ゆーは僕だけのものだから……
(リアルBL)グループLINE 嫉妬する彼氏
- しゅんとに紹介したい人がいる
ゆー
- 紹介したい人...?
隼叶
- うん
ゆー
- 誰……?僕はゆーだけがいればいいよ?
隼叶
- グループホームで出会った人
ゆー
- うん
隼叶
- 友達...?
隼叶
- そう
ゆー
- すごくいい人だからしゅんとにも紹介したくて
ゆー
- そうなのね
隼叶
- ゆー大丈夫?
隼叶
- なにが?
ゆー
- ゆー騙されてない?
隼叶
- 今までも悪い男に何かされたりしたじゃん
隼叶
- だからその人も悪い人だったらどうするの?
隼叶
- 大丈夫だよ、この人は本当にいい人だから
ゆー
- 本当に...?心配……
隼叶
- グループ作りたいからしゅんとも参加してくれる?
ゆー
- 3人で話したい
ゆー
- いいけど悪い人だったら話しないよ?大丈夫?
隼叶
- 大丈夫
ゆー
- ほんとに大丈夫な人だよね?
隼叶
- うん
ゆー
- ならいいけど
隼叶
- なにかあったらすぐに言ってね?
隼叶
- うん
ゆー
- てかもうこれグループなんだけどね
ゆー
- ほんとだ?!
隼叶
- 気づかなかった
隼叶
- うん
ゆー
- てことはその人もいる...?
隼叶
- 既読2だからまだいない
ゆー
- でも参加はしてるみたい
ゆー
- ほうほう
隼叶
- ゆー
隼叶
- ん?
ゆー
- その人とどうやって仲良くなったの?
隼叶
- グループホームに食堂みたいなところがあるんだよね
ゆー
- 僕普段ご飯食べないから
一日1食は絶対に食べてねって言われてるの
ゆー
- だから仕方なく食堂にご飯を受け取りに行ってたのね
ゆー
- でも、本当に嫌だったから端の方に座って、あー嫌だなぁってなんで食べたくないのに食べないといけないの?って一人で呟いてたんだよね
ゆー
- そしたらマジそれな...お腹も空いてないのに食べろとか地獄だよねって
言って話かけてきたの、その人が
ゆー
- だからマジそれなですって言って
しばらくの間その人と話してたの
ゆー
- そのうち仲良くなってLINE交換して
遊ぶ約束もした
ゆー
- そうなんだね
隼叶
- うん
ゆー
- 趣味とかも同じだし、好きなものも同じだし、得意とか不得意なことまで同じですごく気が合うんだよね
ゆー
- へ〜、それはすごいね?
隼叶
- 僕たちでもそこまで同じじゃないのにね?
隼叶
- でも、しゅんととは両思いだから
ゆー
- それだけでもいいと思ってる
ゆー
- そうだね
隼叶
- 大切なのはお互いの気持ちだもん!
隼叶
- 好きな気持が同じだったらそれだけで十分だよね!
隼叶
- うん!
ゆー
- あ、既読ついたよ?
隼叶
- ほんとだ
ゆー
- 大丈夫かな...?僕と話して
隼叶
- 大丈夫だよ?
ゆー
- でも、ゆーの友達だからなんか悪くない?
隼叶
- 僕が横入るの
隼叶
- 邪魔だって思われそう……
隼叶
- そんなこと思わないよ
彼すごくいい人だもん
ゆー
- フレンドリーな人だからきっと大丈夫だよ!
ゆー
- そうなの?
隼叶
- うん
ゆー
- 初めまして!しゅんとさん
透
- 初めまして...
隼叶
- ゆーくんからしゅんとさんの話を
よく聞いててそれで、ちょっと興味を持ってしまってぜひしゅんとさんとも仲良くなりたいなと思ってゆーくんにしゅんとさんを紹介して欲しいってお願いしてたんです
透
- そうだったんですね
隼叶
- はい!
透
- 入ってきてくれてありがとうございます!
透
- よかったから仲良くしましょ!
透
- はい...
隼叶
- 僕話すのあまり得意じゃないですけど
大丈夫ですか?
