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ひとり劇場

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晴れてるのに傘初音源インタビュー#3

: 1回、バンドでライブしたんですよ今年

: ああ、あの5月の「呪われしバンドマンの宴」(晴れてるのに傘がバンド時代にやっていた企画名で今年5月に武蔵境スタットで開催)。

: その時にちょっと付け焼き刃的にスタジオにばっと入ってやったら、ちょっと....全然良くなかったんですよ

: 言ってましたね

: それでバンドやりたいからやったんですけど、なんかこれちょっと......考えないとな、って。

: ちょっと落ち着いてなんか音源とかでちょっと、1回ちゃんと。

: ちゃんと音源作って、これを元に。

: これを元にまた来年、そういうイメージでやろうと。

: バンド名は？

: 「晴れてるのに傘」で。

: おお

: はい。

: なるほど。。
そういうステップにあるものなんですね、この音源は。

: そうですね

: ああ、それだからずっとホームページもあのままにしてるし、というところもあるんですか

: ツイッターとかも「ロックバンド」って書かれてあって

: 今はこうだけども

: まあまあ、でもあんまバンドにこだわんなくてもいいかな、とも思うんすけど

: あ、まあ、ひとりで出るときもあればバンド形式で出るときもあるし。

: でも(頭の中で)鳴ってるのはバンドサウンドっていうか.....ですかね

: じゃあこれを機に

: そうですね

: じゃあこれからパーマネントなバンドメンバーを集めて。

: ちょっと声かけてみようかなって

: まあでもこの２年間で弾き語りをやってきて、弾き語りのお客さんも、好きになってくれたお客さんもいるわけじゃないですか、今。

: YouTubeの動画でシングル的に「仕事に行くんだぜ」を先行で発表して、それはバンドサウンドを呈示していて

: そうですね。

: どういう反応になるか...
「バンド別にいいよ」みたいなことも、ねえ笑

: 笑
まあ.....でも弾き語りではないな、というのはあるんで。
シンプルにギター１本もって、っていうのでは違うから

: 最近のライブでは一人だけじゃなくて、コラボも多いですもんね。
服部(繁人)さんとか、あとこんぶさんも。

: ひとりではだんだんなくなって。。

: そうですね。最近は多くなってますね

: ......と、これからの活動についてハッキリとしたビジョンを話してくれた晴れ傘さん。
そして話題は創作面「歌詞」の話に。

: あと、晴れ傘さんの歌詞を読んでてですね、けっこう固有名詞が出てきますよね

: ああ～

: たとえば仕事に行くんだぜ、なら「中杉通り」って言葉があるでしょ。30年間なら「ブルーハーツ」が出てきて。

: 女の子、なら「トマト鍋」。この辺がねえ、ライブを聴いてても印象に残るんですよね

: こういう表現っていうのは、何か影響があるんですか？詩に関して。

: ああ～、
ま、考えてはないんですけど、僕、高校生の時にガッツリ、青パン(青春パンク)がガンッって来たとか、

: 大槻ケンヂとかサブカルチャー的なのとか、けっこうドップリだったんですよ。
たぶんそれが影響して～。

: でもブルーハーツはどういった経緯で？ちょっと年代違いますよね

: 当時、僕は特にそういうの興味なかったんですけど、友達が貸してくれて、ちょっとまあ聴いてたんですよ

: GOING STEADYとか

: ああそうですそうです。
そっからブルーハーツに行き着いて。ファーストばっか聴いてた記憶が。

: その時ちょうどGREEN DAYとか流行って。

: メロコアがね、Hi-STANDARDとか

: まあ、最終的にはブルーハーツを毎日聴いてましたね

: メッセージがポジティブですよね、晴れ傘は。そこら辺が特徴ですよね

: たぶんもう、血が流れちゃってるのかもしれない。

: だからまあ(作るときは)考えるんですけど、もう何も考えずにやったらこうなる

: あの、「トマト鍋」ってなんなんですか？どこで知ったんです？
なんかエピソードがあるんですか？

: ああ.....、あの、
確か昔、３年前くらいに女性が.....、確か作ってくれたんだと思います....

