もし五つ子が優等生になったら
- ある家庭教師の日
- お邪魔します
上杉風太郎
- ・・・
五つ子
- ん?留守なのか?
上杉風太郎
- 居ないのか〜?
上杉風太郎
- え?
上杉風太郎
- カキカキ
五つ子
- えぇ〜!
上杉風太郎
- お、お前らが自ら勉強をしてるだと?!
上杉風太郎
- 雪どころが雹もふってきそうだな
上杉風太郎
- あんた失礼だわね
中野二乃
- だってお前らいつも家来ても呑気に寝てたり、スマホ見たり、ゲームしてたり、外に出て走ってたり、なんか食ってるだろ!
上杉風太郎
- てことで私たち心を入れ替えました!
中野四葉
- まぁいい俺からしたら絶好のチャンスだ
上杉風太郎
- じゃあ分からない問題があったらなんでも聞いてくれ
上杉風太郎
- ここ分からない
中野三玖
- ここはここがこうなって
上杉風太郎
- 分かったありがとう
中野三玖
- パクパク
中野五月
- え?
1番真面目そうな五月が今日は真面目じゃねぇ
上杉風太郎
- ポチポチ
中野二乃
- こいつもスマホいじってるし
上杉風太郎
- zzz
中野一花
- 一花のやつも寝てるし
上杉風太郎
- カキカキ
中野四葉
- 四葉はちゃんとやってるな
上杉風太郎
- はい!
中野四葉
- 結局ちゃんとやってんのは2人だけかよ
上杉風太郎
- やっぱりこいつらには優等生の言葉は程遠いな
上杉風太郎