人見轢沙子と蓬莱少女繪幻想たちの働き
連投です。ちょっと長いです
- 7人が住む屋敷。ほとんど人がいない昼下がり
ナレーター
- ・・・んー
人見轢沙子
- そういえばみんな仕事してるのはわかるけどどんな感じなんだろ
人見轢沙子
- ちょっと覗いてみようかしら
人見轢沙子
- そういって名無しの元へ向かう
ナレーター
- 名無しさん
人見轢沙子
- ・・・どうしたの?
読書と妖怪の秋
- ちょっと出かけるわ。遅くはならない
人見轢沙子
- ・・・いってらっしゃい
読書と妖怪の秋
- 名無しはそう言うと本を読んだ
ナレーター
- 轢沙子は外に出る
ナレーター
- よし、まずは・・・えーと白山ちゃんから行ってみますか・・・
人見轢沙子
- 白山が働いてる神社へと向かった
ナレーター
- ここが神社ね・・・。人はいないようだけど・・・。あれ?向こうで掃除してるのは?
人見轢沙子
- ・・・
白山修験
- 白山ちゃんね。間違いないわ。おーい白山ちゃん
人見轢沙子
- ・・・ん?あっ、轢沙子さん
白山修験
- どうしたんですか?
白山修験
- ちょっとみんなの働きぶりを見てみたかったのよ
人見轢沙子
- みんな?ということはもう他の人に会ってきたんですか?
白山修験
- いや白山ちゃんが最初
人見轢沙子
- そうですか
白山修験
- 邪魔よね。ごめんなさい
人見轢沙子
- いえ、大丈夫ですよ。暇な時間帯なので時間潰しに掃除してるだけです
白山修験
- 邪魔したお詫びに何か奢ってあげるわ
人見轢沙子
- いいんですか?じゃあカップ味噌ラーメンを買ってください
白山修験
- わかったわ!じゃ、私はこれで
人見轢沙子
- はい!家で会いましょう!
白山修験
- 轢沙子は神社を離れる
ナレーター
- 次は・・・順番で言うと神道国ちゃんかしら・・・
人見轢沙子
- 次に轢沙子は神道国のいる神社へと向かう
ナレーター
- 着いた・・・。というか意外とすぐ近くだった。ここら辺神社がポンポン立ってて面白いわね
人見轢沙子
- さて、神道国ちゃんはと
人見轢沙子
- 轢沙子は鳥居近くまで足を踏み入れると
ナレーター
- おっ、轢沙子じゃないか!
神道国幻想
- んっ!?神道国ちゃん?どこ?
人見轢沙子
- ここだぜ
神道国幻想
- 轢沙子が声のする方向に向けると神道国は売店にいた
ナレーター
- あっ、売店にいたのね
人見轢沙子
- そうだ。どうしたんだ?
神道国幻想
- みんなとんな仕事してるか見に来ただけよ
人見轢沙子
- そうか。別に見に来なくても私はメイドみたくサボったりしないぜ
神道国幻想
- 関心ね・・・。じゃあ安心したからもう行くわね
人見轢沙子
- あっ!待った!せっかくだからなんか買ってけよー
神道国幻想
- この・・・お守りとかそういうの?
人見轢沙子
- そうだぜ。お守りあると良いことあるぜ
神道国幻想
- んじゃあ・・・。この交通安全のお守りでも
人見轢沙子
- ありがとーぅ!
神道国幻想
- 轢沙子は別に買う予定はなかったお守りを買った
ナレーター
- ・・・
人見轢沙子
- 財布に入れておこ
人見轢沙子
- 次は・・・月光ちゃん?またすぐ近くね。行きましょう
人見轢沙子
- 神道国の神社と月光のいる神社は距離が短く時間はかからなかった
ナレーター
- あら・・・。月光ちゃんすぐ発見。巫女たちを集めて何か喋ってるわ?
人見轢沙子
- 神とは、敬愛するもの・・・!神とは、畏怖するもの・・・!それらを思考せずに、巫女はやっていけない!
月光の反魂
- なーに言ってんだか。前に神を凌駕するとか言ってなかった?