隼叶
- 大丈夫だよ!
透
- しゅんとさんが話できる時でいいですよ!
話題なら僕が振りますし
透
- ありがとうございます
隼叶
- しゅんとさんは何歳ですか?
透
- 19です
隼叶
- そうなんですね!
透
- 僕は20です!
透
- そうなんですね
隼叶
- しゅんとさんは趣味とかありますか?
透
- ゲームですかね
隼叶
- なにやるんですか?
透
- APEX 原神 マイクラ ポーカーチェイス あとホラゲとか
隼叶
- 色々やるんですね!
透
- はい
隼叶
- ゆーくん
透
- んー?
ゆー
- 莉犬くん配信やってるよ
透
- 見たよ
ゆー
- 終わっちゃった😭
ゆー
- うん😭
透
- 楽しかったね!
透
- 楽しかった😭❤
ゆー
- 推しが尊い……
ゆー
- それな...マジ尊いよね
透
- うんうん!
ゆー
- 莉犬くんの歌ってみたで1番好きな曲はなに?
透
- Since 1998.
ゆー
- いいね!
透
- 僕はね〜、人生勝利宣言が好きだよ!
透
- いいね!
僕もその曲よく歌うよ!
ゆー
- いいよね〜✨
透
- うんうん!
ゆー
- 僕ね、生まれつき障害持ってるんだ
ゆー
- だからSince 1998.の歌詞にすごく共感ができるの
ゆー
- この曲にすごく励まされたし
ゆー
- そうなんだね...
透
- よしよし……
透
- ありがとう
ゆー
- 僕も性別のことで悩んでた時期があってね
今も悩むことはあるけど、莉犬くんのおかげで好きな格好をして過ごせるようになったし、無理矢理着たくない服を着て過ごすこともなくなったから前よりは、楽に生きられてるよ
ゆー
- そうなんだね
透
- やっぱり推しの存在って強いよね
透
- うん!
ゆー
- わかるなぁ
透
- 家庭環境もよくなかったからね
どこにも居場所がなくて辛い日々を生きいた僕に莉犬くんは一筋の光をくれたんだ
ゆー
- 莉犬くんのおかげで諦めないでいれることができたし
莉犬くんのおかげで希望を持てた
ゆー
- 僕が今生きてるのは莉犬くんのおかげなの
ゆー
- 深いねぇ……
透
- 僕も、辛い時とか迷った時
莉犬くんの曲に励まされてたなぁ
透
- うん
ゆー
- いい曲ばかりだからずっと聴いてられるよね
ゆー
- それな
透
- 1番はしゅんとだけど
莉犬くんは特別な存在だから誰にも譲れないの
ゆー
- うんうん
透
- しゅんとは僕にゆーは特別だよって言ってくれるけど僕は正直よく分からなくて、しゅんとのことは好きだけど『特別』とはなんか違うっていうか、しゅんととは言葉で表せない
感情の気持ちだから特別とか、『好き』とかって
一言で表せないの
ゆー
- なるほどねぇ
透
- わかるなぁ、その気持ち
透
- 何かの言葉でその感情を決めちゃっていいのか、言葉にしていいのか
分かんないよね
透
- うん...
ゆー
- でも好きだし、愛してるし
それは伝えられるけど違う感情はどう伝えたらいいのか、なにが正解なのか分からないよね
透
- そうそう……
僕が言いたかったのはそんな感じ
ゆー
- わかるよ
透
- ありがとう😭
ゆー
- よしよし...
透
- しゅんとさんは推しとかいますか?
透
- いちょういるけど推しって言う程のことしてないのでいないです
隼叶
- あ〜、そうなの?
透
- はい
隼叶
- 誰か聞いてもいいですか?
透
- 言わないです、ゆーがいるので
隼叶
- あ〜、気にしちゃうタイプの人なのね?
透
- 気にするというより僕にはゆーという大切な人がいるので他の人の話とかあまりしたくないです
隼叶
- なるほどね〜
透
- 一途だね〜
透
- 普通じゃないですか?
隼叶
- 普通...?
透
- これが普通なんじゃないですか?
