三代目はサンタイスカンダル~後日談~
三代目はサンタイスカンダルの後日談。前回、素材を略奪しすぎたイスカンダルと孔明の二人。その処理のためスキルマ要求が難しいサーヴァント達にプレゼントを配る。
- ふむ、しかし、どうしたもんかなコレ
サンタイスカンダル
- どうすんだよ。この余り素材の山。
エルメロイⅡ世
- 全スキルマにするためとはいえ、ちと略奪しすぎたわい。
サンタイスカンダル
- よし!良いことを思いついた!聞け坊主、妙案を思いついたぞ
サンタイスカンダル
- お前のいいことは、いつもろくでもないから聞かない
エルメロイⅡ世
- まぁそういうなって
サンタイスカンダル
- せめて最後くらいサンタらしく、スキルマの要求レベルが高くて困っている者達に、この余った素材を配ってやろうではないか
サンタイスカンダル
ジャンヌ・ダルク
ジャンヌ・ダルク
ジャンヌ・ダルク
- 翌朝
ジャンヌ・ダルク
- ジル
ジャンヌ・ダルク
- 目が飛び出ている方のジル、いませんか?
ジャンヌ・ダルク
- これはこれは我が麗しの聖◯ジャンヌよ、このジルめをお呼びですかな?
ジル・ド・レェ
- はい、呼びました
ジャンヌ・ダルク
- 本日はお日柄もよく、大変気持ちのいい朝ですね(ニッコリ
ジャンヌ・ダルク
- ええ、とても清々しく良いお天気ですな
ジル・ド・レェ
- でも、私の気分は最悪でしたよ
ジャンヌ・ダルク
- ほう、貴女が気分を害されるとは珍しい。それは何故?
ジル・ド・レェ
- 朝目が覚めて見ると、私のベッドの上に大量の心臓が置かれていました。
ジャンヌ・ダルク
- 生々しくて非常に気持ち悪かったです
ジャンヌ・ダルク
- それは災難でしたねジャンヌ。一体誰がそのような悪辣な真似を
ジル・ド・レェ
- これは一体どういうつもりですかジル?
ジャンヌ・ダルク
- え?
ジル・ド・レェ
- 貴方の仕業でしょう?
ジャンヌ・ダルク
- い、いえ、私ではありませんぞ
ジル・ド・レェ
- 嘘はよくないですよジル。貴方以外あんな気色悪いことをする人物は他にいません。せっかく気持ちのいい目覚めが台無しでした。
ジャンヌ・ダルク
- ご、誤解ですジャンヌ!私では…
ジル・ド・レェ
- 言い訳は結構!
その飛び出した目が二度と飛び出ないよう突いてあげます!
ジャンヌ・ダルク
- ヒイィィィ!
ジル・ド・レェ
ジル・ド・レェ
ジル・ド・レェ
- ゲホッ!ゲホッ!
エミヤ
- 誰だ!私の部屋に大量の塵を巻いた輩は!おかげで部屋中塵まみれで掃除が大変だぞ!ゲホッ!ゲホッ!
エミヤ
- (だ、黙っておこう…)
エルメロイⅡ世