『エブリデイ!』第5話
新キャラ登場!彼の名は橘叶夢、彼もまた静かに高校生ライフを暮らしたい人だった。だがしかし、やけに後ろの女子2人がうるさくて気になる橘。果たして橘は静かに高校生生活を暮らせるのか!(多分無理(´^p^`)
- (俺の名前は橘 叶夢、高校生生活を静かに暮らしたいと心から願ってるもんだ)
橘 叶夢
- (入学して数日が経って、俺の席は窓側の端っこという何とも神ってる場所だ)
橘 叶夢
- (だかしかし...昨日席替えをしたところ窓側で下から2番目という、まぁまぁいい所を引き当てたのだが...後ろの奴らが...)
橘 叶夢
- 椿ちゃんおっはよー!
相川 菜穂
- おはようございます菜穂さん。
桜野 椿
- 昨日のあの番組見た!?
相川 菜穂
- えぇ、見ましたよ。
あれですよね?
人間は何日寝なかったら精神が崩壊するっていう番組ですよね?
桜野 椿
- そんなおぞましい番組知らないよ!?
相川 菜穂
- (...お察しの通り、とてつもなくうるさい...)
橘 叶夢
- (はぁ...隣の席の人は静かな人で良かったのに...にしても朝からよくもまぁそんな元気あるなぁ)
橘 叶夢
- あ、菜穂さんなぞなぞしますか?
桜野 椿
- するする!
相川 菜穂
- (高校生にもなってなぞなぞかよ...!)
橘 叶夢
- 問題。
ジャジャン。
桜野 椿
- (効果音自分で言うかい)
橘 叶夢
- パンはパンでも食べれるパンってなーんだ?
桜野 椿
- (...いやもうそれ答え言ってない?言ってるようなもんだよね?)
橘 叶夢
- パパ!
相川 菜穂
- (パパッッ!?!?)
橘 叶夢
- 80点。
食べれますね。
正解( ・ㅂ・)و ̑̑
桜野 椿
- (パパ逃げて!超逃げて!!!)
橘 叶夢
- (あとなんの点数だよ!?もし食べれる基準の点数ならまぁまぁ高いぞ、そんなに美味しいのかパパ!?)
橘 叶夢
- やったぁ!
相川 菜穂
- (サイコパスもいいところだよ...)
橘 叶夢
- では次。
第2問。
ジャジャン。
桜野 椿
- (まだやるんだ...)
橘 叶夢
- 象に踏まれても平気な生き物ってなーんだ?
桜野 椿
- 私!!
相川 菜穂
- (お前何もんだよッッッッ!!!!!)
橘 叶夢
- ほぉ。
なぜです?
桜野 椿
- 私なら踏んでくる象の足を掴んで背負い投げ出来るから!
相川 菜穂
- (すごいね!っじゃねぇよ!!!象舐めすぎだろ!一瞬でぺっちゃんこだわ!)
橘 叶夢
- 68点。
平凡。
桜野 椿
- ( ´゚д゚`)アチャー
相川 菜穂
- (なに平凡って!?これなぞなぞだよね!?さっきからなぞなぞのな文字もないんだけど)
橘 叶夢
- 椿ちゃん難しい問題ばっかりでヤダ!
相川 菜穂
- (お前がバカ過ぎるんだよ...)
橘 叶夢
- しょうがないですね。
簡単なのにしてあげますよ。
桜野 椿
- (これ以上簡単って幼稚園児レベルだそ...)
橘 叶夢
- 5人でかくれんぼをしました。
2人見つかりました。
残りは何人?
桜野 椿
- (おぉ...意外と真面目な問題だった)
橘 叶夢
- 4人!
相川 菜穂
- (なんで1人増えてんだよ!!!)
橘 叶夢
- 正解は2人ですよ。
桜野 椿
- えぇなんで?
相川 菜穂
- (俺はすごく何故1人増えたか聞きたいよ)
橘 叶夢
- 1人は鬼をしなくてはいけないので2人見つかったら残りは2人だからですよ。
桜野 椿
- あ...やられたぁ...。
相川 菜穂
- ところで1人増えてましたが菜穂さんの頭の中で何があったんですか?
桜野 椿
- いやぁさ、考えてたら田中くんが遊びたそうな目でこっち見てくるから仲間に入れてあげたの
相川 菜穂
- (田中くんって誰だよ!!問題フル無視か!!)
橘 叶夢
- なるほど。
それで仲間に入れてあげたんですね。
素晴らしい、正解にしてあげます。
桜野 椿
- (もうつこっこむのもめんどくせぇ...)
橘 叶夢
- ありがとう!
相川 菜穂
- (俺がおかしいのか...俺だけがこう思ってんのか...あぁぁぁ...)
橘 叶夢
- おはよー
黒野 明日香
- おっはよー!アスカ!
相川 菜穂
- おはようございます黒野さん。
桜野 椿
- (あ、隣の席の人だ)
橘 叶夢
- なんか盛り上がってた様子だけどなんかやってたの?
黒野 明日香
- なぞなぞです。
桜野 椿
- へー!