隼叶
- そうなの?
透
- はい
隼叶
- 推しの話とかしない?友達と
透
- 友達いないので分かりません
隼叶
- というかいてもしないです
隼叶
- あ〜なるほどね?
透
- そういうタイプかぁ
透
- タイプ...?よく分からないです
隼叶
- なるほど
透
- ?
隼叶
- なんでもないよ〜
気にしないで?
透
- わかりました
隼叶
- ゆーくん
透
- なに〜?
ゆー
- 今何してる?
透
- 莉犬くんの歌聴いてる
ゆー
- お〜、なんの曲?
透
- 君の方が好きだけど
ゆー
- いいねぇ、僕もその曲好き!
透
- いい曲だよね
ゆー
- うんうん
透
- 実写動画尊いな...
透
- わかる
ゆー
- もうニヤニヤ止まんないもん
ゆー
- 可愛すぎて尊い……
ゆー
- それなすぎる
透
- マジ尊いよなぁ
透
- メンバー全員かわいすぎる
透
- わかるわかるわかる!
ゆー
- ね!
透
- うんうん!
ゆー
- ……
隼叶
- しゅんとどうしたの?
ゆー
- 2人とも仲いいんだね...
隼叶
- うん!
ゆー
- しゅんとさんも仲良くしましょ?
透
- 僕はしなくて大丈夫です
ゆーがいるので。
隼叶
- あ〜ごめん
そうだよね😅
透
- はい
隼叶
- しゅんとも仲良くしようよ
ゆー
- しなくていい
ゆーがいればそれでいいんだし
隼叶
- そんなこと言わないでさ...
透くんすごくいい人だし……
ゆー
- いい人? よくわからない
僕には関係ないのにね。
隼叶
- ……なんでそんなこと言うの?
ゆー
- いいよ、ゆーくん
透
- 僕のことは気にしないで
透
- 急にグループに誘ったの僕だし
僕が悪かったよ
透
- ごめんね? しゅんとさん
透
- 別にいいです。
隼叶
- 怒ってるよね?多分だけど
透
- 知らないです
どうぞ、ゆーと仲良く喋っててください
隼叶
- え、しゅんとさんは喋らないの?
透
- 僕が喋る必要ありますか?
隼叶
- えと、あるけど
透
- ないですよね?
隼叶
- いやある...よ?
透
- 理由は?
隼叶
- 仲良くしたいから
透
- 僕はゆー以外と仲良くしたくないし
話したくもないです
隼叶
- あー、ごめん
透
- じゃあ、グループ抜けるわ
透
- ごめんね、しゅんとさん
透
- お好きにどうぞ
隼叶
- はーい
透
- え……なんで、2人とも?
ゆー
- ゆー、透さんと話しておいで
隼叶
- 僕と話してもつまんないでしょ?
隼叶
- いいよ、行ってきて
隼叶
- なんで...?
ゆー
- 僕は3人で話がしたかった
ゆー
- 僕はゆーと2人で話したかった
隼叶
- ……
ゆー
- ゆーは透さんの方が大切?
隼叶
- 僕より透さんと話したい?
隼叶
- しゅんとが大切だよ
ゆー
- それは...しゅんとの方が話したい
ゆー
- ならなんでグループなんか招待するの?
隼叶
- 僕はゆーが他の人と一緒にいるの
耐えられないって伝えよね?
隼叶
- 忘れたの?
隼叶
- ...話するのもダメなの?
ゆー
- 話するのも一緒だよ?
隼叶
- ゆーは僕が他の人と話してても
どうも思わない?
隼叶
- 僕は嫉妬するし悲しくなるし苦しくなるし怖くなるし寂しくなるよ
隼叶
- ……ごめんなさい
ゆー
- ゆーはどう思う?
僕が他の人と話してたら
隼叶
- ……嫌かな
ゆー
- 嫉妬しちゃうかも
ゆー
- 同じだよ?
隼叶
- 僕もゆーと同じ
隼叶
- やめてほしい。
隼叶
- もうこういうことしないで...おかしくなりそうだから
隼叶
- わかった...
ゆー
- ごめんなさい……
ゆー