白雪みか
白雪みかのドラマCD風のヤツ
- やっほやっほやっほー!!白雪みかでーす!
白雪みか
- ……前から思ってたけど、「白雪」って名前、わたしにあってないよね!
白雪みか
- え??そんなことはどうでもいい??あいかわらずだなぁ、レンくんは
白雪みか
- そうだ!聞いて聞いて!さっき、川に亀がいたよ!
白雪みか
- えぇーー??それもどうでもいい??
白雪みか
- じゃあ、この間の晩御飯がハンバーグですごく美味しかったよ!
白雪みか
- …………ぇえ〜??それもものすごくどうでもいい??
白雪みか
- ……そっかー……じゃあ……
白雪みか
- リーちゃんのことって言ったら興味出てくるの?
白雪みか
- …………きゃは!そんなに動揺しなくてもいいじゃん!ホントーにレンくんはわかりやすいなぁ
白雪みか
- 言っとくけど、リーちゃんは渡さないよ?
白雪みか
- だってわたしリーちゃんのこと好きだもん。レンくんとはライバルだね
白雪みか
- ……ん?もちろんlikeのほうじゃなくてloveだよ?
白雪みか
- そういえば、レンくんにリーちゃんのことが好きって打ち明けたのは中学の時だったね
白雪みか
- そのときのレンくんもわかりやすかったよねぇ。「レンくんはリーちゃんのことがすきなの?」って聞くと一瞬時が止まったもんね、あっはは、おっかしー!
白雪みか
- そのあと水飲もうとしたら手が震えてすべって水こぼしてたよね、そしたら店員さんが「大丈夫ですか!?」って駆け寄ってきて……あはは!思い出しただけで笑いが止まらないよ
白雪みか
- ……まあそれはいいんだけど……、わたしがリーちゃんの事が好きって言った時のあのレンくんの顔……ちょっと引き気味だったよね
白雪みか
- まぁそれも無理もないんだけどさ、女の子同士だもんね。
白雪みか
- でも女の子が女の子を好きになるっていうのは、別に悪いことじゃないと思うんだよね
白雪みか
- だって、性別とかカンケーなくその子のことが好きってことなんだから
白雪みか
- さすがにわたしもあほじゃないからリーちゃんのことが好きなのは本人にも周りにも隠してるよ
白雪みか
- ……でも、レンくんよりも私のほうが勝ってると思うんだよねー
白雪みか
- え?何が?なんで?って?
白雪みか
- だってレンくん、リーちゃんと関節キスもしたことないでしょ?
白雪みか
- ほっぺにちゅーもしたことないよね?
白雪みか
- 胸も触ったことないよねぇ……
白雪みか
- あはは!おかしい!レンくん顔赤くなってるよ
白雪みか
- わたし、リーちゃんとは女子同士だからこれくらいの事はできるんだよね
白雪みか
- あ、もちろんぜんぶふざけてやったことなんだけど
白雪みか
- 女子同士だから、これくらいの事は出来る……出来るんだけど……。
白雪みか
- わたしじゃリーちゃんを幸せにすることができないんだよ
白雪みか
- 知ってる……?リーちゃんって子供が大好きなんだよ
白雪みか
- リーちゃんね、いつか私にも子どもができたらどんなに幸せか、ってこの前言ってたんだ
白雪みか
- でもね……わたしは男の子でもないし……残念ながらリーちゃんの願いは叶えられないんだよね
白雪みか
- わたしじゃあ、リーちゃんを幸せにすることは出来ないの
白雪みか
- ……だから、リーちゃんを幸せにできるのは、君しかいないんじゃないかな
白雪みか
- ……なーんてね!リーちゃんの運命の人がレンくんだとは限らないしね!
白雪みか
- あーあっ、わたしもレンくんと同じで男の子だったら良かったのになぁー!レンくんのことがうらやましーかも
白雪みか
- えっ?胸がないから男の子にもなれる?もー、今は胸の話じゃない!
白雪みか