until dawn episode2 嫉妬①
ホラーゲーム「アンティルドーン」の文字起こしです。ネタバレなど含みますので、閲覧の際はご注意ください。
- episode2 嫉妬①
- 夜明けまで9時間
- 来る度にこの山が大きくなってる気がするよ
クリス
- そうか?同じに見えるけど
ジョッシュ
- <画像>
- ここで育ったからだよ 縮んで見える?
クリス
- 確かにそうかもな
ジョッシュ
- 携帯の電波塔はいつ建てるのさ?禁断症状が…
クリス
- 百万ドルくれたら すぐにでも作ってやるぜ
ジョッシュ
- そう言われると思ってね…
クリス
- あー違うジャケットだったかな
クリス
- 残念
ジョッシュ
- よぉみんな…トラブルなかったか?
ジョッシュ
- ベルボーイがいれば最高だけど…ま
マット
- 贅沢は言えないよな
マット
- 普通に来れたよ ちょっと気味が悪かったけど
アシュリー
- またここに来るなんてね…
アシュリー
- ロッジ敷地内 22:00
- ねぇ ジョッシュそろそろパーティ始めない?
クリス
- そうだな!
ジョッシュ
- クリスは噂をすることにした
- マットとエミリー付き合ってんだって?
クリス
- そうらしいね
ジョッシュ
- マイクはどうなの?
クリス
- マイクは 今別の意味で手一杯なんじゃないか?
ジョッシュ
- クソッ…なんなんだよ
ジョッシュ
- 凍ってる?
クリス
- 当たりだ
ジョッシュ
- 他に入口は?
クリス
- そりゃあるけど 鍵はかかってるぜ
ジョッシュ
- そこを曲がったとこの窓なんかどうかな?
クリス
- 開けられそうなやつ
クリス
- 待てよ 押し入ろうっていうのか
ジョッシュ
- 君ん家なんだから押し入ることにはならないだろう?
クリス
- ああ 俺が通報しなきゃな
ジョッシュ
- あー…
クリス
- ではお先にどうぞ!
ジョッシュ
- やぁアシュリー
クリス
- ハァイ クリス
アシュリー
- クリスは不安げに話した
- 調子はどう?
クリス
- まぁ 寒さでブルブルってとこ
アシュリー
- ここが微妙に不気味ってのもあるけど…
アシュリー
- たしかに変な感じはするよね
クリス
- でしょ
アシュリー
- マット!久しぶり
クリス
- アメフト姿じゃないのは慣れないねぇ
クリス
- あぁ まあまあさ そっちは?
マット
- クリスは詮索した
- それで…エミリーとは 上手くいってるの?
クリス
- 100パーセントね 予想外だったけど いい感じだ
マット
- で…アシュリーと会った?
サム
- あー…うん
クリス
- そう それはよかった
サム
- アシュリー…元気だった?
サム
- 元気そうだったよ なんで?
クリス
- 別に?
サム
- 今日のアシュリーいい感じだったよな
ジョッシュ
- 目立たないけどイケる感じの子っているじゃん?
ジョッシュ
- あの上着をパッと脱がして…スノーエンジェルでも作りたいな
ジョッシュ
- どうだ?
ジョッシュ
- クリスは抗議した
- おい やめろよ
クリス
- お前が…動くつもりないんなら
ジョッシュ
- マイクに取られちまうかもな
ジョッシュ
- ちょ…ちょっとほっといてよ
クリス
- 落ち着けよ
ジョッシュ
- ちゃんとお前にもついてるかチェックしただけだよ
ジョッシュ
- あぁ
クリス
- おい いいか?この綺麗な景色を見渡すんだ
ジョッシュ
- 親は?いないだろ?!
ジョッシュ
- こんなにチャンスがあふれる完璧な状況はそう簡単に作れるもんじゃねぇ
ジョッシュ
- お前と アシュリーが二人きりになれる
ジョッシュ
- 土台は十分だ
ジョッシュ
- お前は完璧な紳士だった
ジョッシュ
- ここで!一発キメろ!わかったな!
