最強のサーヴァントとは
さあ、最強のサーヴァントを選ぶのです。
- 王様に呼ばれてすぐ来たけど…
ぐだお
- 誰もいない?
ぐだお
- あっ先輩もギルガメッシュ王に呼ばれたんですか?
マシュ・キリエライト
- そうだよ
ぐだお
- そこにいるのはマスターとマシュか?英雄王に呼ばれてきたのだが…
カルナ
- カルナさんも呼ばれてたんですね!
マシュ・キリエライト
- あぁ、俺以外にもいるぞ。
カルナ
- …
アルテラ
- …
アルトリア
- みんな来てたのか。
ぐだお
- おやおや、なかなかの強者揃いじゃないか。
エルキドゥ
- フハハハ、ファラオである余を呼ぶとは傲慢な男よ。英雄王。
オジマンディアス
- なんだろう、急に寒気が…
ぐだお
- 揃ったようだな。では初めるぞ。
ギルガメッシュ
- その、一体何を始めるんでしょうか?
マシュ・キリエライト
- 決まっておろう!この面子の中で一体誰が一番強いのか決めるのだ。
ギルガメッシュ
- この我が最強なのは確かだ、本来ならそのようなことは決めるまでもないのだか…
ギルガメッシュ
- 聖剣とその鞘を持つ騎士王
マルスの剣を持つアルテラ
黄金の鎧を持つカルナ
闇夜の太陽船、光輝の大複合神殿を持つ太陽王
神をも拘束する天の鎖、エルキドゥ
ギルガメッシュ
- このような理由で誰が最強なのか白黒つけることにしたまでよ!
ギルガメッシュ
- (確かに気になるな…)
ぐだお
- 此度はマスターとマシュの意見を取り入れることにした。世界を救ったその力を評価してな。
ギルガメッシュ
- お褒めに預り光栄です。ギルガメッシュ王。
マシュ・キリエライト
- よかろう。ファラオである余と競えること、光栄に思うがいい!フハハハ!!
オジマンディアス
- だが、何を持って”最強”とするつもりだ。
オジマンディアス
- その通りだ、マスターにより使える武器や宝具が限られることもある。
カルナ
- 召喚された土地によってステータスに偏りがでてしまいます。そのあたりは?
アルトリア
- 一対一なのか、それとも多数を相手にした場合なのか…それも大事だと思う。
アルテラ
- 確かに皆さんおっしゃる通りですね…
マシュ・キリエライト
- よかろう。
ではこうする。
ギルガメッシュ
- サーヴァントが全力を出せるよう、マスターは魔力量に長けたホムンクルスとする。
武器や宝具、クラスについては、それぞれが最も実力を発揮できると思うもので構わん。魔力の消費が激しいが故に普段は使わない宝具も存分に使えると思えばいい。
戦闘については、一対一とする。有象無象の軍勢が相手ではつまらんだろう。
ギルガメッシュ
- へぇー、相変わらず冴えてるね。
エルキドゥ
- ふん、これしきの事どうと言うことはないわ。
ギルガメッシュ
- 了解した。
カルナ
- 判断は貴様に任せるぞ、マスター。
ギルガメッシュ
- (なんか、とんでもない仕事押し付けられたような…)
ぐだお
- わかりました。
ぐだお
- ではまず、アルトリア。
ぐだお
- クラスはセイバー、彼女の持つ聖剣の力をすべて解放したのであれば、その力に並ぶものは早々あるものではないと思います。そして、幻のアヴァロンによる守りは相手の一瞬の隙を産み出すこもできます。
ぐだお
- でも、その聖剣…エクスカリバーは有名すぎるが故に、真名がバレてしまう欠点があります。ほかにも食費がかかる等…
ぐだお
- マスター、あの…食費は別に今回の話に関係ないのでは?皆の前でそのような話は控えてください。まるで私が穀潰しみたいではありませんか!
アルトリア
- ごめんよ。でもそれ以外は本当に素晴らしいサーヴァントだと思うんだ。
ぐだお
- (穀潰しということについては触れないのですね…)
マシュ・キリエライト
- じゃあ次、アルテラ。
ぐだお
- クラスはセイバー、あらゆるものを破壊する宝具、ティアードロップフォトンレイ、神の権能と同等の力を持つ宝具でその破壊力と正確さは随一。そしてその一撃はマルスが単身で振るうよりも鮮やかだとか。
ぐだお
- その代わり、フォトンレイならまだしも、ティアードロップは神の権能に等しいから魔力以外の消耗も激しいから連発できないのが難点かな。
ぐだお
- その通りだ、マスター。ティアードロップフォトンレイはそう何回も使えるような宝具ではないし、騎士王のような守りはないからな。破壊と蹂躙を続けた結果と言うわけだな。
アルテラ
- アルテラはどちらかと言うとやられる前に仕掛けるタイプだからね。(場合によっては意志疎通が難しいときがあるからそこも難点なんだけどね…今回はあくまでも一対一の戦いのだし言う必要はないか。)
ぐだお
- じゃあ次、カルナ。
ぐだお
- クラスは…どうしようか?カルナは弓も使えるよね?
