限られた時間
新しい物語です!ジェルくんメインです
- ころんくん 彼氏
莉犬くん 弟
さとみくん 先輩
ジェルくん お兄ちゃん
るぅとくん 幼馴染
ころんくんと、ジェルくんとさとみくんは、仲がとてもいい
〇〇
- えっ…
ジェル
- えっ…
〇〇
- 始まりは数日前のことだった
〇〇
- 〇〇ー?朝やでー
ジェル
- 俺は、いつものように〇〇を起こしに行った
ころん
- すると、
ころん
- ハァーハァーハァーハァーハァー
〇〇
- 目の前にいた〇〇は、いつもの〇〇ではなかった
〇〇
- ど…どうしたの!?
ジェル
- 体全体が痛い…の…
〇〇
- き…救急車
ジェル
- はい…はいお願いします
ジェル
- −−−−−−−−−−−−−−−−
ジェル
- もしもし?
ジェル
- さとみ
ジェル
- ちょっと俺病院行ってくるから莉犬のこと見ててほしいんだけど
ジェル
- りょうかい
さとみ
- 病院
救急救命士さん
- 〇〇さんは、あと余命3ヶ月です。
先生
- 今に至る
先生
- そう…ですか
〇〇
- とりあえず入院してもらいます。しばらく様子を見て少しでも良くなってきていたら家で、悪くなっていれば入院を続けるというかたちで
先生
- 分かりました
〇〇
- このとき俺は正直頭の中が真っ白だった。あんなに元気で明るい〇〇があと3ヶ月しか生きられないなんて…考えられなかった。というより考えたくなかった。
先生
- 〇〇は、悲しくないん?
ジェル
- もちろん悲しいよ…お兄ちゃんにも、弟にも、彼氏にも、先輩にも、幼馴染にも…会えなくなるなんて
〇〇
- でも、受け入れなければならない…これが私の人生
〇〇
- 〇〇…
ジェル
- (*´ω`*)
ジェル
- 〇〇…俺より大人になったな(笑)
ジェル
- そんなことないよ
〇〇
- このとき、俺は強く心のなかで思った。残りの時間で〇〇にとって悔いの無い人生に出来たら…と
先生