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ひとり劇場

party and party

トクサの口調は結構星.野.先生のサジ加減なところある。「助けてくれマダラオーッ!」からすると、サードだけにすると口調が変わりそうですね

喰機開闢孔
トクサ
地獄への孔ですよ。
トクサ
喰われろ、鉄クズ共…!!
アレン
(あの数を、一瞬で飲みこんだ…。
体に影響ないのか……?)
 




マダラオ
5キロ先でLv4を数体確認した。
我々も疲弊している、退くぞ
マリア
マダラオ。
先程から水分を摂っていないようだが、水筒が空になったのか?
そうマリアが尋ねると、すぐ横から高笑いが響いた。
トクサ
空だなんてとんでもない!
この男の水は 出発時から一滴足りとも減っていないんですよ、姉様。
マダラオに向かって投げ掛けられたマリアの質問に、トクサが割って入る。
マリア
なに、此処は砂漠だぞ?
サードと言えど、水分無しに活動なんて無茶だろう。
マダラオ
何を言う。私はフィーリアの水筒がいつ空になっても良いようにしているのだ。
そのための行動など、無謀の内には入らない、
相変わらず、マダラオはマリアが相手になると饒舌だ。
マリア
また君は!そう言うのを無茶と言うんだ。
テワクも大概だが、君は黙って突拍子もない行動を取るから困ったよ。
トクサ、次にやったら無理矢理にでも飲ませてくれ。
トクサ
なんということ!
姉様、私にこのマダラオを抑えろと仰るのですか?
マリア
だって、今日はリンクが居ないから仕方がないよ。
沈黙。
トクサ
そうですね。ええ、その通りです。
しかし、私だって今は神の使い。ただの鴉に捉えられますかね?
昔からそうだ。いつも マリアやマダラオと遠くを歩く彼に、衝動的に張り合った。
一瞬の意地が、姉様の表情を曇らせる。
あ…、と思った頃にはもう、止めどない言葉は口から飛び出てしまっていた。
トクサ
すみません そういうつもりでは、
マダラオ
行くぞ、トクサ
AKUMAに内蔵された魂。
その衝撃を処理する間もなく目の前で滞りなく広げられたやり取りに 思わず口を挟むことすら忘れていたアレンは、マダラオが声を掛けてからしばらくして我に返った。
マリア
やあアレン。遅れてすまないな、君もここに……、
  …アレン?
トクサ
おや? AKUMAの魂は苦しんでいましたか?
 






洞窟
※マリアを囮にしてにげたよ!
※マダラオのサードエクソシスト計画の説明が終わったよ!
トクサ
なんです?その目は。私達を化物だとでも?
…簡単に化物になったアナタには分からないでしょうね。化物になる事を望む私達の気持ちなど。
トクサ
ならば姉様はどうです?我々が憎むべきノアの重鎮であること、半身を失おうとすぐさま再生すること。AKUMAなんて比にならないはず。
トクサ
姉様に、同じ事が言えますか。
思わず息を飲む。気圧されるな。
アレン
それ以上言うと、あのマダラオって人に殺されますよ
以前、リンクが言っていたことだ。
それも素直になれず、忠告もどこか苛立ったものになってしまう。
トクサ
愚かな!アナタこそマダラオに対する注意が足りないようだ。
トクサ
マダラオもまた、人ならざる者となった喜びに打ち震えているのですよ。
“ 姉様と同じ場所に立った、とね… ”

 

投稿日時:2016-10-08 05:05
投稿者:夢椿

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