アリスの野望 3
こんにちは!みかん好きです!最新送れて申し訳ありませんでした!この通りですm(_ _)mどうぞ楽しんで見ていただけたら幸いです!
- 〜回想〜
チシャ猫
- あなたの名前って何ていうの?
マリー
- へ?僕は白兎だよ…?
ノア
- じゃなくて本名よ!
マリー
- 少し間をあけて白兎は言った…
ノア
- …
ノア
- 僕は名前がないんだ…
ノア
- どうして?
マリー
- 小さい頃親に捨てられてしまって……自分の名前が分からないんだ…
ノア
- ふーん(¬ω¬)こんなに可愛い.*・゚兎さん捨てる何て考えられないわ!
マリー
- 「ボッ⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄」と顔を真っ赤して白兎は言った…
ノア
- え!???ちょっとやめてよ可愛い何て…
ノア
- うふふ( *´艸`)可愛いわよ?
マリー
- ちょっ!もうやだー(/ω\*)
ノア
- そしてマリーは力強く言い放った
マリー
- ノア!
マリー
- ?
ノア
- ノアって名前はどうかしら!
マリー
- ノア……その名前を僕にくれるの?
ノア
- 白兎はきょとんとしながらそんなことを言った
ノア
- そうよ!
マリー
- ノアって名前……もしかして…!
ノア
- そのもしかしてよ!
マリー
- マリーはゆっくりと言った
マリー
- そう、名前の由来は…
マリー
- 〜回想終了〜
マリー
- お母様が聖騎士!!!?
アリス
- アリスは驚きを隠せない様子だった
ノア
- うん(*^^*)
ノア
- そうだにゃ!
チシャ猫
- 何がどうなっているの!?
アリス
- アハハ(*ˊᗜˋ*)驚くよねー
ノア
- 話しておくべきか…
ノア
- ため息が混ざりつつも、ノアはそんなことを言った
ノア
- その内に服を作ってるにゃ!
チシャ猫
- アリスが素っ裸だと流石に可愛そうだからねー...♪*゚
チシャ猫
- あ、ありがとう!
アリス
- チシャ猫の手は妙な光を放ち始め、「ポンッ」と手を叩いた。気づけば彼女の手には水色の布が現れていた
チシャ猫
- 良しっ!もうひと頑張りだにゃ!
チシャ猫
- チシャ猫が手を「ポンポンッ」とまた叩くと、白いレースや黒い布まで出てきた
アリス
- うわー(・∇・)(・∇・)(・∇・)(・∇・)
アリス
- アリスのチシャ猫を見る目はキラキラと光輝いていた…
アリス
- あれね、「スキル」って言うんだよ!
ノア
- スキル?
アリス
- ワンダーランドの住人は1人1人スキルを持っているんだ。
ノア
- チシャ猫は「物を作るスキル」と「物を消すスキル」なんだ!凄いでしょ!?
ノア
- まぁ!真逆のスキルじゃない!面白いわね!
アリス
- ノアは小さな耳をピクピク動かしながら話を続けた
ノア
- そして君の母マリーのスキルは…
ノア
- 「全ての物に命を与えるスキル」
ノア
- お母様らしいわ!
アリス
- そしてノアは深刻そうな顔をして、ゆっくりと話し出した
ノア
- …
ノア
- でも、そのスキルのせいで命が狙われてしまった…
ノア
- え?
アリス
- 彼女のスキルは美しい…だからそれを利用するやからが次々と現れ始めた
ノア
- でっでも!お母様お強いんでしょう?なんだって聖騎士って言われているくらいだもの…
アリス
- そうさ…でもずっと前に死んでしまっただろう…
ノア
- ……うん…
アリス
- アリスとノアの目は潤んでいた
ノア
- そしてアリスは目を擦り、決心したようにこう言った
ノア
- 黒幕は誰なの?お母様の敵を撃ちたいわ!
アリス
- うーん(。-_-。)多分あのお方だと思う…
ノア
- その人についてもっと詳しく聞かせてちょうだい!
アリス
- そしてノア「ニシシッ(´罒`)」と笑って、おかしなことを言った
ノア
- じゃあ、今からおかしなお茶会へ行こうか!
ノア
- 確認したい事があるんだ!
ノア
- そう言ってノアはアリスとは反対側に向けていた顔をアリスに向け直した。
ノア
- するとノアは何かを思い出したかのように「はっ」とした。
そこには素っ裸のアリスがいた
ノア
- ノアの顔は一瞬にして真っ赤に化した
アリスが素っ裸なことを忘れてしまっていたのだ
ノア
- うん!ってこっち見ないでー!
アリス
- ん?わわわっー!ごめんなさーい!!!
ノア
- ちょっとド◯ノアこっち見るな!
チシャ猫
- すっすみません…
ノア
- 小さな小さな手で自分の目を必死に覆い隠すノアであった
ノア