パーティ潜入任務②(マリア)
天然垂らしと童帝
- ストーリー補足
(B.A.B.E.L.とP.A.N.D.R.A.が協力してるぐらいのころ。合同でパーティー潜入任務中)
- 君は本当に黒が似合うね。銀髪がよく映える
兵部
- ああ、お揃いだな。
マリア
- ……。
兵部
- マリアは片手を顔に当てて赤面する兵部など事も無げに、くいとグラスを煽っている。
全く、人の気も知らないでお酒なんて――
ん?お酒?
- ちょっ、マリア!?君、一応未成年だろう!?
兵部
- ん?…ああ、もしかしてカクテルだったのか?
てっきりジュースか何かかと…
マリア
- 運が良いのか悪いのか、不幸中の幸いで彼女が手にしたのは度数の低い物だったらしい。ボーイにうっかりお酒を手渡されるような成熟した色香も、分からないことはないが。
すると不意に、彼女がグラスをこちらに傾ける。
- ん?ああ、今はテレポートが使えないから片付けが……
兵部
- いや、勿体無いから君にあげようと思って。なかなか美味しかったぞ
マリア
- あげ…って、え!?
ぼっ、僕がっ君の飲んだ…!
兵部
- 言葉も上手くまとまっていないが、要するにこれは。
- (間接キス……!!)
兵部
- どうかしたのか?
君は特に、回し飲みが苦手だった記憶はないんだが…気のせいだったか
マリア
- いや、飲む!飲みます!!
兵部
-
この後、受け取るも もたついているところに現れた賢木に グラスを奪われる。