作曲家会議-January
作曲家たちのヘンテコな会議を月一で作成してみます。
- 諸君!!あけましておめでとう。
まずは輝かしい2017年を迎えることを神に感謝し、
幸先の良いスタートを切るためにも
わしのマタイ受難曲からスタートさせようではないか!
バッハ先生
- ええーっ?
そりゃないっすよ!
そんな長い曲を聴いてたら1年なんて終わっちゃうっすよ!
そんなら僕のアヴェヴェルムコルプスなら数分で終わるっすよ!
モーツァルトくん
- 相変わらず軽い奴だな!
ベートーベンさん
- そういうベートーベンさんこそ新年早々暗い顔してますね?
モーツァルトくん
- ほっといてくれ!
俺はもともとこんな顔だ!
ベートーベンさん
- そうっすか?
いつも悩んでるか怒ってるかわからないっすよね?
モーツァルトくん
- 今俺は作曲のことで頭がいっぱいなんだ!
なかなかいいメロディが浮かばなくて困ってるんだよ!
作曲に時間がかかるのは俺の運命のほかならない。
ベートーベンさん
- そんなのチャッチャッと終わらせて早くニューイヤーパーティと行きましょうよ!
モーツァルトくん
- ニューイヤーコンサートといえば大人気の私が通りますよ。
ヨハンシュトラウスくん
- おっと!ワルツで踊るのも悪くはないが、
やっぱりお酒飲みたいよ〜
もちろん女の子いっぱい連れて!
モーツァルトくん
- 女はもう勘弁してほしいな。
忘年会では某伯爵夫人のサロンで、
私の演奏会があったが、
私の魅力のせいで大勢の女性が押しかけて来た挙句、
みな失神してしまって大変だったんだよ。
リストくん
- リストくん!それは俺への当てつけかね?
ベートーベンさん
- あーあ!女に縁が薄いベートーベンを怒らせたよ。
僕知ーらないっと!
ショパンくん
- 新年早々喧嘩は良くないですね!
シューベルトくん
- 出た!優等生ぶりっ子のシューベルトくんだよ!
モーツァルトくん
- まあ僕がたくさんの友達を連れて来ますから、みんなで賑やかにパーティしましょうよ!
シューベルトくん
- じゃあそう言う事で、バッハ先生!留守番よろピクピク〜
モーツァルトくん
- ・・・
バッハ先生