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ひとり劇場

無理してる人や、しんどいのに休めない人へ

君はひとりじゃないよ。しんどい時はしんどいって言っていいんやからね...無理しないでね。

今日もお母さんから『お腹空いたからご飯作って』って言って起こされた
最近、休む暇もなくてキツかったから
自分で作ってよってお願いしたけど
『あんたが作ってよ』って言って僕が寝てる真横に立ってずっと僕が起きるのを待ってたから、思い切って言ったの
僕が家を出ていったらご飯を作らなきゃなのはお母さんなんだよ?って
そう伝えたけど、お母さんは知らない顔して、『じゃあ、米炊いてご飯作れ。起きるまで待ってるからな』と言って部屋を出て行った
その時思った
僕はお母さんの奴隷じゃないのにね...って
今までは当たり前のようにお母さんのご飯を用意して、食器洗いも、洗濯物も全部僕がしてきて
僕もお母さんもそれが当たり前みたいになってたけどやっぱりおかしいよ
どうして僕がしんどい思いしてる時まで
そうやって言ってくるのかな
家事もご飯作るのも全部僕任せなの...?
どうして休ませてくれないの?
僕は今しか休む時間がないのに...
お母さんはさ、
僕ができないって伝えたら
『あっそ、もういいよ』って言っていつも僕を突き放そうとするよね
僕はそれが怖いから我慢して
全部してるんだよ...
今までは、お母さんがそれでいいなら
もうそれでいいやと思って僕がやりたいことも諦めて、いつもお母さんがして欲しいことを優先してきたのに
それじゃ...ダメなの?
なら、僕はどうしたらいいの?
今まで通り生きていけばいいの?
わかんないよ
お母さんはさ、
僕のこと全部否定するよね
もういいけどさ
けど、、、許せないよ
僕のことを否定するのはいいけどさ
僕の大切な人を否定するようなこと
言わないでよ
お母さんには分からないでしょ
だから言えるんだよ
簡単に言わないでよ
僕にとってはすごく大切な人なんだから
もう、その人が傷つくようなこと
言わないで……
その人は、僕が頑張ってること
いつも気付いてくれるし
無理しないでねって言ってくれるし
いつも僕のことを、大切に想ってくれてるんだよ
今日だって、『休んで』って言ってくれたんだよ
こんな僕にそうやっていつも優しい言葉をかけてくれるんだよ……
僕はその人が生きてていてくれることがただ嬉しくて、
その人が笑っていてくれたらそれだけで幸せだと思えて、
その人が僕にくれる優しさが冷えきった僕の心と身体を暖かくしてくれて
その人のそばにいるだけで僕の心はすごく満たされてるの
だから、僕はこんな想いをくれる人のことを離したくないし
お母さんがどれだけ否定しても
嫌っても、僕はこの人の傍から離れないからね。
死んでも、どこに行ってもいっしょにいるって約束したんだから
もう、お母さんといっしょにはいたくない
そのうち僕はお母さんのそばから
離れるよ
もう決めたんだ
今更、なにか言われても僕の気持ちがお母さんに傾くことなんて絶対にないよ
だからもう、全部自分でしてね
僕ね、お母さんのこと精神科の先生に相談したんだ
そしたら先生は『あなたはあなたの人生を歩んで下さい』って言われたよ
先生はね、
『お母さんのことまで貴方が全部やるのは
お母さん本人のためにもよくない』って話してたよ
だからお母さんは、自分のことは
自分でできるようになろうね
僕は、僕の人生を歩いていくって決めたから
僕はもう、独りじゃないよ
僕には大切なパートナーがいるから
だからもうお母さんに縛られなくていいんだ
泣きたい時に泣いていいんだ
しんどい時はしんどいって言っていいんだ
もうお母さんの元へは戻らないよ。
今までごめんね、お母さん
幸せになってください
...僕より

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投稿日時:2023-11-18 07:39
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