私ともう一人との会議
少し辛かったので吐き溜めとして…現実的です。ごめんなさい。
- 頑張ったの。今まで沢山
ことみ
- 独りぼっちでも、辛くても頑張った。
ことみ
- ああそう。
だからなあに?
それだけのことじゃない。いきがるんじゃないわよ。人の気も知らないくせに。
もう一人
- 知ってるよ。貴方こそそうやって助けを自分から求めないで避ける癖に
誰も助けてくれないって悲劇のヒロインぶってよくやるよね。頭大丈夫?
ことみ
- 独りぼっちだと嘆く前に、目の前の人達ときちんと向き合ってみて。
助けてくれる人なんてね
ことみ
- 1人もいないんだよ。
ことみ
- 皆見返りを求めてる。
助けて欲しいって嘆いてる。でも皆がそうでありすぎていて、肝心な助け役になってくれる人は不足してる。
ことみ
- 皆自分の事しか目に入ってないの。だから、貴方もその皆と同じように求めたって意味がない。つまり、
ことみ
- 貴方がみんなを助ける役に回ってあげればいい。
ことみ
- は?そんな事簡単に言わないでよ!
私だって辛いのにどうして他人の心配なんかしないといけないの!
どうして私なの!?
そうよ。
そんな事言うなら貴方がやれば良いじゃない!
汚れ役なんて御役御免だわ!
もう一人
- た、確かにそうだけど…
ことみ
- ほらね。結局貴方だって皆と同じ、誰かに責任を押し付ける事しかできない野蛮な人間なのよ!
もう一人
- それは貴方も同じでしょう?申し訳無いけど、同じ人にそんな事言われる筋合いはないね。
ことみ
- それに、僕が汚れ役になってどうするの?
皆を助けて恩恵を受けられるのは僕になるって事だよ?貴方はまたこれからもずっといもしない助け役になってくれる人を必死になりながら探し続ける可哀想な人のままでい続けるんだよ?それで良いの?
ことみ
- 貴方って本当馬鹿よね。
もう一人
- え?
ことみ
- 誰かを助けたら、そのぶんだけ誰かが自分を助けてくれると本気で思ってるの?そうだったら重症よ。誰かを助けたって、その人は自分に対して感謝の気持ちを抱くかもしれないけどそのまんま。
もう一人
- ありがとうとは言うけれど、助けはしないのよ。
もう一人
- …そんな事、分かってるよ。分かってるけど…
ことみ
- はいはい。分かってるならそれで良いの。今日はここら辺で終わりにしましょう。こんな話続けてたらキリがないわ。
もう一人
- また今度、色々話したくなったらおいで。
もう一人
- 貴方に言われたくないよ(笑)
ことみ
- …うん。まあ…
ことみ
- 分かった。じゃーね。
ことみ
- はいはい。また今度。
もう一人