*野郎LINEの裏側*その4
ライ主♀。前回から3ヶ月くらい経ってそうな気がします。金銀と違いポケスペのシルバー×クリスはもう少し大人っぽいイメージがあります。
- 別の日
- ……はぁ。
コトネ
- ……コトネ?
ライバル
- あ、ライバルくん……偶然だね。どうしてチャンピオンロードなんかにいるの?
コトネ
- 修行だ。この辺のトレーナーやポケモンは強いのが多いからな。
ライバル
- そう。……
コトネ
- コトネ……?元気ないぞ。まさか、体調でも悪いんじゃ……。
ライバル
- うん?私は元気だよ。ただ、
コトネ
- ただ?
ライバル
- ただ、うん……
……やっぱりいいや。大丈夫。
コトネ
- おい。そこまで言っといて無しはないだろう。教えろよ。
ライバル
- ……う。
コトネ
- もしかして……俺には言えないことか?
ライバル
- い、いや!違うの!そんなわけじゃないんだけど。
……その、あのね、
コトネ
- ……。
ライバル
- 私たち……ほんとに付き合ってるのかな?って……。
コトネ
- え?それはどういう意味……。
ライバル
- だってライバルくん!付き合ってもなにも変わってないじゃない!
コトネ
- 変わったと言えば会う回数が増えたからその分バトルの量が増えただけ!
コトネ
- え、あ……俺は、お前と居られればそれで……。
ライバル
- 私はもっとライバルくんといろいろしたいの!
例えば……手、繋いだりしたいの!そういうのが乙女の憧れなのよ!!
ライバルくん全然分かってないよね!?
コトネ
- うっ。わ、悪い……。
ライバル
- なんで私のこと好きって言ってくれたの……私、これから楽しくなるなって……期待したんだから……。
コトネ
- ライバルくんは……手繋ぐとか、嫌?
コトネ
- 嫌じゃない!ただ、少し気恥ずかしくて……お前の気持ちなんて考えてなかった。
悪かったから怒らないでくれ。
ライバル
- ん……分かってくれたらそれで、いいんだけど……。
コトネ
- じゃあ、……手、借りてもいいか?
ライバル
- え。やだ。
コトネ
- どっちなんだよ?!
ライバル
- ムード!ってやつがあるのよライバルくん!!私はね、手繋ぎながらショッピングしたりデートしたいの!こんな薄暗い洞窟は嫌なの!
迷った時手繋いでくれるのは嬉しいけどね!!
コトネ
- んん……?
なら、とりあえずここを出て場所を移せばいいのか?
ライバル
- そういうこと。
コトネ
- ……わ、わかった。
どこに行きたい?
ライバル
- ライバルくんにお任せするわ。
コトネ
- ……!ああ。とりあえず、こっちだ。
ライバル
- うん。
コトネ