: で、それを思い出して

: 食いたいな、って

: その女の子のことを思い返した歌？

: 思い返したわけじゃないです汗

: おいしかった.....気がして.....

: いい思い出だったんですね

: おいしかったですね.....

: 冬に女の子の部屋にいけばトマト鍋が食えるとおもってる

: 潜在意識が

: 東京、東京って出てきますけど晴れ傘さんはご出身は？

: 埼玉.....春日部ですね

: ご両親はご健在で

: 健在です

: 仕事に行くんだぜの歌詞のように、「男は仕事なんだぜ」と言われたんですか？

: 言ってましたね

: 今も言われるんですか

: 今は....言われないですね笑
仕事してるんで

: あとは、ジャケットの絵がベティさんの漫画を切り取ったデザインで。
素敵ですよね。

: そうですね。ジャケ買いしますね

: これは書き下ろしてもらったんですか？

: いや、前になんか書いてくれて。それが部屋に置いてあって、ちょうどジャケットのこと考えてたら目の前にあって、これだって。。笑

: ３種類採用ですもんね。ベティさんびっくりするんじゃないですか

: そうですね。いやほんとありがたいです

: 最後に晴れ傘さん、紆余曲折あった音楽活動をしみじみ思い返し話してくれました。

: まあ僕も続けてて、いろんな音楽にたずさわったり聴いたり、こういうのやってみたいなとかいろいろやってきて

: やっぱり「晴れてるのに傘」っていうのを始めた時、なんかねえ、面白いことやろうと思ったんですよ。できるかな、って思って。

: 初めてのバンドの時はもろこの音(青春パンクサウンド)。
これで歌詞が違うみたいな。.....で終わって、ああダメだったなってなって......。ぼーっと過ごすじゃないですか。

: そうするとやっぱバンドをやりたくなってくるんですよ。

: で、ね。当時の友達とかに「今何してんの」「いやなにも」「じゃバンドやろうよ」ってなって。

: 「じゃ面白いことしようよ」って。
根底にはブルーハーツとかビートの血が流れてるんですけど、「ちょっとこれ、ファンクっぽくしてさ」とか、「ダンスっぽくしてさ」とか。

: やってて迷走して、迷走して、たぶん散ってったんだと思うんですよ

: ほうほうほうほう

: それ......で、またぼーっとして。
みんな、なんかまあ、年もね、人生のこれからの、っていろいろ重なったと思うんですよ

: みんな30くらいで。。

: それで弾き語りをなんかこう......、JETさん(JET ヒロシ、武蔵境スタットのブッキングもしている東北出身のシンガー)が
「なんかやったほうがいいんじゃないの？」って言ってくれて武蔵境に来たんですよ

: その中で約１年やって、まあ根底に流れてるのがコレなんだなって行き着いたんですよ

: なるほどなるほど

: 1回アコースティック通ってみて。。

: たまたまなんか

: 旅.....ですね

: 旅ですねやっぱ

: で、今回これを作って。

: まあまあ、グッズというか、なんかそういうのが欲しかった

: あとは.....
まあまあ、ちょっとでもなんか、
ちょっとでも

: 収入が欲しい？笑

: いや笑、まあ収入もそうですけど
ちょっとでもなんか、こうゆうやついるんだ、みたいな
ちょっとだけでもこれから１ミリでも(世間に)出てくればいいかな、っておもって。

: そろそろ(主張していって)いいかなって思って。いろいろやってきてバンドもいくつか散っていきましたが

: もうそろそろいいだろうと。力強いですね。
そういうところ、ほんといいと思います！
slip insideも今後も晴れ傘さんの動向を楽しみにしてますので！

: ほんとありがとうございます！みなさんに足向けて寝れません汗

投稿日時：2016-11-22 21:57
投稿者：たなか
閲覧数：16

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