もしもジョジョ第1部の時代にLINEがあったら
わりとLINE関係ないジョナサンとディオ
- もしもジョジョ第一部の時代にLINEがあったら
- ディオォーーッ!
ジョナサン
- 君の靴下が僕の部屋にあったよ
ジョナサン
- メイドが間違えたんだろう、後で取りに行く
ディオ
- 数時間後
- ディオォーーッ!!!
ジョナサン
- 社会学の課題終わった?
ジョナサン
- …ああ、終わったぞ
ディオ
- 僕は今丁度終わったんだ!確認しあおうよ!
ジョナサン
- いいぞ
ディオ
- 数時間後
- ディオォーーッッ!!!!
ジョナサン
- 僕この前
ジョナサン
- その名前の呼び方やめろッ!!!
ディオ
- 随分気軽に呼んでくれるじゃあないか……
ディオ
- ええっ
ジョナサン
- なんでだい?
ジョナサン
- 文面が気に入らないのかな?
ジョナサン
- そうだよ文面が気に入らないんだよ
ディオ
- ええ〜?
ジョナサン
- でも僕的に君は「ディオ」じゃなくて「ディオォーーッッ!」って感じなんだよね
ジョナサン
- 価値観の押し付けはやめろ
ディオ
- おれはディオだ
ディオ
- ラテン語の例文みたいだね
ジョナサン
- あなたの名前はなんですか?
ジョナサン
- 私はディオです
ジョナサン
- うるさい
ディオ
- とにかく普通に呼べ
ディオ
- いやむしろもう呼ぶなよなァ
ディオ
- それは困るなぁ…
ジョナサン
- もしも僕が看護師で病院の受付をしてたらどうすればいいんだい?
ジョナサン
- 「次の方…あの…金髪の…ええっと…目つきが鋭い…その…」
ジョナサン
- 気まずいよ
ジョナサン
- どんな状況だ
ディオ
- 気まずい状況はピンポイントでそれだけなのか
ディオ
- まあどうでもいいが
ディオ
- とにかく次呼んだらブロックするからな
ディオ
- わかったよディオォーーッ!
ジョナサン
- わざとか???
ディオ
- もうこれは僕のアイデンティティのひとつなんだよ
ジョナサン
- 人は簡単には変われない。そうだろう?
ジョナサン
- いいこと言った風やめろッ
ディオ
- お前のアイデンティティ確立におれを組み込むなよなァ〜マヌケッ!
ディオ
- わかったよ、次はコードネームで呼ぶよ…
ジョナサン
- 引き下がったように見せかけてなにも解決していない
ディオ
- おれはいつからスパイになったんだァ???
ディオ
- ディオのコードネームは「DIO」
ジョナサン
- その名前まだ名乗っちゃあいけない気がする
ディオ
- というかコードネームという割になにも隠れてないんだが
ディオ
- DIOは世界中にスパイを送り込む言わば仕掛け人なんだ
ジョナサン
- ちなみにディオの能力は時間を止める能力なんだよ
ジョナサン
- 人の名前で妄想するのはやめろ
ディオ
- その話を続ける気なら、全部メモに残して後世に伝えてやるからな
ディオ
- やめてください
ジョナサン
- それで孫の孫あたりにまで読まれてしまえ
ディオ
- やめてください
ジョナサン
- まずは明日エリナに見せに行く
ディオ
- 勘弁してくださいお願いします
ジョナサン