ジョッシュ
- クリスは同意した
- かもね
クリス
- お前はハンターだ
ジョッシュ
- 恐れも…情けもない…いいか?
ジョッシュ
- あっという間に落ちるさ
ジョッシュ
- はいはい わかったから もう
クリス
- それで…どうやってうちのロッジに押し入るつもりなんだ?
ジョッシュ
- そんなこと一言も
クリス
- 考えあったんじゃねえの?
ジョッシュ
- 早くいいアイディア出せよ じゃないと…
ジョッシュ
- 可愛いレディー四人のケツがみんな凍っちまう
ジョッシュ
- そんなことになったら
ジョッシュ
- やるどころじゃなくなっちまうぜ
ジョッシュ
- それはまずい 凍ったお尻は嫌だな
クリス
- <画像>
クリス
- よし いいぞ いちかばちかのお出ましだ いいね
ジョッシュ
- 大丈夫…!
クリス
- クライミングの授業受けときゃよかった
クリス
- 体育のこと?
ジョッシュ
- そうそう ロープを登るやつ
クリス
- うわ
ジョッシュ
- 僕のせい?
クリス
- 多分違う
ジョッシュ
- ほら これ使え
ジョッシュ
- そうだ クリス いいこと思いついたぜ
ジョッシュ
- ほんと?
クリス
- 最高に
ジョッシュ
- な な 何さ
クリス
- いいか?確か洗面所の一つに俺のデオドラントが置いてあるはずだ
ジョッシュ
- そいつと一緒に使うのさ
ジョッシュ
- 全然わかんないよ デオドラントをどう使うのさ?
クリス
- スプレーだよ 吹きかけろ
ジョッシュ
- あぁー なるほど 納得
クリス
- 火炎放射器さ
ジョッシュ
- 子供の頃を思い出すよね
クリス
- あぁ 前にやっただろ
ジョッシュ
- スプレーをライターに向けて シューッ
ジョッシュ
- 凍ったカギにバイバイ
クリス
- その通り!あとは任せた
ジョッシュ
- 俺はちょっと別の用事がある
ジョッシュ
- ちょっと暗いけど大丈夫か
ジョッシュ
- まあ やるしかない
クリス
- 安全を祈るぞ 旅人よ
ジョッシュ
- <画像>
クリス
- ほぉ これは何かな
クリス
- <画像>
クリス
- はっ いいね
クリス
- は?今のはなんだ
クリス
- うううううううう!
クリス
- ちょっとクリス 何なのよ?
サム
- ええ?なんでわかったんだよ
クリス
- もういいから!早く鍵をあけてよ!
サム
- 了解!
クリス
- <画像>
クリス
- (巡査部長)どうもワシントンさん テイト巡査部長です
- (巡査部長)悪い知らせで申し訳ない
- (巡査部長)色々調べてみましたが 我々に出来ることはもう…
- (巡査部長)彼は自由の身です
- (巡査部長)法的にも彼の行動を制限することは出来ない
- (巡査部長)もし詳細をお聞きされたい場合は私にお電話をください
- (留守番)ピーッ 以上です
- そうか…
クリス
- <画像>
クリス
- <画像>
クリス
- <画像>
クリス
- ああ くそっ!
クリス
- なんなんだよ!もう
クリス
- あぁ これだ
クリス
- 寒くて凍っちゃいそう
アシュリー
- どうも ありがとう 今週もよろしく
クリス
- うわあっ!ったく…なんだよ
クリス
- くそ 脅かしやがって
クリス
- 今の何?大丈夫?
アシュリー
- たぶん…クマかトラって感じかな
クリス
- うわぁ ちっちゃな赤ちゃんイタチじゃない
サム
- 赤ちゃん?
クリス
- 平気だよ お前も大人になれる
ジョッシュ
- 暖かい我が家だぜ…
ジョッシュ
- これのどこが暖かいって言うんだよ…
マット
- あぁホント中に入れてよかったぁ
アシュリー
- 寒いけど外よりはマシ
アシュリー
- 火をおこしてくるよ
ジョッシュ
- 全然変わってないな
マット
- 誰も来てないしな
ジョッシュ
- 警察が出入りしてたでしょ?
