世にも奇妙なLINE通知
ドゥルルルルン♪ドゥルルルルン♪ドゥルルルルンルル ドゥルルルルルン♪(例のBGM) COLORSは架空のグループ。ラーメンズにこんなネタあったような
- 世にも奇妙なLINE通知
- 今度の休みわたしの家の前に来てよ
ネー子
- 行きたい所があるんだ
ネー子
- ----
- 来たよ
イー子
- 来たよー!
ノー子
- おっ、早いな
ネー子
- どしたの?
イー子
- 久々に駅近くの公園に行こうかと思ってね
ネー子
- 昔よくみんなで一緒に行ったとこだね
ノー子
- 結構遠いとこだよな。ネー子のチャリの後ろっ側乗せてよ
イー子
- 三人乗りしちゃうー?
ノー子
- それはちょっと流石になー…わたしの自転車ボロだから
ネー子
- なんならうちの母さんに車で送って貰おうか?
ネー子
- ネー子の母さんいつも仕事忙しいんじゃなかったっけ
イー子
- あ…
ネー子
- 自分の家族のこと位把握しとかんかい
イー子
- まー無理だよね。別の方法考えよ
ノー子
- あ、そうだ!その前にー…
ノー子
- COLORSの新曲出てたよ!LINEの音楽のやつで送ったげる!
ノー子
- ほんとに送れるんですかねー?
イー子
- もー、確かにわたし機械音痴だけど!LINE位送れます!あんましバカにすんなよな!
ノー子
- まあ…送れませんよねー
ネー子
- その通り。なーに言ってんだか
イー子
- もう!ネー子まで!
ノー子
- ごめんごめん
ネー子
- どうしよっか。行き方
ネー子
- そうだなあ、お喋りでもしながらゆっくり歩いてくのもいいんじゃない
イー子
- それもそうだ!そーしようネー子!
ノー子
- そうだね、そうしようか
ネー子
- ----
- とは言ったものの…
イー子
- やっぱり着くまで退屈だなあ
イー子
- お喋りでもしながら〜って、あんたの提案でしょうが
ネー子
- そうなんだけどさ…
イー子
- 逆に考えてみなさい、国語力を鍛えるチャンスだよー
ネー子
- 今こそトークスキルを駆使する時だよイー子
ノー子
- じゃあしりとりしよう
イー子
- それちょっと違う!
ネー子
- それトークというよりゲームっぽいけど…
ノー子
- それにつまんなくない?しりとり
ネー子
- えー、じゃあ絶対5文字以上ってルール付きで!
イー子
- あ!それ面白そう
ノー子
- いいよ。イー子からね。しりとりの「り」から
ネー子
- り…意外とムズイな。リトアニア!
イー子
- アウトドア!!
ノー子
- 杏仁豆腐ー
ネー子
- ふ、か…フライドポテト!
イー子
- 東京都!
ノー子
- と…と…鳥取砂丘!
ネー子
- うさぎ年
イー子
- わたしの干支なのさ〜
イー子
- わたしは早生まれだから龍なのさ〜♪
ノー子
- えっとね、新聞紙!
ノー子
- うえからよんでもしたからよんでもしんぶんし〜♪
ノー子
- はいはい、知ってるから。しゅうまい
ネー子
- イカスミパスタ!
イー子
- たらこパスタ〜
ノー子
- タンタン麺!
ネー子
- ん、付いたよ
ノー子
- ざーんねん
イー子
- あっちゃあ〜…
ネー子
- 麺類から連想して言ってしまった…
ネー子
- 最後の方おいしそうなものばっかだったもんね!
ノー子
- イカスミパスタのせいだ
ネー子
- 麺類プラス中華も連想しちゃってからのタンタン麺が出た可能性があるよー
イー子
- え?どゆこと?
ネー子
- イカスミパスタの前にしゅうまい出てるから
イー子
- ネー子自身によってね
ノー子
- うわーやっちまったー
ネー子
- あっはっはっは
イー子
- はっはー
ノー子
- ねえもっかいやんない?
イー子
- わたしはパスしよっかな、おバカなわたしにゃ結構難しかったです〜
ノー子
- ネー子はどうする?リベンジいっちゃう?