いいね、俺にもなんか出してよ
黒野 明日香
- (ヾノ・∀・`)ムリムリ
アスカじゃわかんないよ( ・´ー・`)フッ
相川 菜穂
- 朝からムカつくなこいつは…
黒野 明日香
- では問題。
ジャジャン。
桜野 椿
- 効果音お前が言うかい...
黒野 明日香
- (俺と同じツッコミ...)
橘 叶夢
- 5人でかくれんぼをしています。
2人見つかりました。
残りは何人?
桜野 椿
- 2人だろ?
黒野 明日香
- 鬼がいて2人見つかったんなら残りは2人だ!
黒野 明日香
- おぉ...ムカつくほど完璧な回答。
なんか嫌なんで不正解。
桜野 椿
- おい!!
黒野 明日香
- (あぁ...常識人だ...すごい...←ずっと2人の会話聞いてたから)
橘 叶夢
- こんなの常識だろ?
黒野 明日香
- そうだよね!
橘 叶夢
- う、うん...?
黒野 明日香
- だよね!
常識だよね!?
俺おかしくないよな!
橘 叶夢
- お、おう!
そうだな!
黒野 明日香
- (変わった人だな)
黒野 明日香
- 変わってますね。
桜野 椿
- なっ...俺は普通だぁ!
お前らがおかしいんだろうが!
橘 叶夢
- ま、まぁまぁ落ち着いて
黒野 明日香
- ん?
さっきから菜穂が大人しい...
黒野 明日香
- (_ *˘ω˘)_スヤァ…
相川 菜穂
- 寝てますね。
桜野 椿
- え、こいつさっきまで元気に騒いでたよね?
どんな神経してんだよ…
橘 叶夢
- 猿の神経ですかね。
桜野 椿
- (...すまん菜穂、否定できない)
黒野 明日香
- ...まぁそうだな
橘 叶夢
- 誰が否定してよ!!!
相川 菜穂
- あ、起きてましたか。
なんですか?
かまって欲しいんですか?
桜野 椿
- やめて!
そんな言い方いないで!
恥ずかしいから!
相川 菜穂
- もう充分恥ずかしいこと言いまくってるからさっきから
橘 叶夢
- 橘さんだっけ?
黒野 明日香
- そうだけど
橘 叶夢
- ごめんな
朝からうちのバカと猿が迷惑を
黒野 明日香
- →猿
相川 菜穂
- バカ←
桜野 椿
- はぁぁぁッッッッ!!!!!(´;Д;`)
黒野くん...君って人は...どこまで常識人なんだ!
素晴らしいよ!
橘 叶夢
- (やっぱり変わってるなぁ橘さん)
黒野 明日香
- だぁれがバカですか。
菜穂さんの猿は本当ですが。
桜野 椿
- ちょっと!?
相川 菜穂
- バカだろ?
朝から人様に迷惑をかけるんじゃありません
黒野 明日香
- そんなつもりはありませんでした。
勝手に迷惑だと思った橘さんが悪いです。
あと猿。
桜野 椿
- 猿って私のことじゃないよね!?
相川 菜穂
- ......(目をそらす)
桜野 椿
- こっち見てよ!!
相川 菜穂
- 朝からうるさいですよ
きちんと礼儀正しくしてなさい
新堂 愛莉
- あ、委員長ー!
おっはよー!
相川 菜穂
- おはようございます相川さん
今日もやかましいですね
新堂 愛莉
- それ面でよく言えるよね!?
相川 菜穂
- おはようございます新堂さん。
桜野 椿
- おはようございます桜野さん
新堂 愛莉
- なんか2人とも言い方似てるね!
相川 菜穂
- 黙ってください相川さん
新堂 愛莉
- 黙ってろ猿。
桜野 椿
- 委員長は置いといて椿ちゃん言い方かなりキツイよ!?
相川 菜穂
- とにかく!
朝から大声でギャーギャー騒がないで下さい!
新堂 愛莉
- まぁまぁいいじゃないの
元気がある証拠だよ( ・ㅂ・)و ̑̑
黒野 明日香
- ...黒野さんが言うのなら...次は相田先生に報告しますからね
新堂 愛莉
- 黒野くんの言うことはきくんだ
橘 叶夢
- べ、別に黒野さんの言うことをきいたわけじゃ...!
もうすぐホームルームが始まるから私が独自の判断で決めたんです
新堂 愛莉
- へー...絶対今考えたろ
橘 叶夢
- 黙りなさい橘叶夢
絞め殺すわよ
新堂 愛莉
- こわっ...!!
てかなんで俺だけフルネーム!?
橘 叶夢
- はぁーい
ホームルーム始めるわよー
相田先生
- あ、先生きた
ごめんね委員長、次からは気おつけるから
黒野 明日香
- い、いえ!
黒野さんが悪いわけじゃないので!
気にしないでください!
新堂 愛莉
- そぉそぉ
黒野くんは唯一無二の常識人なんだから
橘 叶夢
- (私は常識人じゃないのか←ちょっとショック)
桜野 椿
- あ、ありがとう(*^^*)
黒野 明日香
- (笑った...微笑んだ...可愛い...かっこいい...幸せ...)
新堂 愛莉
- (( ゚д゚)ハッ!脳内メモリーに保存しなくては!)
新堂 愛莉
- やっぱり常識人は黒野しかいなかった