限られた時間
月曜日から毎日投稿します!
- 続きデス
主
主
主
主
主
主
主
主
- このとき、俺は強く心のなかで思った。残りの時間で〇〇にとって悔いの無い人生に出来たら…と
先生
- お兄ちゃん!家で莉犬が待ってるでしょ?もう今日は帰っていいよ?
〇〇
- で、でも…
ジェル
- 私のことなんて気にしないで!ね?
〇〇
- じゃあ明日また入院に必要なもの持ってくるな
ジェル
- ありがとう
〇〇
- ガチャ(病室から出る)
〇〇
〇〇
〇〇
- 3ヶ月…
〇〇
- それは、長いようで短い期間
〇〇
- 俺が〇〇と変われたら…そう思った
〇〇
- あいつは苦しいのに何もしてやれない…そんな俺が憎かった
〇〇
- ただいま…
ジェル
- おかえ!…り…?
さとみ
- 〇〇は?
さとみ
- それが…
ジェル
- 俺はすべてを話した
ジェル
- そう…なのか
さとみ
- 病院では
さとみ
- ゴホゴホ
〇〇
- あ…学校行けないってるぅとくんに言っておかなきゃ
〇〇
- 電話
〇〇
- プルルル
〇〇
- もしもし?
るぅと
- どうしました?
るぅと
- 私しばらく学校行けないから!ごめんね
〇〇
- 何かあったんですか?
るぅと
- (ごめんね。るぅとくん)
〇〇
- ただ学校に行けないってことを伝えたかっただけだから!
〇〇
- じゃあね!
〇〇
- プチッ
〇〇
- 私は勢いで電話を切ってしまった
〇〇
- ごめん…ごめんね…(泣)
〇〇
- ころんくんにも電話かけなきゃ
〇〇
- プルルル
〇〇
- あ!〇〇?
ころん
- あのね…ころんくん…
〇〇
- な…何?そんな改まっちゃって
ころん
- スゥーーー
〇〇
- 私と別れてほしい
〇〇
- え?
ころん
- 理由は?
ころん
- 僕…何か変なことした?
ころん
- 理由は教えられない…
〇〇
- いや…教えたくない。変な心配かけたくないから
〇〇
- ごめんなさい!
〇〇
- じゃ
〇〇
- プチッ
〇〇
- 胸が苦しい…
〇〇
- これは、病気じゃない
〇〇
- 恋だ
〇〇
- 私自身はまだころんくんのこと大好きなのに…
〇〇
- 別れなきゃいけないなんて…
〇〇