暇な時にお読み下さい。
長いです。(恋愛、感動)誤字は許して
- ⚠️感動系(?)です。⚠️
- これは、病院で会った男女2人のお話。
- 俺はいつものように病室にある窓からの桜の木を眺めていた。
- 元々体が弱かったから俺は昔からこの病院にいる。
- 暇だな....
直斗
- そう呟いても誰も答えてはくれない。
- 俺は気分転換に病院の屋上へ行った。
- はぁ....
直斗
- やっぱり外の空気は美味しい....
直斗
- ベンチに座り、そう俺が呟くと
- そうですねぇ、
○○𓂃 𓈒𓏸
- とても綺麗な声がした。
- いつもは誰もいないはずの屋上。
- 1人の女の子が俺の隣に座っていた。
- えッ....
直斗
- あ、すみません、
○○𓂃 𓈒𓏸
- この病院の屋上あまり人がいないので、
○○𓂃 𓈒𓏸
- 久しぶりに人がいてつぶやいていたから、
○○𓂃 𓈒𓏸
- あ、ごめんなさい
直斗
- ....?
○○𓂃 𓈒𓏸
- 俺が謝ると「どうして謝るの?」という顔をしていた。
- あ、無意識に謝ってました...w
直斗
- あ、ww
○○𓂃 𓈒𓏸
- そうでしたか、w
○○𓂃 𓈒𓏸
- 元々女嫌いな俺。
- でも、
- 君となら仲良くなれそうな気がした_____
- そういえばお名前...なんて言うんですか、?
○○𓂃 𓈒𓏸
- あ、直斗です。
直斗
- そちらは?
直斗
- ○○です!
○○𓂃 𓈒𓏸
- ○○さーん
看護師的な(?)
- あ、ごめんなさい
○○𓂃 𓈒𓏸
- 全然
直斗
- ではまた!
○○𓂃 𓈒𓏸
- すごく一瞬だったけど、
- 俺は君に恋をしたのかもしれない。
- 翌日
- 今日も何も無い暇な一日だと思っていた、
- コンコン
- ん...誰だろう..
直斗
- 親かな、?
直斗
- 久しぶりの来客に期待をしながら
- 俺は「はーい」と声を上げた。
- 失礼しますっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- え...
直斗
- えへへ、
○○𓂃 𓈒𓏸
- 急に来ちゃってすみません、笑
○○𓂃 𓈒𓏸
- 嬉しかった。
- 君とまた会えるなんて。
- 全然
直斗
- 彼女はにっこり笑った。
- その笑顔はまるで
- キラキラ光る太陽だった。
- あれ、
○○𓂃 𓈒𓏸
- これ...
○○𓂃 𓈒𓏸
- ん、?
直斗
- 彼女のことを考えていたら、彼女が声を上げた。
- 彼女が指を指した先は
- 俺のパソコンだった。
- そのパソコンには、俺が作ったオリジナル曲が映っていた。
- これ、直斗君が作ったの?
○○𓂃 𓈒𓏸
- うん...そうなんだよね、
直斗
- へぇ!すごいっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 俺、歌い手目指してて、
直斗
- 歌い手って...オリジナル曲とかも作るんだッ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- ねぇ!聞かせてよ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 彼女が目を光らせながら言った。
- じゃあちょっとだけ..
直斗
- やったッ!!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 彼女が喜ぶ姿を見て、俺は少しだけ体が元気になった気がした。
- 俺の曲を聞いた後、彼女はこう言った。
- すごく素敵....
○○𓂃 𓈒𓏸
- 彼女にそう言って貰えるだけで嬉しかった。
- 数日後
- あ、ここの病室...俺のとこより桜の木よく見える...
直斗
- 今日は俺が彼女の病室へ行った。
- 毎日交互に
- 俺の病室→彼女の病室→俺の病室
- という感じで行き来している。
- そうなんだよねぇ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- いいね
直斗
- でしょぉ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 彼女はいつでも元気そうに見えた。
- なんで...病院にいるんだろ、
- ねぇ、○○はs(((
直斗
- ねぇ直斗!またs(((
○○𓂃 𓈒𓏸
- あ、
直斗
- www
○○𓂃 𓈒𓏸
- 仲良しだねっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- うん、!
直斗
- www
○○𓂃 𓈒𓏸
- あ、なんて言おうとしてたの、?
直斗
- あ、そうそう、!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 前の曲めっちゃ良かったからまた聞かせて!
○○𓂃 𓈒𓏸
- ッッ!
直斗
- 嬉しかった。
- きっと君以外に言われてもわからない。
- でも、君に言われるのは嬉しかった。
- うんッ!
直斗
- んふふw
○○𓂃 𓈒𓏸
- 元気そうに笑う君は
- すごく素敵だった_______
- あ、直斗はなんて言おうとしたの?
○○𓂃 𓈒𓏸
- あ、そうだ
直斗
- ○○はさ、なんで病院にいるの、?
直斗
- 私はね!昔から体が弱くてさぁ笑
○○𓂃 𓈒𓏸
- 病院にいないとダメなんだよねぇ
○○𓂃 𓈒𓏸
- 俺と、同じ。
- そうなんだ、
直斗
- 君も俺と同じ思いをしてきたんだ。
- もしかして、君の方が...辛い思いをしていたのかな、
- その時。病院の外で大きな風が吹いた。
- 桜が一気に舞う
- わあッ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 綺麗!
○○𓂃 𓈒𓏸
- ほんとだね、
直斗
- そうやって目を輝かせている君の方が綺麗だなんて...