ぐだお
- あぁ、俺はランサーだが生前は弓を使っていた。だが今の俺はアーチャーのサーヴァントとして現界した記憶はない。ランサーとして考えてくれて構わない。
カルナ
- うん、わかった。
ぐだお
- まず、カルナが強いと言われる理由としてはその黄金の鎧と”日輪よ、死に随え”。鎧はダメージを約1割まで軽減し、日輪よ、死に随え、は絶大な威力を誇る。令呪で強化された宝具でさえ打ち消せるか微妙なところ。
それだけ防ぐのが難しい宝具ということだけど。
ぐだお
- 欠点としては、日輪よ、死に随え、を発動させると黄金の鎧はそれ以降使えなくなると言うこと。つまり、日輪よ、死に随え、を外してしまうとかなり不利になるところかな。
ぐだお
- 確かにそうだな、シャクティを防がれたり外してしまえば残りの魔力を考えると勝つのは厳しい。
連続でサーヴァントを相手取る時は魔力消費を抑えながら戦わなければならない。
カルナ
- カルナさんは魔力消費を抑えても尚互角に戦えるところが強いのではないかと思います。
マシュ・キリエライト
- そうだね。無冠の武芸といえどカルナの武芸が優れているからこそ魔力消費を押さえても戦えるんだと思う。
ぐだお
- じゃあ次、オジマンディアス王。
ぐだお
- オジマンディアス王の強みは、白兵戦で3騎士ともやりあえる程高い上に宝具は全て桁違いです。
広範囲を一夜で火の海に変えることができる太陽船、並みのサーヴァントでは相手にならない幻想種スフィンクス、そして一番厄介な宝具は固有結界です。
複合神殿の中にはスフィンクスが何体も居たり、オジマンディアス王本人が不死身になったり、最奥にあるデンデラの最高威力は太陽面爆発に匹敵するなどやりたい放題…
ぐだお
- ほう、よく知っているではないか。後で褒美をやろう。
オジマンディアス
- 欠点としては…
ぐだお
- ん?
オジマンディアス
- なんでもないです。
(だめだ、性格に難ありなんて言えない)
ぐだお
- (というか本当にそこまで欠点がないんじゃないか?)
ぐだお
- (オジマンディアス王に欠点があるとすれば、協調性でしょうか…)
マシュ・キリエライト
- 余には欠点というものはないぞ。だがそうだな…
オジマンディアス
- あるとすれば、余を納得させるような勇敢なマスターが少ないことだな。
オジマンディアス
- なっ、なるほど!(これはオジマンディアス王が自信の気難しさを認めたと言うことでしょうか?)
マシュ・キリエライト
- そういう考え方もありましたね。さすがオジマンディアス王です!!
ぐだお
- じゃあ次、エルキドゥ。
ぐだお
- クラスはどうしよう?ランサーでいいのかな?
ぐだお
- そうだね、ランサーでいいよ。バーサーカーなんて楽しくないからね。
エルキドゥ
- わかった。
ぐだお
- うーん、エルキドゥの力は実際カルデアに来てからの事しか知らないからな…
ぐだお
- でも、確か時間神殿でイシュタル達と助けに来てくれたよね?
ぐだお
- うん、あのときは本気でイシュタルを倒そうかと思ったよ。というかあいつは来てないの?
エルキドゥ
- あいつは呼んでおらん。気にくわなかったからな。
ギルガメッシュ
- そうだな…。エルキドゥの強みは天の鎖。神さえ拘束する唯一無二の武器。その力はティアマトにも及ぶ。
そして何より、英雄王とタイマンで互角に戦えるところかな?
ぐだお
- ギルと互角なのは確かだけど、それじゃ他の皆には伝わらないんじゃないかな?
エルキドゥ
- だよね…
ぐだお
- エルキドゥさんの強さは、初対面の相手でも一切油断や容赦をしないところ出ないかと思います!
マシュ・キリエライト
- そうだな、他にあるとすれば体を剣や斧、自在に変えることができるところか。
ギルガメッシュ
- そうだね。後は自爆ぐらいかな?
エルキドゥ
- そういえばバレンタインデーの時廊下で何かしようとしてましたね…
マシュ・キリエライト
- うん(笑)
ぐだお
- じゃあ最後!ギルガメッシュ王。
ぐだお
- ギルガメッシュ王の強さはバビロンの宝物庫にある数々の宝具の原点。それを自由に取り出したり、射出することができる。これだけでも十分強いけど、ギルガメッシュ王の真骨頂は乖離剣エア。ギルガメッシュ王にしか扱えない権能に等しい物。
そして、本人の観察眼と千里眼はサーヴァントとしても王としても優れていると思う。
ぐだお
- フハハハ!!!当然よ!この世の宝はすべて俺のものだからな!
ギルガメッシュ
- 欠点としては、極一部の新造兵器、つまり、星が作り出した聖剣や人々の願いにより生まれた宝具、生前の逸話が元になった宝具などは流石に持ってないというところでしょうか。(あとは性格に超難ありです)
ぐだお
- 確かにその通りだ。だがな、手に入らないからこそ美しいものもあるのだ。
ギルガメッシュ
- 言われてみればそうです。それ故に美しいと…。深いですね。
マシュ・キリエライト
- では、結論を下せ。マスター。
ギルガメッシュ
- どうした?貴様に聞いているのだぞ?
ギルガメッシュ
- この会話を見ている貴様にな。
ギルガメッシュ