
伊賀崎孫兵
- うるせえ!普通に聞けばわかるだろうから聞くぞ
富松作兵衛
- 『これ、なんの花なんですか?』
富松作兵衛
- 中居『アサヒカズラです。可愛いですよね。私大好きなんです。』
伊賀崎孫兵
- 『そういえば、特に部屋の名前って言われなかったんですけど、アサヒカズラが僕達の泊まってる部屋の名前ってこと?』
次屋三之助
- 中居『いえ、特に当旅館ではお部屋に名前はつけてないんです。これは鍵をお預かりする時の番号札替わりでして』
伊賀崎孫兵
- これはややこしいな。
富松作兵衛
- 他の花のキーホルダーを手に入れても誰のどの部屋のか分かんないのか…また後で預けてアサヒカズラからキーホルダーが変わるのかも知りたいね
次屋三之助
- 何はともあれ盗まれることだけは防がないとな。佐助が持っといてくれよ
富松作兵衛
- いいよ。KP、キーホルダーは俺が持つ。
次屋三之助
- 了解した。
伊賀崎孫兵
- あとは巫女のことを聞けばいいか。
富松作兵衛
- 俺聞くよ。
次屋三之助
- 『へえ、そうなんですね。ところで先程久木さんからお伺いしたんですけど、もしかして奉納の儀をされる中居さんってもしかして貴方ですか?』
次屋三之助
- 佐助のその言葉に、中居さんは笑って首を横に振る。
伊賀崎孫兵
- 中居『あはは!違います。巫女のお役目をするのは私ではなくて、姉の方なんです』
伊賀崎孫兵
- 『お姉さん?』
富松作兵衛
- 中居『はい、私は津崎美奈って言うんですけど、巫女のお役目をさせていただくのは姉の奈緒なんです。』
伊賀崎孫兵
- 美奈はそういうと受付から身を乗り出してぐるりと辺りを見回す。
伊賀崎孫兵
- 美奈『今は、当館にいるはずなんですけど…見当たらないですね。』
伊賀崎孫兵
- 『そうなんですか?美奈さんも美人なのに』
次屋三之助
- にこっと笑ってみせるよ
次屋三之助
- APPは左門の方が高いけど?
伊賀崎孫兵
- そういう事言わない!
次屋三之助
- 美奈『私も姉もそんな美人じゃないですよ。この村はもともとの人数が少ないから、巫女のお役目ができる若い女性っていうと、今では私たち姉妹ぐらいしかいないんです』
伊賀崎孫兵
- 『ご謙遜を。ところで、僕達、今からこの村を観光に行こうと思ってるんです。瀬尾神社以外でオススメってありますか?』
次屋三之助
- 美奈『瀬尾神社へは行かれるんですね。その、折角ならなんですけど』
伊賀崎孫兵
- 美奈『奈緒が夕方から、祭りの準備のために神社に行くと行っていたのでご一緒にどうですか?』
伊賀崎孫兵
- 『お誘いはありがたいんですけど、ご一緒していいんですか?』
富松作兵衛
- 美奈『大丈夫ですよ。私も行きますし。手伝いとかではなくて、野次馬としてですから。』
伊賀崎孫兵
- 『なら是非。もう一人連れがいるんですけどいいですか?』
富松作兵衛
- そうだね、左門、ここで合流しようか。
伊賀崎孫兵
- よし、2人の名前を軽く呼びながら合流するぞ
神崎左門
- 『佐助、藤作。待たせたな。』
神崎左門
- 『おお。』
富松作兵衛
- 『今、夕方に神社へ行くお誘いを受けたとこ。行くよな?』
次屋三之助
- 『お誘い?誰からだ?』
神崎左門
- そういう紫門の前には若い中居さんと藤作と佐助がいるね
伊賀崎孫兵
- 『紫門、こちら美奈さん。巫女をされる奈緒さんの妹さんなんだって。』
次屋三之助
- そういえば、俺らも自己紹介してないな。今更だけど自己紹介するぞ。
富松作兵衛
- 『すみません、そういえば、まだ名乗ってませんでしたね。』
富松作兵衛
- 美奈『えと、神田様の3名様ですよね。お名前が…』
伊賀崎孫兵
- 『俺が神田紫門です。こっちが伏屋佐助と、黒松藤作です。』
次屋三之助
- それぞれをさして紹介するぞ。というか、自己紹介してなかったのか
次屋三之助
- タイミングを逃したんだ、それで後で話したいことがある。
次屋三之助
- さて、全員が自己紹介を終えたところで廊下の奥から足音がする
伊賀崎孫兵
- 振り返るよ。
次屋三之助
- 振り返るとそこには美奈と似た中居さんがこちらに歩いてきている。探索者達を見るとぺこりと頭をさげる。
伊賀崎孫兵
- 歩いてくる女性を見て、美奈はお姉ちゃん、と声をあげる
伊賀崎孫兵
- 奈緒『こら、お姉ちゃんは今ダメでしょ。すみませんお客様。失礼いたしました。』
伊賀崎孫兵
- 奈緒は探索者達に頭を深々と下げる。
伊賀崎孫兵
- 『いえ、それより奈緒さん、ですか?』
富松作兵衛
- 奈緒『え、はい。私が奈緒です。』
伊賀崎孫兵
- 奈緒が少し戸惑ったような顔をした所で美奈がねえ、と奈緒に話しかける。
伊賀崎孫兵
- 美奈『ね、神田さんたち祭りに興味があるんだって。折角だし夕方神社に一緒にどうかなって。』
伊賀崎孫兵
- 奈緒『美奈、そんなこと言って。お客様にだってご都合が…』
伊賀崎孫兵
- 『いや、是非奈緒さんが宜しければご一緒させていただきたいです。お邪魔でなければ、ですが』
次屋三之助
- 必要なら説得振るよ、紫門が
次屋三之助
- 僕だよな
神崎左門
- いや、ここでは必要ない。奈緒はそう仰るなら、と了承してくれるよ
伊賀崎孫兵
- 奈緒『では、16:00ぐらいに瀬尾神社でよろしいですか?場所はわかります?』
伊賀崎孫兵
- 『はい。ありがとうございます』
富松作兵衛
- 美奈『あと、観光出来る場所ですよね。瀬尾神社以外がと、本当に何も無いんです。』
伊賀崎孫兵
- 美奈『あとは田んぼと山と、畑と。大きい建物は公民館ぐらいですね。村の人達の寄り合い場みたいになってます。』
伊賀崎孫兵
- 奈緒『他にも、観光に来られた方の中には村の商店に驚かれる人もいます。村唯一の商店で、変わったものとか売ってるらしいです』
伊賀崎孫兵
- 美奈『私たちにとっては普通なので何が変わったものなのかよく分かんないんですけど』
伊賀崎孫兵
- KP、それぞれどのくらいかかる?
次屋三之助
- よし、場所は美奈たちから聞いたってことでいいよ。旅館から西に20分いけば神社、東に15分で公民館。南に15分で商店だよ。因みにバスは滅多に走ってないから期待しないこと。
伊賀崎孫兵
- 今の時間は?
富松作兵衛
- 13:30は無理かな。13:45分だ。
伊賀崎孫兵
- 美奈と奈緒にお礼を言って、出かけよう。と、その前に一階にはもう誰もいないか?
富松作兵衛
- 何人かの中居さんが仕事しているよ。でもパタパタと忙しそうに動き回ってるね。観光客の姿は見えない。
伊賀崎孫兵
- 分かった。旅館を出る。
富松作兵衛