輝く私たちのStage!
第2幕Ⅱ章
- 19:56
- というわけで、前半メンバーでグループ作ったけど、どうする?
いおり
- もうすぐ20時だけど。
いおり
- もうそろそろ、私はおやすみの時間なの。あふぅ
みき
- 何でこんな早い時間から寝てるのよ! もう少し内容を詰めておきたいから、起きてなさい!
いおり
- そうね。私も今の発言は、少し自分勝手すぎると思うわ
ちはや
- でも、私も少し眠たいかもー
やよい
- それなら、明日にしましょう
ちはや
- 伊織もそれでいい?
ちはや
- べ、別に私は今日じゃなきゃダメだなんて言ってないわよ!
いおり
- じゃあ、今日はこれで。また、明日の夜にでも話しましょう。
ちはや
- はーい、おやすみなさい
やよい
- おやすみ
いおり
- いやいや、ちょっと待つの!明らかにでこちゃんと千早さんの対応が美希とやよいで違うの!
みき
- ミキミキ
あみ
- それはね、2人が三淑女だからだよー
あみ
- ?
みき
- あと1人揃わなくて本当によかったね
まこと
- 本当にね
あみ
- ??
みき
- 19:56
- よし。じゃあ、後半グループのミーティング始めます!
はるか
- はっくしゅん!
ひびき
- 響ちゃん、風邪?
はるか
- 違うぞー。何だろうな
ひびき
- 風邪だとしても、メッセージにくしゃみを書くのはおかしいし
りつこ
- あ、もしかして、誰かが自分のことを噂してるんじゃないか!
ひびき
- 噂? そりゃされてるでしょう、アイドルなんだから。
りつこ
- それか、響ちゃんの好きなあの子かもよー(ニヤニヤ
はるか
- あ、
ひびき
- あの子って誰だ!? 自分の好きな人なんて誰にも言ってな——じゃなくて、誰もいないぞ!
ひびき
- またまたー
はるか
- はっきり申し上げましょう。今はそんな話をしている場合ではありません。
たかね
- ……
りつこ
- あらあら、ごもっともね
あずさ
- でも後半グループは、明日本格的に考えるらしいよ
まみ
- なら、こっちは今日中に決められるところから片付けていきましょう!
りつこ
- 律子さん、張り合ってます?
はるか
- そうね。こうなったらもう勝負よ!前半の出来映えがどうであれ、後半だけで十分評価される舞台を作り上げようじゃない
りつこ
- ということは、ジャンルはやっぱり学園モノですよ、学園モノ!
はるか
- お、面白そう
まみ
- え、何で学園モノ?
りつこ
- 本当、若返ったみたいで良いわね
あずさ
- 実に趣がありますね
たかね
- みんな、ほんとにそれで良いの?
りつこ
- 自分は反対かな
ひびき
- 自分は、ライオンキングみたいに動物がいっぱい出てくるミュージカルがいいぞ
ひびき
- そっか
はるか
- じゃあ、動物がいっぱい出てくる学園モノでどう?
はるか
- うーん
ひびき
- それならOKかな
ひびき
- じゃあ、それで!
はるか
- 待って。何で良い舞台を作るなら学園モノ、ってなるの?
りつこ
- 構想できてないなら適当に決めないでよ!
りつこ
- いやいや、私たち学生ですから! リアリティのある舞台作るなら学生が一番なんですよ
はるか
- 春香、何となく分かってたけど、今日のあなたは私を少し馬鹿にしてるわよね?
りつこ
- 諍いはお止め下さい
たかね
- うん、まあいいけど
りつこ
- 理屈も通ってるような気がするし
りつこ
- じゃあ、学園モノということで
はるか
- じゃあ、自分は用務員なー
ひびき
- お! それなら私は飼育室で飼われてるうさぎさんが良いな
はるか
- あら、じゃあ私は合格発表を見に来る中学三年の受験生で
あずさ
- ちょっと待ちなさい! 肝心の生徒がいなくてどうするのよ!
リアリティはどこに行った!?
りつこ
- 諍いはお止め下さい
たかね
- ……確かに争っても何も生まれないものね
りつこ
- じゃあ、律子さんは先生で!
はるか
- 先生かぁ、いいわね。男子生徒がみんな虜になるような保健の先生とかかしら?
りつこ
- またまたー、何言ってるんですか校長先生。
はるか
- 誰が校長先生じゃー!
りつこ
- 諍いはお止め下さい
たかね
- まあ、校長先生のイメージが、なんとなくお爺ちゃんってだけで若い女性の校長先生もいるかもね
りつこ
- って、貴音! さっきから諍いって言うけど、別に喧嘩してるわけじゃないから! 私は正論言ってるつもりだしね
りつこ
- 諍いはお止め下さい、校長
たかね
- だから、誰が校長先生じゃー!
りつこ
- 律子嬢は揶揄い甲斐がありますね
たかね
- ね!
はるか
- ね! じゃねーよ
りつこ
- 自分は用務員で、律子は公務員なー
ひびき
- 用務員も公務員だわ!
りつこ
- ツッコミ役が1人しかいないのも大変だねぇ
まみ
- あ、誤爆
まみ
- まとめ役の間違い笑笑
まみ
- ッ! もう好きにしな!
りつこ
- 律っちゃんが可哀想だから、私が高校生役やったげふ
まみ
- やったげふ笑
はるか
- やったげる
まみ
- では、私は校庭に迷い込んだ犬の役で
たかね
- お姫ちん、それウケ狙ってる?
まみ
- ? それは如何様な意味でしょう?
たかね
- みんな、精神年齢低すぎだぞー
ひびき
- まあとりあえず、役はこれで決まったね!
はるか
- 何、本当にこれでいくつもり??
りつこ
- もちろんです
はるか
- はるるんはお馬鹿さんだけど、やると決めたことはやる女だよ
まみ
- 筋も浮かびました。明日までにあらすじ書いてきますね!
はるか
- これは、意外な天才さんの出現ね
あずさ
- 大丈夫ぅ〜?
りつこ
- 待つしかないさー
ひびき
- 明日になれば分かることです
たかね
- じゃあ、他に決めることないなら、今日は解散ですかね!
はるか
- そうね。じゃあ、明日もまた19時で
りつこ
- 私、明日はお仕事があるから無理かも
あずさ
- 時間的に無理そうなら別の日に参加って形にしましょう
りつこ
- 多分今日からは毎日、こうやってグループチャットすることになるだろうし
りつこ
- 分かりましたー
あずさ
- りょーかい
ひびき
- じゃあ、おやすみなさーい
まみ
- 響、良い夢を
たかね
- え、何で最後、個人向けなの?
はるか