ノー子
- …いいよ
ネー子
- 二人だとあんまり面白くないや。騒がしさが足りないっていうか
ネー子
- わたしが騒がしいってそれ褒めてんの貶してんの?
ノー子
- 騒がしくて悪かったなこんにゃろう!確かに騒がしいよ!わたしは!
ノー子
- …そうだね
イー子
- 肯定すんなし!!
ノー子
- そろそろ駅近くだな
ネー子
- あ…あの駄菓子屋、まだやってたんだ
イー子
- まじで!あ!まじじゃん!
ノー子
- 寄ってみる?
ネー子
- 寄ろう寄ろう
イー子
- 丁度ベンチもあるしそこで食べてこう
ネー子
- 何買おうか?
イー子
- んー、まあテキトーに
ネー子
- ここでアタリ出たのに大はしゃぎしてすぐそこのドブにはまったことあるわー
イー子
- その時好きだった男の子に見られちゃったやつねー!
ノー子
- あ!!やっば、わたしお金持ってきてない!
ノー子
- あはは、もー、なにやってんのさ
ネー子
- ----
- ないわあー…あの好きだったやつ今はもう売ってないとか…ないわー
イー子
- なんか買えただけいーじゃん
ノー子
- わたしは懐かしい思い出に浸れるだけでいいですー、二人がお菓子食べてるの眺めてますー
ノー子
- もう小学生じゃないんだから、そんなのでふてくされるのやめなよ
ネー子
- そんなのとはなんだ!!
ノー子
- へいへい
イー子
- あ、なつかし!そのチョコ!
イー子
- ノー子がこのチョコについてるシール集めまくってたな、そういや
ネー子
- そういうシール集めてたのって男子はまだしも女子はノー子だけじゃなかった?
イー子
- なんであんなに熱中できんだろーね
ネー子
- コレクター心がうずくの!君達にわかるかなこれ?
ノー子
- わたしさ…ノー子が集めてたシール見せてもらった時に、手に取った瞬間風が吹いて…なくしちゃったことがあってさ
ネー子
- もう必死に探したけど無くってさ、仕方ないからそのシールが出るまでチョコ買って…
ネー子
- ノー子に泣きながら謝って渡したっていうね
ネー子
- ネー子らしい、すごくネー子らしい思い出だ
イー子
- 大してレアものじゃなかったから良かったのに〜
ノー子
- ノー子…
ネー子
- …あれ?ネー子?
ノー子
- …なんで泣いてるの?
ノー子
- ネー子…大丈夫!?
イー子
- どうしたの、どうしたの!?
ノー子
- シール無くしちゃった時のこと思い出したから!?
ノー子
- それは…流石に違うよね!
ノー子
- ごめん…やっぱり、泣いちゃう
ネー子
- 謝ることないよ…わたしだって悲しいもの
イー子
- 泣いちゃっても当前さ
イー子
- やっぱりって何?なにが悲しいの?
ノー子
- ねえ!
ノー子
- 公園…行こうか
ネー子
- …うん、行こう
イー子
- 二人共!無視しないでよ!
ノー子
- ネー子!イー子!
ノー子
- 待ってよ!何でわたしがここにいないみたいに扱うの
ノー子
- ………
ノー子
- あれ…?
ノー子
- ああ…そっか…
ノー子
- わたし…ここに…いないんだ…
ノー子
- """"""""""""""
- 来たよ
イー子
- おっ、早いな
ネー子
- どしたの?
イー子
- 久々に駅近くの公園に行こうかと思ってね
ネー子
- 結構遠いとこだよな。ネー子のチャリの後ろっ側乗せてよ
イー子
- それはちょっと流石になー…わたしの自転車ボロだから
ネー子
- なんならうちの母さんに車で送って貰おうか?
ネー子
- ネー子の母さんいつも仕事忙しいんじゃなかったっけ
イー子
- あ…
ネー子
- 自分の家族のこと位把握しとかんかい
イー子
- ほんとに送れるんですかねー?