人見轢沙子
- 今顔を合せたら面倒だからパスしましょ
人見轢沙子
- 月光のいる神社を離れる
ナレーター
- 絶対他の巫女さんも月光ちゃんの言ってること理解できてないと思う・・・
人見轢沙子
- 次は神社じゃなくてメイドちゃんの働いてる場所か
人見轢沙子
- あら・・・。これまた近いわ。道も簡単だし、すぐに行ける
人見轢沙子
- 轢沙子はメイドが働いてる場所に行く
ナレーター
- ここね・・・。屋敷っていうより豪邸ってやつ?ここなのか・・・
人見轢沙子
- あれ?轢沙子ちゃん?
お掃除メイド
- 後ろから声をかけられ驚く轢沙子
ナレーター
- おわっ!後ろにいたのメイドちゃん!?
人見轢沙子
- うんー
お掃除メイド
- ・・・ん?その荷物、買い出し?
人見轢沙子
- そうよ!これからそこの御主人様が料理するらしくて私が指南するんだ!
お掃除メイド
- ・・・メイドちゃん、やっぱり貴女調理師になったほうが
人見轢沙子
- ん?
お掃除メイド
- な、なんでもないわ!それじゃあね!
人見轢沙子
- 轢沙子は去る
ナレーター
- ・・・
お掃除メイド
- (調理師免許なんか、取ってもジャケ子さん越えられないもん・・・)
お掃除メイド
- 少し離れたところで轢沙子は確認する
ナレーター
- よし次はラスト。ブロンドちゃんの場所ね。・・・さすがにここから離れているわね
人見轢沙子
- ブロンドの元へ向かう
ナレーター
- あれっ!?今までの神社と違う!大きいわ!
人見轢沙子
- 白山の神社、神道国の神社、月光の神社ときたが今までの神社とは倍ぐらい大きかった
ナレーター
- これ・・・ブロンドちゃん会うの難しいんじゃ?
人見轢沙子
- まあとりあえず売店行くか・・・
人見轢沙子
- 売店に行ってみる
ナレーター
- まさか神道国ちゃんみたいに簡単に会えるわけ
人見轢沙子
- よー、轢沙子ー!
未来世紀のブロンド巫女
- あ。簡単だった
人見轢沙子
- 巫女はとりあえず売店にいること多いぞ
未来世紀のブロンド巫女
- な、なるほど・・・
人見轢沙子
- で、どうした?
未来世紀のブロンド巫女
- いやいや、みんなどんな風に働いていてるのかなーって
人見轢沙子
- 私はこんな感じさ
未来世紀のブロンド巫女
- なるほどね、わかったわ
人見轢沙子
- なんか買ってけよ
未来世紀のブロンド巫女
- それ神道国ちゃんからも言われた。あと交通安全のお守り買ったわ
人見轢沙子
- あいつとは別なもの買えよ
未来世紀のブロンド巫女
- 何がいいかしら
人見轢沙子
- そうだ。おみくじでもやってけ
未来世紀のブロンド巫女
- じゃあそうするわ
人見轢沙子
- 轢沙子はおみくじを引く
ナレーター
- えーと・・・。末吉?
人見轢沙子
- まあまあだな。凶が出なかっただけ安心だろ
未来世紀のブロンド巫女
- う、うん。じゃ、私帰るわね
人見轢沙子
- また家でなー!
未来世紀のブロンド巫女
- 轢沙子は帰ることにした
ナレーター
- まあ結果的にはみんなキチンと働いているみたいだし、心配も何もいらなかったわね
人見轢沙子
- あっ、そうだ白山ちゃんのためにカップ味噌ラーメン買わなきゃ。あの子いつ食べるつもりかしら
人見轢沙子
- そういうと、次の瞬間トラックが目の前に早く通過した
ナレーター
- ・・・!!
人見轢沙子
- あ、危なかった・・・!
人見轢沙子
- も、もう交通安全のお守りが効いた・・・!
人見轢沙子
- お守りの効果はすごいな。と思った轢沙子だった
ナレーター