アシュリー
- 最近は落ち着いたんだよね
クリス
- あぁ
ジョッシュ
- よぉ みんな元気か?
マイク
- やっほー
ジェス
- よぉ
ジョッシュ
- ハーイ
アシュリー
- 久しぶり
クリス
- まぁくつろいでくれよ
ジョッシュ
- あぁそうする
マイク
- もう 信じらんない 気持ち悪いんだけど
エミリー
- まさか顔ごと飲み込むつもり?
エミリー
- エミリー
マット
- 私が来たからって見え見えすぎるんだけど
エミリー
- あんたのものに興味ある人なんていないわよ
エミリー
- あれーねえ 今なんか言った?
ジェス
- あぁ残念 色仕掛けに夢中で聞こえなかった?
エミリー
- 自分がフラれたからって超感じわる
ジェス
- まぁ大勢の中の一人になれたって事ね
エミリー
- 良かったね おめでとう
エミリー
- ハイスクールクイーンに何言っても無駄よ
ジェス
- マットは宥めた
- エミリーよせ
マット
- あんたは黙ってて
エミリー
- マヌケ男は引っ込んでな
ジェス
- ちょっとあんた!
エミリー
- あぁ マットをいじめていいのは自分だけ?あんただけのおもちゃってこと?
ジェス
- あんたほんっと最低
エミリー
- あっそう…あんたが何考えようとどうでもいい
ジェス
- 少なくとも私は 学年トップ
エミリー
- あんたはせいぜい体でも張って仕事探せば
エミリー
- 私には美貌って味方がついてるから成績なんて関係ないし
ジェス
- やめてよ
エミリー
- そんなおしりじゃ 腐ったパンも買えないんじゃないの?
ジェス
- 本気で言ってる?それで侮辱してるつもり?
エミリー
- あの女ラリっちゃってるんじゃない?
ジェス
- マットは挑発した
- ジェス お前もいい加減黙れ いいか?
マット
- 嫌よ あんたこそ他人のことに余計な口出しするのやめたらどう?
ジェス
- せっかく楽しくなりそうなのにもう降参?
エミリー
- 本気でやる気?いいよ あたしはマジだからね
ジェス
- やめろ!
ジョッシュ
- 俺たち ケンカするために来たわけじゃないだろ
ジョッシュ
- こんなはずじゃ….
ジョッシュ
- なぁ 10分も仲良くできないようなら一旦頭を冷やした方がいいかもな
ジョッシュ
- マイク 俺が前に話した例のコテージを見てこいよ
ジョッシュ
- あぁ わかった
マイク
- なぁ行くか?
マイク
- あの女がいないならどこでも
ジェス
- その道を 上がったところだ
ジョッシュ
- やれやれだな
マット
- あぁ
ジョッシュ
- あーじゃあジョッシュ あー
マット
- 火でもつけるか?
マット
- あれ?バッグは?
エミリー
- え?
マット
- バッグよ!ほらピンクの柄の小さなバッグ
エミリー
- ロデオで買ったやつ
エミリー
- マット ねぇ聞いてる?
エミリー
- ヤだちょっと覚えてないの?
エミリー
- 私がヒール買った靴屋さんの隣にあった店よ
エミリー
- あなたレジの子に見とれて 棚を倒しちゃったでしょう?
エミリー
- あれは…あの子がスタジャンのことを聞いてくるから だから
マット
- ああ 彼女はあなたのダッサいジャケットに見とれてたってわけね
エミリー
- 俺のジャケット嫌いなの…?
マット
- マット…私のバッグ!
エミリー
- おいエミリー どうせ家に置いてきたんだろ?
マット
- 私がバッグを忘れると思う?!
エミリー
- いや その…
マット
- どうなの?
エミリー
- あぁ いいや
マット
- あなたがケーブルカーの駅に置いてきたのよ
エミリー
- 行こうよ ねぇ! すぐだから
エミリー
- そのあとは?
マット
- 温めてあげるわ
エミリー
- よし 分かった 行こう
マット
- 私は…お風呂入ってくる
サム