リーナ・レシア
リーナ・レシアのドラマCD風のヤツ
- ……?あぁ、レンか
リーナ・レシア
- 私がこんな夜遅くに出かけるといったら、仕事しかないだろう?
リーナ・レシア
- そうだ。妖魔を倒しに行く。それが私の仕事だからな
リーナ・レシア
- ……そんな顔をしなくてもいいじゃないか。なにも私が今日死ぬって訳じゃ、無いんだぞ
リーナ・レシア
- どうか、私のことを信用してくれ。
リーナ・レシア
- それに、私は強いぞ?妖魔なんて怖くもなんともないさ。
リーナ・レシア
- レンは……前に言ってくれたな
リーナ・レシア
- 「少しは自分の事も考えろ」って……
リーナ・レシア
- でも、私にはこの町を守る事が、生き甲斐なんだ
リーナ・レシア
- どんなに傷だらけになろうとも、私は最期までこの仕事をやり遂げるつもりだ
リーナ・レシア
- ……だって、私にできるたった一つのことだから
リーナ・レシア
- ……レン。私は今すごく幸せなんだ
リーナ・レシア
- 昔は……、自分がすごく嫌いになった時もあったけれど……
リーナ・レシア
- お母さんや妹も私を支えてくれた……。そして、……みかやレンも
リーナ・レシア
- 前に比べて私は、人と接するのがわからなくなってしまったけれど、みかや貴方がいて……自分はここにいていいのかって感じさせてくれるんだ
リーナ・レシア
- だから、私は大切な人を守りたい
リーナ・レシア
- ……そうだ、私のすべてを捧げてもいいくらいだ
リーナ・レシア
- ……ふふ、案外照れくさいな、こういうことを言うのは
リーナ・レシア
- ……………だから、そんな悲しい顔しないでくれ。私は今ここにいるんだぞ?
リーナ・レシア
- ……ああ。そうだな。確かにそうだが……死ぬのは怖くないよ
リーナ・レシア
- だから、私を……信じてくれ。ただ……それだけでいいんだ
リーナ・レシア