end route project プロローグ crossover side
始まりの章 第一話
- これはある夏の出来事
うp主
- …なんだって?
灰村 零
- お前話聞いてなかったな?
五月 骸
- だから、他地区から宣戦布告を受けてるんだとよ。
五月 骸
- え?つまり俺らに戦ってこいと?
灰村 零
- まあな、なんせ相手の地区はナンバー1チームを出してくるらしいし
五月 骸
- ちなみに、相手の地区はどこだかわかってんのか?
灰村 零
- ああ、確か『希望月市』、それと『愛宮市』…だな
五月 骸
- 希望月?聞いたことがあんな…
灰村 零
- そりゃそうさ。希望月は最近、ナンバー1チームが入れ替わったらしいからな
五月 骸
- それと愛宮もだ、最近発展した都市だろ?
灰村 零
- 愛宮も似たようなこと経緯だ
五月 骸
- ふ~ん…
灰村 零
- 風の噂だけどよ、希望月のトップはメンバー全員が「あの事件」の被害者っていう説があるぜ
灰村 零
- あの事件?
五月 骸
- ほら、一昨年の
灰村 零
- 「神無市中学校銃乱射事件」のことか?
五月 骸
- そーそー!それ!
灰村 零
- あいつらがぁ?!ないない!
五月 骸
- お前見てもねーのにそんなこと言い切れんのかよ…?
灰村 零
- だってよ…あの時に覚醒してんだぜ?
五月 骸
- もしそうだったとしても未熟すぎんだろ…
五月 骸
- ま、単なる噂の範疇だしな。実際は見て見なきゃわかんねーな
灰村 零
- おう…
五月 骸
- そんで?他の奴らにはなんていう気だ?
灰村 零
- あー…まぁ重要なことだけ言えばいいだろ
五月 骸
- そーだな
灰村 零