アリッサの買い物
短編 隠語 今回は隠語を多めの作品にしてみたっス
- ん?こんな所に『お菓子作りの材料屋さん』が
アリッサ
- ちょっくら覗いて行こうかね
アリッサ
- いらっしゃいませー
リーズン
- おや?アリッサ姐さんじゃないっスか
リンリゴ
- 姐さんも『お買い物』をしにこの店を訪れたんスか?
リンリゴ
- おう!こんにちはリンリゴ!
アリッサ
- この店で『材料』を買って誰かに『美味しいお菓子』を作って贈ろうという事っスね?
リンリゴ
- そんな感じだ
アリッサ
- んで、そんじゃあ
アリッサ
- はい、いらっしゃい
リーズン
- 『タマゴ』を
アリッサ
- ないです
リーズン
- あ、ない。そんじゃあ、『牛乳』を
アリッサ
- ないです
リーズン
- 『小麦粉』
アリッサ
- ない
リーズン
- 机に勢いよく拳を叩きつけ、机にヒビが入る
- やめちまえ!この仕事!
アリッサ
- ……
リーズン
- リーズンは机に足を乗せる
- しょうがないさ、今日はバレンタインデー
リーズン
- 『お菓子の材料』はほとんど売り切れだよ
リーズン
- おいおい!マジかよ⁉︎今日って!『バレンタインデー』⁉︎忘れてた!
アリッサ
- 因みに『バレンタインデー』とは
リンリゴ
- リンリゴが『バレンタインデー』の過去について詳しく話しているが二人は聞いていない
- はぁ…『板チョコ』なら、『2枚』は残っているがね
リーズン
- じゃあ、それ『2枚』くれ
アリッサ
- まいどありー
リーズン
- (『二枚』あるから、『一枚』はメアリーにあげるか…)
アリッサ