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ひとり劇場

友達が…

黒木
ある時、メールが届いた
黒木
あの…
黒木
すいません
黒木
相談があるんですが…
黒木
いいですか?
黒木
長々と話を続け、そろそろと私は返事した
直輝
誰ですか?
黒木
僕は、
黒木
今困っているものです
直輝
だからってなんでまあ僕に?
黒木
君がいいんだ
直輝
僕?
直輝
なんで僕なんかが?
黒木
いいから
黒木
きみは、僕の
黒木
黒木
好き
黒木
黒木
友達
黒木
だよ
直輝
え?
直輝
きみ誰?
黒木
ずいぶん前の友達
直輝
ずいぶん前?
直輝
ずいぶん前っていつ?
黒木
小学生の時
直輝
小学生…
黒木
うん
直輝
もしかして
直輝
僕の友達?
直輝
直輝
黒木達也?
黒木
よく分かってくれたね
黒木
僕はこの時心臓が一瞬止まった
直輝
あの時死んだんじゃ
黒木
うん
黒木
きみと話しがしたくてね
直輝
幽霊?
黒木
うん
直輝
僕は幽霊を信じないがいきみは信じるよ
黒木
ありがとう
直輝
で、なに?相談って
黒木
無理だと思けど
黒木
僕と一緒にあの世へ行こう
直輝
え、
直輝
…僕はその時点でもう黒木の頭がおかしいと思った
黒木
つづく

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投稿日時:2016-11-11 23:03
投稿者:みやび

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