諦めかけた夢。
主の実話。
- 僕のお話…聞いてくれますか?
ぬっしー( 'ω')
- 聞いてくれる方は、スクロールお願いします。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 《2021》
ぬっしー( 'ω')
- 僕はこの時、小学4年生だった。
ぬっしー( 'ω')
- その時から、僕の人生は狂い始めた。
ぬっしー( 'ω')
- 仲の良かったYが、不登校になってしまったんだ。
ぬっしー( 'ω')
- 僕が歌い手の事について知り始めたのは、Yがすとぷりのころん君を推していて、よく話を聞いていたからだ。
ぬっしー( 'ω')
- Yは、いつも僕に構ってくれた。
ぬっしー( 'ω')
- ちょ、待ってってwww
Y
- やだぁぁぁ!
Yは"私"のだもん!
ぬっしー( 'ω')
- 違う!私の!
N
- ちょ、落ち着いて〜💦
H
- 僕達は、毎日のようにYと一緒に居た。
ぬっしー( 'ω')
- 1人も、欠けることが無かった。
ぬっしー( 'ω')
- でも、Yが不登校になってからは、
ぬっしー( 'ω')
- ねぇ、なんでYが不登校になったか、知ってる?
ぬっしー( 'ω')
- 私、知らない…
N
- …私、知ってるけど、言えない、
H
- ……そっか、
ぬっしー( 'ω')
- 少し、月日が経った頃から、私達とYは、手紙でやり取りするようになった。
ぬっしー( 'ω')
- 『元気?誕生日おめでとう!』
ぬっしー( 'ω')
- 『ありがとう!プレゼント、気に入った!』
Y
- 良かった、
ぬっしー( 'ω')
- そんなやり取りをしていた。
ぬっしー( 'ω')
- ただ…
ぬっしー( 'ω')
- 《2022 夏》
ぬっしー( 'ω')
- 僕は、5年生になった。
ぬっしー( 'ω')
- 新しいクラスになっても、Yとは同じクラスだった。
ぬっしー( 'ω')
- 変わった事といったら、Nが別のクラスになってしまった事・転校してきたMと仲良くなった事だった。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- そしてある日、担任の先生から、衝撃的な事を告げられた。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- Yさんが、転校します。
先生
ぬっしー( 'ω')
- ─────え?
ぬっしー( 'ω')
- (嘘、なんで…?)
ぬっしー( 'ω')
- お姉さんが居る、奈良に引っ越すそうです。
先生
- 僕は、Hの事が気になって、ふと見ると、
ぬっしー( 'ω')
- (泣
H
- 泣いていた。
ぬっしー( 'ω')
- そして、さよならをした後、
ぬっしー( 'ω')
- 僕は1人、廊下を歩いていた。
ぬっしー( 'ω')
- 数人には、教室で気付かれていた…
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 僕が泣いている事を。
ぬっしー( 'ω')
- ポロポロ
ぬっしー( 'ω')
- (また、一緒に遊べる日が来ると思ってたのに、)
ぬっしー( 'ω')
- そして、僕はクラスメイトに止められた。
ぬっしー( 'ω')
- ねぇ!Hが泣いてるのに、なんで慰めてあげないの!?
MOB
- そのクラスメイトは、僕の方を見て、申し訳なさそうな顔をした。
ぬっしー( 'ω')
- …ごめん、
ぬっしー( 'ω')
- そう言って、僕は早歩きで玄関へと向かった。
ぬっしー( 'ω')
- 後ろからは、Hの泣く声と、それを慰める多数の女子の声。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 玄関に着くと、いつも一緒に帰っていた、Nが居た。
ぬっしー( 'ω')
- 遅いよ〜!
N
- …ごめん、笑
ぬっしー( 'ω')
- Nは、別のクラスになってしまったから、Yが転校する事を知らずに居た。
ぬっしー( 'ω')
- だから、僕が告げた─────
ぬっしー( 'ω')
- Yが…転校するらしい、
ぬっしー( 'ω')
- ───え、?
N
- 嘘、だよね?笑
N
- …
ぬっしー( 'ω')
- 嘘だって、言ってよ、(泣
N
- …(泣
ぬっしー( 'ω')
- その日は、2人とも泣いて帰った
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- しばらくして、Yが転校する前に、さよなら会を開いた。
ぬっしー( 'ω')
- Hは、ずっと泣いていた。
ぬっしー( 'ω')
- 先生の配慮で、H"だけ"Yの隣に座った。
ぬっしー( 'ω')
- 「僕も、泣けば隣に座れたのかな?」
ぬっしー( 'ω')
- そんなクズな考えが脳内を横切ってしまった。
ぬっしー( 'ω')
- でも、僕は泣くことが出来なくて、なんとなくのまま…
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- Yとの別れを実感した、
ぬっしー( 'ω')
- そして1年後、
ぬっしー( 'ω')
- 《2023》
ぬっしー( 'ω')
- 僕は6年生になった。
ぬっしー( 'ω')
- 6年生の人数が少なく、1クラスになった。
ぬっしー( 'ω')
- そして、僕ら(H・M・僕)は、1年間別クラスになっていたNがよく絡んでいるグループに入った。
ぬっしー( 'ω')
- そのグループの中の1人は、幼稚園からの付き合いで、仲は良かった。
ぬっしー( 'ω')
- ただ、時を重ねるごとに、そのグループに居てはいけないと思った。
ぬっしー( 'ω')
- ねぇ〜、ぶっちゃけ嫌いな人とかっている〜?w
R
- とか、
ぬっしー( 'ω')
- ねぇねぇ〜、好きな人って居るの〜?w
R
- というのを良く聞かれ、
ぬっしー( 'ω')
- 僕は、事情聴取されているのかと思う事が良くあった。
ぬっしー( 'ω')
- また、
ぬっしー( 'ω')
- ねぇ、RTさ、
Mとの距離縮めてくんない?
