砂漠任務その後
教団に帰ってきた元帥とリンク
- 帰還
シオン
- 見ろよ、このブーツ。
私を連れ出したお前には、こいつをどうにかする義務があると思うんだが？
マリア
- 今回の任務は私が連行したのではなく、コムイ・リー室長の命によるもの。
それに、私はあくまで 貴女の護衛 として此処に居るのです。召使ではございません。
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- 護衛？笑わせる！
てっきり、お前のお守りでも押し付けられてるのかと思ってたよ。
そうだな、靴磨きの方はマルコムにでも頼むか。
マリア
- なっ…！？
ちょ…ッ待ちなさい、元帥！！
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- 分かりました、分かりましたよ！
やればいいんでしょう、やれば！！
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- （ぎょっとして元帥を引き止める。なんと横暴な。
あのルベリエ長官が靴磨き？とんでもない！磨くのはお菓子の腕と歯ぐらいで良いのだ。
いくら恩人とはいえ、あの品位と高潔な精神を練り上げて作ったような御仁がそのような事を……。
いや……目の前の魔女をちらりと睨みつけ、まさかなと首を振る。溜息と膝を同時についた。）
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