にゃーん
- にゃーん
我が家のまゆちゃん
- あらあら、イカしたねこちゃーん
みそじ
- 撫でてみたら?
てとら
- そ、そうね、飼い主との素敵な出会いが見込めるかも!
みそじ
- そりゃ!ごしごしごしごし
みそじ
- に"ゃにゃーーーーん!
我が家のまゆちゃん
- 撫ですぎ撫ですぎ!
てとら
- そりゃああああ!ごしごしごしごし
みそじ
- に"ゃあああああん(激しいにゃ、私、どうにゃっちゃうにゃあああ!?
我が家のまゆちゃん
- ふんはぁ!
みそじ
- ああ!撫での摩擦で猫が発光しはじめた!
杏
- ぴかにゃああああん!
我が家のまゆちゃん
- この猫がいれば…
てとら
- どんな暗いところでも行ける!?
杏
- こうして一行は、町外れに存在する、かつて誰一人として挑む事のなかった、帰らずの洞窟を探検することとなった
- みんな、にゃーに付いて来いにゃ
我が家のまゆちゃん
- 急に偉そうになったなぁ
杏
- 光を発して自信がついたのね
てとら
- ああん、男らしいわぁ
みそじ
- みんな、止まるにゃ
我が家のまゆちゃん
- ど、どうしたの?まさか私に愛の告白!?
みそじ
- ここから先は通さねえ
サンタ
- さ、山賊!?
てとら
- ていうか、サンタだね
杏
- この先に行きたくば、我がプレゼントを受け取ってからにしてもらおう!
サンタ
- つ、辻サンタ!?
てとら
- おっと、そのプレゼントは私が頂くわ、お返しはもちろん、あ❤︎た❤︎し❤︎
みそじ
- さすがみそじさん、さりげなく自分を売り込む!
てとら
- さりげないかぁ?
杏
- にゃっ
我が家のまゆちゃん
- なんということだろう、猫の必殺微塵爪により、サンタとみそじは微粒子レベルまで分解されてしまった
- ふう、厄介な相手だった
我が家のまゆちゃん
- だからって、殺さなくても…
杏
- 殺してなどはいないにゃ
我が家のまゆちゃん
- それはどういう…あああ!?
てとら
- ふっかーつ!
みそじ
- び、微粒子レベルまで分解された、サンタとみそじが一つになったぁ!?
杏
- 危なかったわ、私の「とにかく誰でもいいから合体したいパワー」がなければ、洞窟内を漂う塵になるところだった
みそじ
- てことは、サンタの能力を手に入れたってこと?
てとら
- そうよ、いい男はいねがー!
みそじ
- それサンタか!?
杏
- さあ、とっとと進むにゃ!
我が家のまゆちゃん
- あ、先に進まれると
てとら
- 真っ暗になった
杏
- ふふ、光はお肌の大敵、心地よい暗さ
みそじ
- そんな事言ってないで、探すわよ
てとら
- にゃーん
我が家のまゆちゃん
- あっちよ
てとら
- にゃーん
我が家のまゆちゃん
- あれ、逆からも声が聞こえる?
杏
- にゃーん
我が家のまゆちゃん
- どいうこと?あちこちから猫の声が ?
みそじ
- ふふふふ、ハマったな?我が術中に
我が家のまゆちゃん
- まさか、これが化け猫忍法、四方猫!?
てとら
- そうよ、我が忍法を、冥土の土産に味わいな!、
我が家のまゆちゃん