イー子
- まあ…送れないよねー
ネー子
- その通り。なーに言ってんだか
イー子
- ごめんごめん
ネー子
- どうしよっか。行き方
ネー子
- そうだなあ、お喋りでもしながらゆっくり歩いてくのもいいんじゃない
イー子
- そうだね。そうしようか
ネー子
- ----
- とは言ったものの…
イー子
- やっぱり着くまで退屈だなあ
イー子
- お喋りでもしながら〜って、あんたの提案でしょうが
ネー子
- そうなんだけどさ…
イー子
- 逆に考えてみなさい、国語力を鍛えるチャンスだよー
ネー子
- じゃあしりとりしよう
イー子
- それちょっと違う!
ネー子
- それにつまんなくない?しりとり
ネー子
- えー、じゃあ絶対5文字以上ってルール付きで!
イー子
- いいよ。イー子からね。しりとりの「り」から
ネー子
- り…意外とムズイな。リトアニア!
イー子
- 杏仁豆腐ー
ネー子
- ふ、か…フライドポテト!
イー子
- と…と…鳥取砂丘!
ネー子
- うさぎ年
イー子
- わたしの干支なのさ〜
イー子
- はいはい。知ってるから。しゅうまい
ネー子
- イカスミパスタ!
イー子
- タンタン麺!
ネー子
- ざーんねん
イー子
- あっちゃあ〜…
ネー子
- 麺類から連想して言ってしまった…
ネー子
- イカスミパスタのせいだ
ネー子
- 麺類プラス中華も連想しちゃってからのタンタン麺が出た可能性があるよー
イー子
- え?どゆこと?
ネー子
- イカスミパスタの前にしゅうまい出てるから
イー子
- うわーやっちまったー
ネー子
- あっはっはっは
イー子
- ねえもっかいやんない?
イー子
- …いいよ
ネー子
- 二人だとあんまり面白くないや。騒がしさが足りないっていうか
ネー子
- …そうだね
イー子
- そろそろ駅近くだな
ネー子
- あ…あの駄菓子屋、まだやってたんだ
イー子
- 寄ってみる?
ネー子
- 寄ろう寄ろう
イー子
- 丁度ベンチもあるしそこで食べてこう
ネー子
- 何買おうか?
イー子
- んー、まあテキトーに
ネー子
- ここでアタリ出たのに大はしゃぎしてすぐそこのドブにはまったことあるわー
イー子
- あはは、もー、なにやってんのさ
ネー子
- ----
- ないわあー…あの好きだったやつ今はもう売ってないとか…ないわー
イー子
- もう小学生じゃないんだから、そんなのでふてくされるのやめなよ
ネー子
- へいへい
イー子
- あ、なつかし!そのチョコ!
イー子
- ノー子がこのチョコについてるシール集めまくってたな、そういや
ネー子
- そういうシール集めてたのって男子はまだしも女子はノー子だけじゃなかった?
イー子
- なんであんなに熱中できんだろーね
ネー子
- わたしさ…ノー子が集めてたシール見せてもらった時に、手に取った瞬間風が吹いて…なくしちゃったことがあってさ
ネー子
- もう必死に探したけど無くってさ、仕方ないからそのシールが出るまでチョコ買って…
ネー子
- ノー子に泣きながら謝って渡したっていうね
ネー子
- ネー子らしい、すごくネー子らしい思い出だ
イー子
- ノー子…
ネー子
- ネー子…大丈夫!?
イー子
- ごめん…やっぱり、泣いちゃう
ネー子
- 謝ることないよ…わたしだって悲しいもの
イー子
- 泣いちゃっても当然さ
イー子
- …公園、行こうか
ネー子
- …うん、行こう
イー子
- EPILOGUE
- この公園で…三人でいっぱい遊んだの、つい最近みたいなのになあ
ネー子
- 時の流れは早いですなあ
イー子
- ノー子が近くに居たのだって、つい最近みたいなことなのに
ネー子
- きっと近くに居るさ、ノー子は
イー子
- なんだそれ、見守ってくれてる的な?ロマンティーだねえイー子
ネー子
- ロマンティーとかじゃないよー、ほんとに居た気がしたんだ、さっき
イー子
- ほんとに?
ネー子
- ほんとだよ
イー子
- 一件の通知があります
LINE
- …おっ、LINE
ネー子
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