- 言えないけどね。
- 翌日
- あ、曲。できたよ
直斗
- 聞かせて!
○○𓂃 𓈒𓏸
- そう言って俺の曲を流す。
- うん!やっぱりいい曲!
○○𓂃 𓈒𓏸
- これは恋の歌っぽいねっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- ここは病院だから声入れはできない。
- だから音程で作っている。
- 確かに、笑
直斗
- ねっ!笑
○○𓂃 𓈒𓏸
- 今日も君と。笑い会えてよかった。
- 俺...生きたい....。
直斗
- _______君と"一緒に"
- 私も生きたいなぁ
○○𓂃 𓈒𓏸
- じゃあ、一緒だね、!
直斗
- ッ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- うんッッ!!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 今日は...とても楽しかった。
- 翌日
- あれ、何してるの?
直斗
- 直斗が作った曲に合う歌詞書いてたの!
○○𓂃 𓈒𓏸
- え!見せて〜!
直斗
- やだ!絶対見せないからねー!
○○𓂃 𓈒𓏸
- えぇ〜
直斗
- 今度見せるねっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 今度...ね?
直斗
- 絶対、約束だよ、?
- 君と一緒にその歌詞で、俺が作ったこの曲で、
- 君と一緒に歌えるのかな、
- いつか...歌ってみたい。
- ねぇ、神様。こんなワガママな俺のこの願い。叶えてくれますか、?
- きっとそれは、まだ誰も知らない____
- 夜。
- 高校生達が自転車に乗ってはしゃいでいる。
- 俺も、元気になって学校に行きたい。
- 彼女と一緒に_______
- 数日後
- ヒュー....ヒュー...
直斗
- 苦しい。
- 辛い。
- あれ、しんじゃうのかな、?
- まだ君に言いたいこと言ってないのに....
- 直斗!大丈夫!?!?
○○𓂃 𓈒𓏸
- 待ってて!看護師さん呼んでくるっ!
○○𓂃 𓈒𓏸
- 走っちゃダメ、
- だ...め.....だよ......
直斗
- 声は届かないまま君は走っていった。
- そして俺はいつの間にか気絶していた。
- ん...あ...
直斗
- ここはいつもの病室。
- あ、○○は!?
直斗
- ○○さんは...え、っと......
看護師的な(?)
- え.....
直斗
- 絶望的だった。
- 嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ!
- 死んでないよね?死なないよね?
- 俺は急いで○○の病室へ駆け込んだ。
- ○○は機械音と共に横になって寝ていた。
- ○○...
直斗
- 泣か....ないで...よ...
○○𓂃 𓈒𓏸
- だめだよ...
直斗
- 一緒に高校に行こうよ...!
直斗
- 一緒に。
- 俺はそれだけが願いだったのかもしれない。
- ただ○○と一緒にいる。
- 一緒に笑って、
- 一緒に驚いて、
- 一緒に落ち込んで、
- それだけなんだ...
- 一緒にいたいだけなんだ....
- 俺ッずっと1人で....特に楽しくもなくて...
直斗
- でも...でもッ!
直斗
- ○○のおかげで楽しかったんだ...!!
直斗
- だからさ...ねぇ!死なないでよ!
直斗
- ごめんね....
○○𓂃 𓈒𓏸
- 何...それ....
- なんでお別れみたいな....
- やめてよ...
- 嫌だ..!
- ねぇ○○ッ!
直斗
- 好きだッ...!
直斗
- 叶わないはずだった。
- わかってたのに...
- 好きになってしまったんだ_______
- .....うん、私も。
○○𓂃 𓈒𓏸
- じゃあ...死なないでよッ....!!
直斗
- 俺が作った曲でさ!○○が作った歌詞で!
直斗
- 2人で歌ってさッ....!
直斗
- ごめんね....
○○𓂃 𓈒𓏸
- 心拍数がどんどんと減っていく。
- 彼女の寿命はあと少し。
- 最後のお別れなら笑顔で送り届けたい。
- じゃッあねッ!
直斗
- 俺の顔を見て
- 彼女は少しだけ
- 涙を流していた。
- 死にたく...なかったなぁ...
○○𓂃 𓈒𓏸
- 直...斗...最後の...お願い...
○○𓂃 𓈒𓏸
- 聞いてくれる?
○○𓂃 𓈒𓏸
- 聞くよ....
直斗
- 私の分まで....幸せになってよ....ね
○○𓂃 𓈒𓏸
- ○○ッ!!
直斗
- 俺は思い切って
- キスをした_______
- 最後に君と...結ばれたんだッ
- ○○さんは、寿命が決まってました。
看護師的な(?)
- それと、言ってましたよ。
看護師的な(?)
- 「両思いになれたらなぁ」って。
看護師的な(?)
- 未来
- プルルルル
- 直斗〜?
瑛人
- ん?
直斗
- お前が出した曲100万回再生行ってるよ!
瑛人
- え、まじで!?
直斗
- 俺は今。「なお」と言う仮名で歌い手をしている。
- あ、1つ気になった事があってさ、
瑛人
- ん?
直斗
- 作曲 なおって書いてあるじゃん?
作詞 桜って....誰?w
瑛人
- あー、
直斗
- その歌詞はね...
直斗
- 「俺が病院にいる時に作ったやつなんだよね。」
- 「その時はまだこんな恋の歌詞が書いてあるなんて思ってなかったよ。」
- 「だって、」
- 「見せてくれなかったんだもん」
- そう言った時。
- 微かに君の匂いがしたような気がした。
- ℯ𝓃𝒹