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ひとり劇場

【推しの子】アイが生きた世界線

セリフとか抜けてるとこあるかもしれないけど、抜けてるとこさえ彼女のエリア♪ってことで許して!ね?w

1月7日 午前10時35分
アイ
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ピーンポーン(インターホンが鳴る)
アクア(幼少期)
ルビー(幼少期)
アイ
社長達かな?
アイ
はーい!
???
アイ···
???
ドーム公演おめでとう
???
双子の子供は元気?
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良介
ふはっ…!
良介
痛いかよ…!
良介
俺はもっと痛かった…!苦しかった…!
良介
アイドルのくせに子供なんて作るから···!
良介
ファンを裏切るふしだらっ…、!
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見てはいけないものを見てしまった。
瞳がブルッと震え、恐怖が襲いかかる。
アクア(幼少期)
アイ…!?アイ…!?
アイ
私なんて…もともと無責任で…
アイ
人を愛するってよくわからないから…
アイ
みんなに喜んでもらえるような、綺麗な嘘をついてきた…
アイ
いつか…嘘が本当になることを願って…
アイ
君たちのことを愛せてたかはわからないけど…、愛したいと思いながら愛の歌を歌ってたよ
アイ
いつか、それが…本当になることを願って…、
アイは 震えた声で1文字、1文字、精一杯 喋っている
良介
嘘つけ…、俺のことなんて覚えてもいないんだろ…、
良介
見逃してもらおうt…、
アイ
りょうすけくんだよね…、
アイ
よく握手会来てくれてた…、
アイ
お土産でくれた星の砂…、嬉しかったなぁ〜、…
アイ
今もリビングに飾ってあるんだよ…、
アイ
あれ‥?違った?…
アイ
ごめん私人の名前覚えるの苦手でさ〜…
_____。
アイ
今だって君のこと…、愛したいって思ってる…、
良介
んだよ…、それ…っ、
良介
そういうんじゃ…、!
良介
うあああああああああああ!
カチンっ、
ナイフがドアに触れ、音が響き渡る
アクア(幼少期)
アイ…!!!救急車呼んだから!
アイ
ごめんね…、多分これ…無理だぁ〜…
アイの声は小声かのように薄く、力が入っていない様子だった。
やがて、今にも聞けなくなるかのような。
アイ
アクアは大丈夫?怪我とかしてない?
アイ
してない…、(泣)
瞳から涙が溢れ出てきた。
視界が涙で一杯だ。
現世で初めて泣いた。
頭が真っ白になった。
ルビー(幼少期)
え…?
ルビー(幼少期)
そっちで何が起きてるの?
アクア(幼少期)
ルビー…、くるな…
ルビー(幼少期)
ねぇってばっ!!!!!!!
妹が、ドンっ!ドアを叩く。
アイ
ルビー、!
アイ
ルビーのお遊戯会の踊り…、よかったよー。
アイ
私さ、ルビーもこの先、アイドルになるんじゃないかって…、思ってて…
親子共演とかさ‥楽しそうだよね…
アイ
アクアは役者さん…?
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アイ
2人は…、どんな大人になるのかなぁ…、
アイ
2人が大人になってくところ…、そばで見てたい…、
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アイは、ゆっくりと玄関に飾ってある星野家3人の写真を見る。
アイ
2人のランドセル姿…、みたいなあ…、
アイ
授業参観とかさ…、
アイ
「ルビーのママ若すぎない?」とか言われたい…
アイ
はっ、これは言わなきゃ
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ルビー…、
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アクア…、
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アイ
愛してる…
「愛してる」___。
今までの「愛してる」とは何かが違う。
まるで、言葉が星のようにキラリと光ったかのように。
アイ
あぁ…、やっと言えた
アイ
ごめんね…言うのこんなに遅くなって
アイ
この言葉は絶対、嘘じゃない…
アクア(幼少期)
アイ…?
アクア(幼少期)
アイ…?
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アイの目から、何かが消えた。
星のように光っていた何かが、消えた。
俺たちを照らしてくれた光が、消えた。
………
涙が溢れ出てきた。
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妹は、ドアの向こうで泣いていた。
現実を受け入れられない俺がいた。
もうダメなのかと…まるで未来が見えているかのように思っていた
…………………………………………………………と思った。
ピーポーピーポー(サイレンの音)
救急車がやってきた。
アイはその後、救急車で病院へ運ばれ、心臓マッサージ、手術が行われた。
医者によると、助かる可能性は0ではないらしい。
ルビー(幼少期)
ほんと…?ほんとなの…?お兄さん
アクア(幼少期)
お母さん(アイ)の笑顔…
ルビー(幼少期)
ママの笑顔…
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また見たい!!!
医者
うん。きっと見れるはずだよ
病院では、アイとバレないように「お母さん」と呼んでいる。
光がなければ…アイとなんてわからない。わかるはずがない。
光がないアイなんて…アイなはずがないから。
ルビー(幼少期)
(前世のこと思い出すなぁ…)
ルビー(幼少期)
(せんせ…今何してるんだろう…)
前世は医者だった
だからこそ感じる、
この罪悪感。
アイを救えなかった罪悪感。
アクア(幼少期)
(さりなちゃん...)
アクア(幼少期)
(さりなちゃんも…きっと天国で哀しむだろうな)
ルビー(幼少期)
(せんせも…アイ大好きだった)
ルビー(幼少期)
(せんせは…今ニュースをみてどんな気持ちなんだろう)
そんなことを考えてる内に、
妹と俺は無意識にアイの手を握っていた。
ん…?(小声)
手が…あったかい...
アクア(幼少期)
アイ!???アイ!!?!??
ルビー(幼少期)
マ、ママ!!?!!?!
今、この瞬間、
アイの目に、光が!!
光が、、、宿ったんだ!!!!
妹と俺は大号泣しながらアイに飛びつく。
アイ
ルビー?アクア…?あれ…?私は確か…だれかに刺され…
アイ
ここは…?病院…?
医者
......................え
医者
ア、ア、ア、ア、ア、ア、
医者
ア、ア、ア、アイ…、?
声を震わせながら目をまん丸くして言う医者。
アイ
えっ!?
ルビー(幼少期)
ぎ、ぎゃあああああ!
バレた!?
焦って頭が空っぽになる俺。
涙がひっこんだ。
嬉しいけど。
アクア(幼少期)
ル、ルビー、!アイ、!早く帰るぞ!!
アクア(幼少期)
アイあるける?
アイ
う、うん!元気だよ!歩ける!
アクア(幼少期)
ほ、ほらついてこい!
ルビー(幼少期)
あ、ああ!待ってよお兄ちゃん!
俺たち3人は、すぐさまその場から去る。
医者
なんだったんだ‥?今のは…?
医者
ま、まぁ忘れよう
医者
人違いかもしれない。
数年後
ルビー
ママ〜!みてみて!!新しいランドセル!
アイ
きゃー♡うちの子きゃわぁああ〜!!
アクア
   
アイ
ふふっ🤭アクアも可愛いよー!
アクア
う、うん//
ルビー
もうこんな時間!!
アイ
じゃあ学校行っておいで!
ルビー
うん!!
ルビー
ほら!!お兄ちゃん!いくよ!!
腕を引っ張られる。
アクア
痛いからやめろ!____。
               
        
         
ルビー
あ、!そうだ!
ルビー
ママ、行ってきまーす!!
俺は、立ち止まってそう呟いたルビーに微笑みコクリと頷いた。

9  

投稿日時:2024-12-08 02:05
投稿者:莉乃

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