R
- あいつと関わるの疲れるんだよね〜
R
- え、?あ、うん…
わかったよ、
ぬっしー( 'ω')
- ありがと〜w
助かるわ〜w
R
- 変な事を頼まれるようにもなった。
ぬっしー( 'ω')
- 実際、Mと絡むのは好きで、今まで以上に仲良くなっていた。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- そしてMは、僕の…
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 心の支えになった。
ぬっしー( 'ω')
- 僕が色んなことに悩んでいても、かならず助けてくれる。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- あぁ、僕の悩みについても話しましょうか。
ぬっしー( 'ω')
- 僕の悩みは、ざっと3つ。
ぬっしー( 'ω')
- 1つ目は、人間関係。
ぬっしー( 'ω')
- この人間関係については、友情・恋愛に関するもの。
ぬっしー( 'ω')
- 友情は…
ぬっしー( 'ω')
- 何を友情というのか、分からなくなりかけているからだ。
ぬっしー( 'ω')
- 例えば、
ぬっしー( 'ω')
- ねぇ。
私達の前で、歌い手の話しないでくれない?
S
- 私達、歌い手の事そんなに知らないし、なんなら嫌いだから。
S
- …そっ、か
ごめん、もうしないよ、
ぬっしー( 'ω')
- 他にも、僕に
ぬっしー( 'ω')
- あれやめてくれない?
R
- そういうのやめて。
S
- とか、我慢させられてばっかりになっていった…
ぬっしー( 'ω')
- そして、恋愛感情は…
ぬっしー( 'ω')
- 後で話しましょう。
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 2つ目は、性別について。
ぬっしー( 'ω')
- 聞いたことある人は少なくは無いのでは無いのでしょうか?
ぬっしー( 'ω')
- 『性同一性障害』
ぬっしー( 'ω')
- というものを。
ぬっしー( 'ω')
- 自分の体に嫌悪感を抱いたりするのが普通かもしれませんが、僕は少し違うところで、性同一性障害になりました。
ぬっしー( 'ω')
- 『女のくせに』
『女なのに』
『女なんだから』
ぬっしー( 'ω')
- この言葉が、歳を重ねるごとに僕に言われる事が増えてきて、
ぬっしー( 'ω')
- その言葉が言われる度に、
ぬっしー( 'ω')
- (男なら良かったの?)
(男だったらやらなくていいの?)
ぬっしー( 'ω')
- そう、思ってしまうようになりました
ぬっしー( 'ω')
- また、クラスメイトから
ぬっしー( 'ω')
- ○○ちゃん!
MOB
- そう呼ばれる度、
ぬっしー( 'ω')
- (あぁ、僕は…"女の子"なんだな…)
ぬっしー( 'ω')
- そう、思ってしまうようになりました
ぬっしー( 'ω')
- そして僕は…
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')
- 女の子を好きになってしまったんです。
ぬっしー( 'ω')
- おかしいっていうのは、自分でも気づいてるんです。
ぬっしー( 'ω')
- でも、好きになってしまった。
ぬっしー( 'ω')
- 本人は、他に好きな人が居るのに、勝手に好きになって勝手に病んで…
ぬっしー( 'ω')
- 僕って馬鹿ですよねw
ぬっしー( 'ω')
- あぁ、話が逸れましたね。
ぬっしー( 'ω')
- 3つ目は
ぬっしー( 'ω')
- 家庭環境です。
ぬっしー( 'ω')
- 僕は、性同一性障害という事を家族に話していません。
ぬっしー( 'ω')
- 怖いという気持ちもあれば、「まともに相手にされないのでは、」
と思ってしまうからです。
ぬっしー( 'ω')
- そう思うのは、少し前、
ぬっしー( 'ω')
- 私が、一人称を「僕」にしたら、どうする?
ぬっしー( 'ω')
- 母に聞くと、
ぬっしー( 'ω')
- 何?憧れか何か?
そういうのやめてくれない?
母
- そう、言われてしまった
ぬっしー( 'ω')
- クラスメイトにも、同じ様なことを言われた事があったからか、
ぬっしー( 'ω')
- 少し悲しい。
ぬっしー( 'ω')
- という気持ちで終わった。
ぬっしー( 'ω')
- また、僕の将来の夢についても話すと…
ぬっしー( 'ω')
- 私、歌い手になる。
ぬっしー( 'ω')
- RTがなれる訳ないでしょ。
母
- どうやら母さんは、僕の夢を応援してはくれないらしい、w
ぬっしー( 'ω')
- でも、僕は諦めない。
ぬっしー( 'ω')
- いつか、性同一性障害だということを家族に話し、
ぬっしー( 'ω')
ぬっしー( 'ω')