銀魂 土方と沖田の夏の怖い話
少しヒヤッとするかも?
- ちょいと聞いてくだせェよ、土方さん
真選組副長沖田
- 何だ。藪から棒に
くだらねェ嫌がらせじゃねーだろうな
土方十四郎
- いや、ただの怖ェ話でさァ
真選組副長沖田
- オイイイ!!それただの嫌がらせだから!!
土方十四郎
- 昨晩、屯所内での出来事でさァ…
俺は夜中に土方を呪い殺すために藁人形に白装束で屯所の庭に出たんですがねィ…
丁度その時間に厠に行こうと目を覚ました山崎が…見ちまったらしいんでさァ
白装束を着て呪いの藁人形に釘を打ち付けるサディスティック星の王子の霊を…
真選組副長沖田
- 一つ良いか?
土方十四郎
- 何ですかィ?
真選組副長沖田
- それお前じゃね?
土方十四郎
- チッ、今日に限っては無駄に察しが良いでさァ。腐れマヨラーが…
真選組副長沖田
- あ!?何!?今なんて言ったお前!?
土方十四郎
- え、いや何も言ってやせん
何が聞こえたんですかィ。やめて下せェよ、おれまで怖くなっちまいやす
真選組副長沖田
- 未だにお前に呪い殺されそうになってた事実を知った俺の方が戦慄してるがな💢
土方十四郎
- どうりで。俺が怖い話を始めた瞬間布団に潜り込む訳でさァ…鬼の副長様がビビりたァこいつは中々に笑い話ですぜィ
真選組副長沖田
- オイイイ!!何処から見てやがんだお前ェェ!!
もう現時点で怖ェよ!!怖い話よりお前が怖ェよ!!
土方十四郎
- 24時間365日休みなしで土方さんの背中付け狙ってるんで。
真選組副長沖田
- てめぇ総悟…
一分一秒足りとも安らぎの時間がねェ…
土方十四郎
- さて、土方さんの無様な慌て様も見れた事だし俺ァもう寝やす
真選組副長沖田
- ハッ…寝るだぁ?てめぇ俺が気付かねェとでも思ってるのか 部屋の前で土方死ねって呟きながらさっきからずっと釘打ち込んでる音が微かだが聞こえてくるぜ
土方十四郎
- はい?何言ってやがんでさァ
ついに頭までいかれちまったんですかィ
真選組副長沖田
- お前こそ嘘つくならもう少し上手くやれ
それに少しずつ声が近付いて来てるみてェだが俺はその程度じゃビビらねェぞ
土方十四郎
- いや、あの、土方さん。
それ本当に俺じゃねェでさァ
俺今食堂にいやす、夜食あさりに。
真選組副長沖田
- …あ?
じゃあ何なんだよ、この声は。
土方十四郎
- それは…俺にも分かりやせん
真選組副長沖田
- おい、たちの悪い冗談なら今のうちに言え
土方十四郎
- 土方さん、今行くんでちょいと待っててくだせェ
真選組副長沖田
- …土方さん?
真選組副長沖田
- オイ、腐れマヨラー。返事しろィ
真選組副長沖田
- …嘘だろ
真選組副長沖田
- なんつってな。アホらしい
お前意外と焦るんだなぁ?総悟
土方十四郎
- とりあえず今からバズーカ3000発土方さんの部屋にぶち込みやすんで構えてて下せェ
真選組副長沖田
- いやそれ構えてても受け止めきれねェからァァァ!?
土方十四郎
- Good night ☆
真選組副長沖田
- あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!
土方十四郎