Loading...

ひとり劇場

パーティ潜入任務②(マリア)

天然垂らしと童帝

ストーリー補足
(B.A.B.E.L.とP.A.N.D.R.A.が協力してるぐらいのころ。合同でパーティー潜入任務中)
兵部
君は本当に黒が似合うね。銀髪がよく映える
マリア
ああ、お揃いだな。
兵部
……。
マリアは片手を顔に当てて赤面する兵部など事も無げに、くいとグラスを煽っている。
全く、人の気も知らないでお酒なんて――
ん?お酒?
兵部
ちょっ、マリア!?君、一応未成年だろう!?
マリア
ん?…ああ、もしかしてカクテルだったのか?
てっきりジュースか何かかと…
運が良いのか悪いのか、不幸中の幸いで彼女が手にしたのは度数の低い物だったらしい。ボーイにうっかりお酒を手渡されるような成熟した色香も、分からないことはないが。
すると不意に、彼女がグラスをこちらに傾ける。
兵部
ん?ああ、今はテレポートが使えないから片付けが……
マリア
いや、勿体無いから君にあげようと思って。なかなか美味しかったぞ
兵部
あげ…って、え!?
ぼっ、僕がっ君の飲んだ…!
言葉も上手くまとまっていないが、要するにこれは。
兵部
(間接キス……!!)
マリア
どうかしたのか?
君は特に、回し飲みが苦手だった記憶はないんだが…気のせいだったか
兵部
いや、飲む!飲みます!!
 

この後、受け取るも もたついているところに現れた賢木に グラスを奪われる。

 

投稿日時:2017-02-22 00:20
投稿者:夢椿

> 夢椿さんの作品一覧をみる

↑このページの先頭に戻る