『寂しい日々にお別れを』第1話
〖創作百合〗 第2話は次の投稿で更新する予定です!
- 私の名前は みく
みんなからは『みーちゃん』って呼ばれてる
みーちゃん
- 私には3年程付き合っている人がいる
みーちゃん
- 付き合ってる人は同性の女の子で
私は女の子しか好きになれない
いわゆるレズビアンだ
みーちゃん
- 最近、私には悩みがある
みーちゃん
- 最近も彼女とはいつも通り
喋ったり、仲良く過ごしているのだけれど、最近彼女に妹ができたんだ
その妹は彼女と同じくらいの歳で
普通に会話ができる人なの
みーちゃん
- だからか、2人はよく喋ってる
みーちゃん
- 私はそんな彼女に嫉妬してる
みーちゃん
- ずっと私だけだったのに……
みーちゃん
- 彼女には言えないけれど、この気持ちもいつかはちゃんと伝えないとな…
みーちゃん
- そんなことを思いながら私は今日も
彼女と話をしてる
みーちゃん
- ・
ゆり
- ・
ゆり
- ・
ゆり
- 今日は(土曜日)
私も彼女もゆっくり過ごせる日だ
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ゆり
みーちゃん
- どうしたの?
ゆり
- 何してるかなって
みーちゃん
- 既読だけだったから寂しい
みーちゃん
- ごめんね!
妹とお出かけしてて
ゆり
- 今はゆっくりしてるよ
ゆり
- そうなんだね……
みーちゃん
- うん!
ゆり
- みーちゃんはなにしてた?
ゆり
- ゆりからの返事まってたよ
みーちゃん
- ごめんね🥲
そんなに寂しくさせてたんだね私
ゆり
- ギュー(つ・ω・(-ω-*)ヨシヨシ
ゆり
- うん……
みーちゃん
- えへへ…
みーちゃん
- ねえ、ゆり
みーちゃん
- んー?
ゆり
- 私のこと好き?
みーちゃん
- 好きだよ?
ゆり
- なんで?
ゆり
- なんでもないよ
ちょっと心配になって
みーちゃん
- ♡(´,,•ω•,,)ノ"(,,•ω•`,,)ヨシヨシ♡
ゆり
- 私はみーちゃんのこと大好きだから
安心して!
ゆり
- うん
みーちゃん
- ありがとう
みーちゃん
- お姉ちゃ〜ん!!!
あいね
- んー?
ゆり
- お姉ちゃん今日買った洋服みようよ〜!
あいね
- あ、うん
ゆり
- 妹が呼んでるからまたあとでね!
ゆり
- うん……
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- あとでねって言ってから全然来ないな……
みーちゃん
- 寂しい
みーちゃん
- いつからだろう、こんな風に寂しい日が続くようになったのは
みーちゃん
- ゆりに妹ができてからだよね…
みーちゃん
- ゆりにとっては妹が大切だし
妹さんにとってもゆりは大切な存在だし
みーちゃん
- 私なんかがなにか言っていい訳がないよね……
みーちゃん
- だから我慢しなきゃ…
寂しいのも自分で耐えなきゃ……
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ゆり?
みーちゃん
- まだかな…?
みーちゃん
- ねちゃった?
みーちゃん
- ごめんねヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
みーちゃん
- おやすみなさい…
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- 翌朝 (日曜日)
今日も、ゆっくり過ごせる日
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ごめんね!!
昨日妹と夜遅くまでゲームしてて
メッセージ気付かなかった!!
ゆり
- おはよう……
みーちゃん
- おはよう!
ゆり
- ほんとにごめんね!
ゆり
- 大丈夫だよ…
みーちゃん
- 今日はなにするの…?
みーちゃん
- 今日は妹とクッキングする予定だよ!
ゆり
- だから昼過ぎはLINEできない
ゆり
- ごめんね!
ゆり
- そっか……
みーちゃん
- わかった
みーちゃん
- ねえ、ゆり
みーちゃん
- んー?
ゆり
- 私と妹、どっちのが大事…?
みーちゃん
- それはみーちゃんのが大事だよ
ゆり
- ほんとに…?
みーちゃん
- うん
ゆり
- よかった……
みーちゃん
- 急にどうしたの?
なにかあった?
ゆり
- ううん、なにもないよ
みーちゃん
- ただ不安になっちゃって
みーちゃん
- ギュー(つ・ω・(-ω-*)ヨシヨシ
ゆり
- (´。•ω(•ω•。`)ギュゥゥゥゥゥ♡
みーちゃん
- 離れないでね?私から
みーちゃん
- 離れないよ!ヨシヨシ( ´。•ㅿ•)ノ"(っ <。)
ゆり
- ありがとう
みーちゃん
- うん!
ゆり
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- ・
みーちゃん
- 最近、彼女との時間が減って
私がデートに誘っても妹と約束したからって毎回断られて。
本当は悲しい……すごく寂しい
彼女に会えなくて辛い。
みーちゃん
- だけどこの関係が続いてる限りは
私が我慢しなきゃよね…
みーちゃん
- そうしてればいつかゆりも
私のことをもっとちゃんと見てくれるよね……
みーちゃん